私はこれまでにZV-E10、ZV-1、α6400、G100DなどのVlog向けカメラを実際に使ってきました。その中でもZV-E10 IIは、「軽くて使いやすくて、それでいて動画に強い」カメラを探している人にとって、かなりバランスの取れた1台だと感じています。
見た目はZV-E10とほぼ同じで「正直どこが違うの?」と思う方も多いかもしれませんが、実際に使ってみると随所に改善点があり、特に動画撮影においての快適さがアップしています。とはいえ、弱点もゼロではありません。この記事では、その実体験をもとに良かった点・気になった点・他モデルとの違いを詳しくレビューします。
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実際に使って良かった点(強み)

直感的に使えるUI
• 設定変更もスムーズで、説明書なしでもすぐ撮影可能。タッチ操作もわかりやすく、動画初心者でも迷いません。
高音質な内蔵マイク
• 内蔵マイクとは思えないほどクリアな音質で、屋内撮影では外部マイク不要。周囲ノイズも軽減されています。
軽量で疲れにくい
• 本体重量約377g。旅先で一日中持ち歩いても負担にならず、ジンバルとの相性も良好です。
YouTubeなどの動画投稿に最適
• フルHD120fpsや4K30fps対応で、高画質かつ滑らかな映像が撮影可能。商品レビューやトーク動画にも向いています。
USB-Cで撮影中給電可能
• 長時間のライブ配信や収録にありがたい。PD充電対応モバイルバッテリーと組み合わせると電源問題は解消します。
気になった点(弱み・注意点)

手ブレ補正が電子式のみ
• ボディ内手ブレ補正(IBIS)は未搭載。歩きながらの撮影ではブレが気になります。三脚・ジンバル使用推奨。
ファインダーがない
• 晴天屋外ではモニターが見づらくなることも。写真メインの方には物足りないかもしれません。
バッテリー持ちは控えめ
• 動画中心で使うと1本では半日程度が限界。予備バッテリーはマストです。
ZV-E10との違いが分かりづらい
• 外見はほぼ同じで、スペックの進化も控えめに見えるため、乗り換えを迷う方も多いはず。
写真撮影ではα6400などに劣る
• EVF(ファインダー)や連写性能が弱めなので、スナップや動体撮影には不向き。
他機種との比較(ZV-1 II・ZV-E10・α6400との違い)
| 項目 | ZV-E10 II | ZV-E10 | ZV-1 II | α6400 |
|---|---|---|---|---|
| ファインダー | × | × | × | ○ |
| 手ブレ補正 | 電子式 | 電子式 | 光学式 | なし |
| モニター | バリアングル | バリアングル | バリアングル | チルト式 |
| 重量 | 約377g | 約343g | 約292g | 約403g |
| 動画性能 | 4K30p / FHD120p | 4K30p / FHD120p | 4K30p / FHD120p | 4K30p / FHD120p |
| UIの使いやすさ | ◎ | ○ | ◎ | △ |
| 本体価格(平均) | 約10.5万円 | 約9.5万円 | 約11万円 | 約11.5万円 |
ZV-E10 IIはZV-E10の後継として位置づけられますが、操作感やマイク性能が向上し、より動画特化に磨きがかかっています。一方でα6400は写真性能・ファインダー搭載など静止画ユーザー向け、ZV-1 IIはコンパクト性を重視した固定レンズ機です。自撮り・動画投稿をメインにしたいならZV-E10 IIは最もバランスが良い選択肢でしょう。
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旧モデル(ZV-E10)との進化点まとめ
| 項目 | ZV-E10 II(新型) | ZV-E10(旧型) |
|---|---|---|
| UI | 新インターフェース搭載 | 旧ソニーUI |
| マイク性能 | 高性能3カプセルマイク | 標準内蔵マイク |
| モニター操作 | タッチ対応範囲拡大 | 限定的操作 |
| オートフォーカス | 被写体認識性能アップ | 標準性能 |
| カスタム機能 | Fnボタンやカスタムメニュー追加 | 基本的なカスタマイズのみ |
ZV-E10 IIはパッと見では旧型とほとんど同じですが、実際に触ってみると操作感・レスポンス・音質などの面で確かな進化を感じます。とくに動画クリエイターにとっては、UIの改善とマイク性能の向上は非常にありがたいポイントです。
↓ZV-E10のレビューはこちら↓
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購入者の口コミ・評判
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| UIが直感的でわかりやすく、初心者でもすぐに使える。 | ファインダーがなく、屋外では画面が見づらいと感じることがある。 |
| 内蔵マイクの音質が高く、外部マイクなしでも十分。 | ボディ内手ブレ補正がなく、歩き撮影では映像がブレやすい。 |
| USB-C給電対応で、長時間のライブ配信も安心。 | ZV-E10と外観がほぼ同じで、進化感が薄いと感じる人も。 |
| 軽くてコンパクト、女性や旅行用途でも疲れにくい。 | レンズキットの選択肢が限られており、追加投資が必要な場合もある。 |
YouTube初心者やスマホからステップアップしたい人たちの評価は非常に高く、「買って後悔なし」という声も多いです。一方で、明確なスペック向上を期待していた人には物足りなさを感じる面も。
まとめ:こんな人にZV-E10 IIはおすすめ!
• YouTubeやVlogなど、動画を中心に撮影したい初心者
• 軽量でコンパクトなカメラが欲しい人
• UIがわかりやすく、直感操作を重視する人
• マイク性能も大事にしたい人(外部マイクを買いたくない人)
• ライブ配信や長時間収録をしたい人(USB給電)
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