ミラーレスカメラ選びで迷いやすいのが「Fujifilmの人気モデル」と「SONY α6400」との比較です。特に X-E4・X-T30 II・X-S20・α6400 は価格帯や性能が近く、初心者〜中級者に最適なカメラとして候補に挙がります。本記事では4機種を横並びで比較し、特徴・使い心地・強みと弱みを徹底解説。あなたの用途に合ったベストな1台がきっと見つかります。
【この記事でわかること】
- Fujifilm 3モデルとSONY α6400の違い
- 初心者におすすめできる理由と注意点
- スペック・価格の横比較
- 口コミや実際の使用感から見た評価
- 用途別のおすすめモデル
スペック・価格表
| モデル | 発売年 | センサー | 有効画素数 | 重量 | 動画性能 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Fujifilm X-E4 | 2021年(生産終了) | APS-C | 約2610万画素 | 約364g | 4K/30p | 中古 9〜11万円 |
| Fujifilm X-T30 II | 2021年(生産終了) | APS-C | 約2610万画素 | 約378g | 4K/30p | 中古 11〜13万円 |
| Fujifilm X-S20 | 2023年 | APS-C | 約2610万画素 | 約491g | 6.2K/30p・4K/60p | 新品 18〜20万円 |
| SONY α6400 | 2019年 | APS-C | 約2420万画素 | 約403g | 4K/30p | 新品 13〜15万円 |
各モデルの位置づけを整理すると、X-E4とX-T30 IIは軽量コンパクトな旧世代機(生産終了)、X-S20は動画性能を強化した現行モデル、α6400は発売から時間が経っても人気を保つ定番機という立ち位置です。
特徴と第一印象
Fujifilm X-E4

X-E4はレンジファインダースタイルのデザインが特徴で、見た目のクラシカルさと軽量ボディが魅力の一台。発売当初から「旅カメラ」として人気を集めました。ボディ内手ブレ補正は非搭載ながら、シンプルな操作性とフィルムシミュレーションで、写真を「撮る楽しさ」を感じやすいモデル。現在は生産終了しているため中古市場が中心ですが、コンパクトで画質も妥協したくない人にはまだまだ選択肢になります。
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Fujifilm X-T30 II

X-T30 IIはX-E4と同世代ながら、クラシカルな一眼レフ風デザインと操作ダイヤルの多さで「撮影体験」を重視したモデル。小型軽量でありながらAF性能が向上しており、初心者から中級者まで幅広く使える万能機です。残念ながらこちらも生産終了ですが、中古で状態の良い個体を選べばコスパは高く、特に「写真メイン・操作性重視」の人には今も根強い支持を得ています。
Fujifilm X-S20

X-S20は2023年登場の現行モデルで、動画性能や手ブレ補正を大幅に強化。特に6.2K撮影や長時間録画対応、Vlogモード搭載など、動画用途で本領を発揮します。グリップも深く持ちやすいため長時間撮影も快適。重量は少し増しましたが、それでも十分コンパクトで「静止画も動画も欲張りたい人」に最も向いた一台。価格はやや高めですが最新機能をフルに楽しめるのが魅力です。
SONY α6400

α6400は2019年発売ながら、瞳AFの優秀さやバランスの良さで今もロングセラー。軽量ボディと豊富なEマウントレンズ群で「拡張性」に強みがあります。動画性能は4K/30p止まりですが、カラープロファイルや外部マイク端子も備え、YouTube撮影にも十分対応可能。古さはあるものの、完成度の高さと中古を含めた安定した流通量で、安心して選べるモデルです。
実際に使って良かった点
Fujifilm X-E4
・軽量コンパクトで持ち歩きやすい
・デザイン性が高く、所有欲を満たす
・フィルムシミュレーションで撮って出しが楽しい
Fujifilm X-T30 II
・操作ダイヤルが多く直感的に使える
・AF性能が安定しており静止画に強い
・コンパクトながら画質は上位機並み
Fujifilm X-S20
・6.2K/4K60p対応で動画に強い
・手ブレ補正搭載で失敗が減る
・深いグリップで長時間撮影も快適
SONY α6400
・瞳AFが非常に優秀で失敗が少ない
・Eマウントレンズが豊富で拡張性が高い
・静止画・動画どちらもバランス良く対応
気になった点
Fujifilm X-E4
・手ブレ補正がないため動画や暗所は不利
・生産終了で新品入手が難しい
・バリアングル液晶ではない
Fujifilm X-T30 II
・こちらも生産終了で今後は中古頼み
・バッテリー持ちがやや短い
・動画性能は最新機種に比べ見劣り
Fujifilm X-S20
・価格が高めで初心者にはややハードルあり
・重量がやや増して携帯性は落ちる
・本格動画撮影では熱対策が必要になる場合も
SONY α6400
・ボディ内手ブレ補正が非搭載
・発売から時間が経ちUIはやや古さを感じる
・動画は4K/30p止まり
用途別おすすめモデル
| 用途 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 旅行・スナップ | Fujifilm X-E4 | 軽量でおしゃれなデザイン。持ち歩きやすく旅カメラに最適。 |
| 写真メイン | Fujifilm X-T30 II | 操作ダイヤルが充実し、直感的に設定変更が可能。撮影体験を重視する人に。 |
| 動画・Vlog | Fujifilm X-S20 | 6.2K動画や手ブレ補正が強力。動画主体の人にベスト。 |
| バランス重視 | SONY α6400 | AF性能とレンズ資産が強力。静止画・動画どちらも安心。 |
購入者の口コミ
| モデル | 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|---|
| Fujifilm X-E4 | 「小さくて旅に最適。フィルムシミュレーションが最高」 | 「手ブレ補正がなく動画は厳しい」 |
| Fujifilm X-T30 II | 「操作が直感的で写真を撮るのが楽しい」 | 「バッテリーがすぐ減る」 |
| Fujifilm X-S20 | 「動画も静止画も両方楽しめる万能機」 | 「価格が高く初心者には手を出しづらい」 |
| SONY α6400 | 「瞳AFがすごく便利。失敗写真が減った」 | 「ボディ内手ブレ補正が欲しかった」 |
どんな人におすすめか
| モデル | おすすめな人 |
|---|---|
| Fujifilm X-E4 | 旅や日常を気軽に記録したい人、コンパクトさ重視の人 |
| Fujifilm X-T30 II | 写真撮影の操作感を楽しみたい人、ダイヤル操作派 |
| Fujifilm X-S20 | 静止画も動画も妥協せず使いたい人、Vlogや配信も考えている人 |
| SONY α6400 | AF性能を重視する人、将来的にレンズ資産を広げたい人 |
まとめ
今回比較した4機種は、それぞれ立ち位置が明確です。
- X-E4・X-T30 II → 生産終了ながら軽量でコスパも高い
- X-S20 → 静止画も動画も最新機能で楽しめる現行万能機
- α6400 → 発売から時間が経っても堅実に使えるロングセラー
「旅や日常ならX-E4」「写真を本格的に楽しむならX-T30 II」「動画重視ならX-S20」「バランスならα6400」という選び方が失敗しないコツです。







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