結論:痩せるつもりが太ってしまうダイエット法、意外と多いんです!
「ダイエット、頑張っているのに痩せない…」
「一瞬は痩せたけど、すぐリバウンドした」
その原因、“間違ったやり方”をしているからかもしれません。
ダイエットは正しい方法で行えば必ず成果が出ます。
しかし、よかれと思って実践していることが、実は代謝を下げ、脂肪をためやすい体にしていることも少なくありません。
本記事では、そんな「一見よさそうに見えて、実は逆効果」なダイエット方法を、ランキング形式で5つご紹介します。
あなたのダイエット法にも当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
【この記事でわかること】
• 痩せるどころか逆効果になるダイエット方法とは?
• なぜそれが太る原因になるのか?科学的・生理的な理由
• リバウンドを引き起こす典型的なNG習慣
• 正しく痩せるための考え方や改善のヒント
【ランキング】実は太る原因になるNGダイエット法5選
第1位:無理に朝食を抜く

「朝は食べないほうが痩せる」という誤解、まだ信じていませんか?
確かに一時的に摂取カロリーは減りますが、それ以上に大きなデメリットがあります。
朝食は“体内の代謝スイッチ”を入れる最初の食事です。
これを抜くと、体は「まだ寝ている状態」と勘違いし、代謝が上がらない=1日中脂肪が燃えにくい状態になってしまいます。
また、空腹時間が長くなりすぎることで、次の食事(昼食)で血糖値が急上昇しやすくなり、脂肪が溜まりやすくなるというリスクも。
▶雑学:朝食を毎日食べている人は、1日の総摂取カロリーが少なくなる傾向があるという海外研究も。食べたほうが太らないんです!
第2位:「○○だけ」ダイエット(リンゴだけ・スムージーだけ等)

単品ダイエットは簡単・即効性がありそうに見えますが、極端に栄養が偏り、長期的に見て太りやすい体を作ってしまいます。
特定の食品だけを食べ続けると、当然たんぱく質や脂質、ビタミン・ミネラルが不足し、筋肉量が減少→基礎代謝の低下→脂肪が燃えにくい体質に。
しかも、たんぱく質不足は肌荒れ・イライラ・疲れやすさなど体調にも悪影響を与えます。
▶雑学:筋肉は基礎代謝の最大エネルギー消費器官。1kg減ると1日あたり約50〜100kcalの消費が減る=太りやすくなる。
第3位:炭水化物完全カット

糖質制限ダイエットが流行していますが、“完全に”炭水化物をカットするのは危険です。
糖質は、脳や筋肉のエネルギー源であり、脂肪を燃焼させる際の「着火剤」のような役割も担っています。
糖質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。
その結果、筋肉量が減り、代謝が下がって太りやすい体質に変わってしまうのです。
また、極端な糖質カットで便秘・倦怠感・集中力低下が起こることもあります。
▶雑学:脂肪を効率よく燃やすためには、少量の糖質も必要。糖質がないと「脂肪は燃えない」という基本原則、覚えておきましょう!
第4位:過激な運動だけに頼る

「とにかく動けば痩せる!」とハードな運動ばかりしていませんか?
実はそれ、続かないだけでなく“太りやすい体”をつくっているかもしれません。
ハードすぎる運動は、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促し、脂肪を蓄積しやすくする性質があります。
また、過度な運動は空腹感を強め、“運動したからたくさん食べていい”という思考にもなりがち。
▶雑学:ダイエット目的の脂肪燃焼なら、「中程度の有酸素運動(早歩きや軽いジョギング)」を週3〜4回、30分以上がもっとも効果的です。
第5位:極端な食事制限(断食・1日1食など)

短期間で体重を落としたいときに選ばれがちな「ファスティング」や「1日1食」。
たしかに一時的には痩せますが、体が“省エネモード(飢餓モード)”に突入し、代謝がガクッと落ちるため、太りやすくなります。
しかも、体が「次いつ栄養が入るかわからない」と判断して、脂肪を溜め込みやすい体質にシフトしてしまうというリスクも。
▶雑学:断食で痩せても、リバウンド率は80%以上とも言われています。「痩せやすい体」を手に入れるには不向きな方法なんです。
まとめ|痩せるつもりが太っていた!?“本当に効果がある方法”を選ぼう

「頑張ってるのに痩せない…」という人は、努力が足りないのではなく、方向性を間違えているだけかもしれません。
大事なのは、続けられること・代謝を落とさないこと・栄養バランスを崩さないこと。
短期で一気に痩せる方法ではなく、「長期的に健康的に痩せる習慣」を選ぶことが、結局は一番の近道になります。
ぜひ、今回ご紹介した5つの“NG習慣”を避け、代謝が落ちにくい、太りにくい体づくりを目指していきましょう!