結論から言えば、**スーパーカブ50は“実用最強の原付”**です。
驚異的な燃費、頑丈な構造、豊富なカスタム性…それでいて維持費も安い。
ただし、「遅い」「クラッチが面倒」といった声もあるのも事実。
この記事では、スーパーカブ50を購入して後悔しないために知っておきたいポイントや比較対象、カスタム事情まで、徹底的に網羅してお伝えします。
【この記事でわかること】
• スーパーカブ50の基本スペックと特徴
• このバイクが向いている人・後悔する人の違い
• 壊れやすさや維持性
• 他バイクとの比較表
• カスタムパーツの豊富さと相場
• みんなのリアルな口コミ
• 後悔しないための選び方と市場評価
スーパーカブ50の基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
バイク名 | ホンダ スーパーカブ50 |
排気量 | 49cc |
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
カタログ燃費 | 94.0km/L(30km/h定地走行値) |
実燃費 | 約80〜90km/L |
タンク容量 | 4.1L |
航続距離 | 約320〜370km |
新車価格 | 約30万円 |
中古車価格相場 | 約18万〜28万円 |
このバイクがオススメな人
対象 | 理由 |
---|---|
とにかく燃費重視の人 | 80〜90km/Lの驚異的な実燃費。月のガソリン代が格段に安くなる |
頑丈で壊れにくいバイクを求める人 | 世界中で信頼される耐久性。10万km超えも珍しくない |
レトロなデザインが好きな人 | 1958年から変わらぬスタイル。時代を超えて愛されるルックス |
配達・通勤・通学に使いたい人 | 大型リアキャリアで積載力抜群。毎日の足に最適 |
カスタムを楽しみたい人 | パーツの選択肢が非常に多く、自分だけの一台が作れる |
スーパーカブ50は、燃費の良さや頑丈さに加え、幅広いカスタム対応力と愛されるデザインが魅力です。
「バイクにお金をかけたくない」「毎日使いたい」「壊れたら困る」という人には、間違いなくぴったりな原付。特に通勤・通学や買い物などで荷物を積む機会が多い人にとって、リアキャリア標準装備は大きなメリットです。性能と実用性を両立させた数少ないモデルと言えるでしょう。
このバイクで後悔するポイント
後悔ポイント | 内容 |
---|---|
最高速度が遅い | 実質の最高速は60km/h前後。幹線道路では流れに乗りにくい |
ギア操作が面倒 | 自動遠心クラッチ付きでも、初心者には慣れが必要 |
メットイン収納がない | ヘルメット収納スペースがなく、リアボックスは必須 |
デザインが好みで分かれる | レトロ好きにはたまらないが、現代的デザインを好む人には不向き |
2人乗りができない | 標準仕様は1人乗り。タンデムステップがない |
スーパーカブ50は優れた燃費と耐久性で定評がありますが、「速く走りたい」「楽に操作したい」「収納を重視したい」という現代のニーズと必ずしも合致しない点もあります。
特にクラッチ操作に慣れていない初心者は、「普通のスクーターの方が楽だった」と感じることも。最高速度も60km/h前後なので、車の多い道路やバイパスではストレスを感じる可能性があります。また、メットインがないため収納力はオプション次第になります。見た目や仕様に過度な期待をしすぎると、後悔につながることもあるので注意が必要です。
の壊れやすさ
故障しやすい部位 | 内容・対処法 |
---|---|
電球類(ヘッドライト・ウインカー) | 経年劣化による玉切れが多い。LED化で解決可能 |
チェーンの伸び | 走行距離1万kmを超えるとメンテ頻度増。定期張り調整で防げる |
バッテリー | 3年を超えると弱くなる傾向。こまめな始動で寿命延長可能 |
キャブレター車の始動性 | 冬場にエンジンがかかりにくい。インジェクション車なら改善 |
エンジンオイルの交換忘れ | 故障というより使用者の怠慢がトラブルを招くことが多い |
スーパーカブ50は、壊れにくいバイクの代名詞として世界中で愛されていますが、もちろん定期的なメンテナンスは必要です。特に長年使われた中古車や、メンテナンスを怠っている個体は、ライト類やチェーン、バッテリーなどの消耗品に注意が必要です。
ただし、これらは「壊れやすい」というより「消耗しやすい部品」であり、しっかりと整備されていれば10万km以上走行しても問題ないケースも珍しくありません。
とくに新しいモデル(FI車)は始動性も良く、よりトラブルフリーな日常を実現してくれます。
ライバルバイクとの比較
項目 | ホンダ スーパーカブ50 | ヤマハ JOG | スズキ レッツ |
---|---|---|---|
カタログ燃費 | 94.0km/L | 68.0km/L | 66.0km/L |
最高速 | 60km/h | 55km/h | 55km/h |
タンク容量 | 4.1L | 4.5L | 4.8L |
新車価格 | 約30万円 | 約21万円 | 約19万円 |
特徴 | クラッチ式・最強の燃費 | スクーター式で扱いやすい | 軽量&価格の安さが魅力 |
