Panasonic LUMIX GH5 IIは、動画性能に特化したマイクロフォーサーズ機として2021年に登場しました。名機GH5の後継モデルでありながら、価格を抑えつつ性能をアップデート。動画配信や映像制作を強く意識した仕様で、YouTuberや映像クリエイターから高い支持を受けています。実際に使ってみると「まさに動画クリエイターのためのカメラ」という印象。4K60p 10bitの内部記録や有線・無線でのライブ配信対応など、撮影から配信までワンストップで行える完成度に驚かされました。静止画性能も必要十分で、写真と動画をバランスよく使いたい方にとって頼れる一台です。
特徴と第一印象
第一印象は「堅牢で信頼できる道具」という感じです。防塵防滴仕様のボディはしっかりとしたグリップ感があり、アウトドアや現場撮影でも安心。電源を入れると操作系は直感的で、メニュー構造も分かりやすく、初めて使う人でも迷わず設定できます。特に注目すべきは動画機能で、C4Kやアナモフィック撮影に対応し、カラーグレーディング耐性も強化。V-Log Lが標準搭載されているのも心強いです。実際に映像制作で使ってみると、編集時の柔軟性が高く「プロ機材の一歩手前」という安心感が得られました。
実際に使って良かった点
4K60p 10bit内部記録対応
編集耐性の高い映像を内部収録でき、外部レコーダーがなくても本格的な映像制作が可能。
ライブ配信機能搭載
Wi-Fi経由でYouTubeライブやFacebook Liveに直接配信可能。追加機材なしで完結します。
デュアルI.S. 2(手ブレ補正)
ボディ内とレンズ内の手ブレ補正が連動し、手持ち動画撮影でも安定感抜群。
堅牢ボディと操作性
防塵防滴仕様、深いグリップ、充実したボタン配置でプロの現場でも安心。
バリアングル液晶&高精細EVF
Vlogや自撮り、ハイアングル・ローアングル撮影も快適に行えます。
実際に使って気になった点
マイクロフォーサーズゆえのセンサーサイズ
フルサイズと比べると高感度性能やボケ量では劣ります。
AF性能はソニーやキャノンに劣る
コントラストAF方式のため、動体追従では迷うこともあります。
重量はやや重め
約727gとマイクロフォーサーズにしてはしっかりした重量感。
静止画画素数は控えめ
2030万画素は十分ですが、風景写真での高解像度を求める人には物足りないかも。
後継GH6の存在
より強力なGH6が登場しており、最新機種志向の人は比較検討が必要です。
スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2021年6月 |
| センサー | マイクロフォーサーズ Live MOS |
| 有効画素数 | 約2030万画素 |
| 動画性能 | 4K60p 10bit内部記録、C4K対応 |
| ライブ配信 | Wi-Fi/有線LAN配信対応 |
| 手ブレ補正 | 5軸ボディ内+Dual I.S.2 |
| 重量 | 約727g(バッテリー・カード込) |
| 価格 | 約16〜18万円(2025年時点) |
GH5 IIのスペックを一覧すると、動画配信を意識した機能が際立っているのが分かります。特に4K60p 10bit内部記録やライブ配信対応は、同価格帯では非常に魅力的な要素です。映像制作を本格的に始めたい人にとって、安心して選べる完成度の高い仕様といえるでしょう。
他機種との比較
| モデル | 画素数 | 重量 | 動画性能 | 特徴 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| LUMIX GH5 II | 2030万画素 | 727g | 4K60p 10bit内部 | 配信機能搭載、バランス型 | 16〜18万円 |
| LUMIX GH6 | 2520万画素 | 823g | 5.7K60p / 4K120p | 最新フラッグシップ | 24〜26万円 |
| Fujifilm X-T4 | 2610万画素 | 607g | 4K60p / FHD240p | 静止画と動画の両立 | 中古15〜18万円 |
| Sony α7 IV | 3300万画素(フルサイズ) | 658g | 4K60p | フルサイズの万能モデル | 33〜35万円 |
比較表を見ると、GH5 IIは動画性能と配信機能に特化した“バランス型”の位置づけです。最新のGH6ほど高解像度ではありませんが、価格とのバランスを考えると非常に魅力的。フルサイズのα7 IVや高解像のX-T4と比べても、動画に関しては今なお強みを持っています。
購入者の口コミ
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| ライブ配信がカメラだけでできるのは便利 | センサーサイズの小ささが弱点 |
| 4K60p 10bit内部記録は本格的な映像制作に最適 | AFがソニーやキャノンに比べると劣る |
| 堅牢で長時間撮影でも安心して使える | 後継機GH6があるので迷う |
実際の口コミからは「配信が簡単にできる」「動画性能が優れている」という声が多く見られます。一方で「センサーサイズが小さい」「AF性能が物足りない」といった意見もありました。長所と短所を理解したうえで、自分の撮影スタイルに合うかどうかを判断すると安心です。
総評|このカメラはこんな人におすすめ
LUMIX GH5 IIは、動画性能を重視するユーザーにとって理想的なカメラです。4K60p 10bit内部記録やライブ配信対応は、クリエイターにとって非常に実用的。静止画解像度は控えめですが、色再現や手ブレ補正の強さで十分補えます。価格もこなれてきており、これから動画撮影を本格化したい人や、YouTube配信を始めたい方にとってベストバイといえる存在です。
まとめ
GH5 IIは、名機GH5をベースにブラッシュアップされた「完成度の高い動画向けマイクロフォーサーズ機」です。動画性能や配信機能に強みがあり、静止画も十分に対応可能。後継のGH6が登場していますが、価格と性能のバランスを考えるとGH5 IIはいまだに魅力的な選択肢。映像制作や配信を日常的に行う方には特におすすめです。



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