スーパーカブ50のライバルとしてよく比較されるのが、「ヤマハ JOG」と「スズキ レッツ」です。JOGはスクーター式で操作が簡単。クラッチ操作が苦手な人でも安心して乗れます。一方レッツは、車体が軽く、低価格で導入しやすいため原付デビューにも人気。ただし、どちらも燃費や航続距離ではスーパーカブに劣ります。積載性や耐久性、部品供給体制を含めると、やはりスーパーカブが“長く使うなら最強”という評価に落ち着きます。
カスタムパーツの豊富さ
カスタム部位 | 充実度 | 特徴 |
---|---|---|
リアキャリア | ★★★☆☆ | 純正+社外パーツが多数存在 |
フロントバスケット | ★★★★★ | 新聞・配達用途で選ばれる定番装備 |
サスペンション | ★★★☆☆ | 社外ロングサスなど多様な選択肢あり |
マフラー | ★★★★☆ | 性能重視・音質重視など多彩に展開 |
レッグシールド | ★★★☆☆ | カラー変更やカスタム用パーツが豊富 |
スーパーカブ50は、**“カスタムベースとして最も選ばれる原付”**のひとつです。
リアキャリアやバスケットの追加はもちろん、マフラー・ライト・シート・レッグシールドまで自由自在に交換可能。特に新聞配達や宅配ユーザー向けのパーツ展開が多く、業務用・趣味用どちらにも強いのが特長です。中には「見た目はカブ、性能は別物」レベルまで改造するカスタムマニアも。DIY志向のライダーにとっては非常に楽しめる1台です。
みんなの口コミ
良い口コミ |
---|
とにかく燃費が良すぎる。週1給油で済むのはカブだけ。 |
壊れない。10年以上乗ってもエンジンが元気。 |
カスタムの自由度が高くて、見た目も遊べる。 |
悪い口コミ |
---|
スピードが出ない。坂道は苦手。 |
クラッチ操作が意外と面倒。スクーターの方が楽かも。 |
収納がなくてメットインが恋しくなる。 |
スーパーカブ50の良い口コミでは、「燃費が最強」「10年使っても壊れない」「カスタムが楽しい」といった実用面と趣味面の両面での満足度が非常に高いです。一方、悪い口コミとしては「スピードが出ない」「クラッチが面倒」「収納が不便」といった点が挙げられます。特にスクーターと比べると快適性や手軽さでは劣るため、原付初心者や“何も考えずに乗りたい人”には向かない部分もあります。ただし、欠点を理解して選べば、非常に満足度の高いバイクです。
スーパーカブ50の5項目評価
評価項目 | 評価 |
---|---|
デザイン | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★☆ |
走行性能 | ★★★☆☆ |
快適性 | ★★★☆☆ |
カスタム性 | ★★★★★ |
スーパーカブ50は、総合的なバランスの取れた原付です。特にカスタム性と燃費性能においては、他の原付バイクの追随を許しません。デザインはクラシカルで好き嫌いが分かれるものの、根強いファンが多く、再評価の声も高まっています。走行性能や快適性に関しては及第点ですが、現代のスクーターと比べると少し劣る場面も。ただし、価格帯を考えると“実用・経済性・遊び心”の3つを兼ね備えた非常に優秀な1台です。
スーパーカブ50の中古市場と価格動向
年式 | 走行距離 | 価格相場 | 備考 |
---|---|---|---|
〜2010年以前 | 2万〜6万km | 10万〜16万円 | キャブ仕様。安いが始動性に注意 |
2011〜2016年 | 1万〜3万km | 15万〜22万円 | FI化され信頼性向上。コスパ◎ |
2017年以降 | 〜1万km | 22万〜28万円 | 現行デザイン。状態良好が多い |
スーパーカブ50は、中古市場でも非常に人気の高いモデルです。
特に2011年以降のFI(フューエルインジェクション)化モデルは、冬でも始動性が高く、燃費性能も安定しているため、価格が高騰傾向にあります。
10年以上経過したキャブ仕様モデルは格安で手に入りますが、始動性の悪さや整備の手間も増えるので、初心者にはおすすめしません。現行型の相場は新品に近く、価格差が小さいので、状態の良い中古車を見極める目も必要です。
特にリトルカブや特別仕様車はコレクター人気があるため、相場より高く取引される傾向があります。
まとめ:後悔しないために知っておくべき欠点と対策
懸念点 | 対策 |
---|---|
スピードが出ない | 交通量の少ないルートを使う/上位モデル(スーパーカブ110)を検討 |
クラッチ操作が面倒 | 練習で慣れる/スクーター型が向いているならJOG等を選ぶ |
収納がない | リアボックス・バスケットを装着してカバー |
中古の状態に不安 | FIモデル・低走行車・整備記録のある車体を選ぶ |
デザインが地味に感じる | カスタムパーツで外観をアレンジ。色変更も容易 |
スーパーカブ50は、燃費・耐久性・経済性という点ではトップクラスのバイクですが、スクーターと比べてスピードや操作性、収納面で劣る部分もあります。
後悔しないためには、**「自分が何を求めているのか」**を明確にし、それに応じて「カスタム」や「上位モデル(カブ110など)」を検討することが重要です。
もし自分で整備できるスキルがあれば、中古のキャブ車もコスパは非常に高くおすすめ。
一方で、完全ノーメンテで使いたい人には、新車またはFIモデルの選択が無難です。
バイクに“愛着”と“実用性”の両方を求めるなら、スーパーカブ50は間違いなく後悔しない選択肢です。
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