動画中心の撮影を初めて考えている方、旅行やセルフィー投稿に安定したカメラを持ちたい方に向けて、Sony ZV‑E10・Sony ZV‑1 II・Nikon Z30・Panasonic G100Dの4機種を徹底比較します。
私自身もVlog用途で実機を使いながら評価したリアルな感想をもとに、初心者向け視点でポイントをわかりやすくまとめています。
スペック比較表
| モデル | センサー | 動画性能 | 手ブレ補正 | 画質 | 重量 | 特徴 | 価格相場(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Sony ZV‑E10 | APS-C 24.2MP | 4K30p(クロップあり) | レンズ依存+電子IS | 高画質・Eマウント豊富 | 約343g | 交換レンズ式Vlog特化 | 約10万〜12万円(パワーズームキット) |
| Sony ZV‑1 II | 1インチ 20MP 固定レンズ | 4K60p / FHD120fps | 光学+電子手ブレ補正 | 高画質・コンパクト | 約206g | 超軽量高性能コンデジ | 約11万〜13万円 |
| Nikon Z30 | APS-C 20.9MP | 4K30p(無クロップ) | レンズ依存+電子IS | Vlog向けAPS-C高品質 | 約405g | 動画特化ミラーレス | 約9万〜11万円(標準レンズキット) |
| Panasonic G100D | MFT 20.3MP | 4K30p / FHD60p | 電子IS+レンズ補正 | コンパクトで使いやすい | 約352g | 軽量音質重視モデル | 約7万〜9万円(標準レンズキット) |
各モデルの特徴と評価
Sony ZV‑E10

ZV‑E10は、Vlog向けに開発されたソニーのAPS-Cミラーレスカメラです。大型センサーによる自然なボケ味、キレのある映像、信頼性の高いオートフォーカスを備え、YouTube撮影にも配信にも対応。レンズ交換が可能なため、撮影の幅も広がります。映像・音声ともにレベルが高く、本格的な映像制作にも対応できる優秀な1台です。
強み
• APS-Cセンサーで高画質&美しいボケ味
• 顔・瞳AFの精度が高く初心者でも安心
• バリアングルモニター&外部マイク端子完備
• USB給電対応で長時間収録OK
• レンズ交換により撮影の幅が広がる
弱み
• ボディ内手ブレ補正がない
• レンズ込みだとやや重くなる(約400g〜)
• 本体の操作系が初心者にはやや複雑
• 電子手ブレ補正は画角が狭くなる
• 本体のみでは音質はそこそこ(外部マイク推奨)
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Sony ZV‑1 II

ZV‑1 IIは、1インチセンサーを搭載した高性能なVlog用コンデジです。広角18mmからのズームレンズは自撮りや日常の撮影に最適で、商品レビューに便利なフォーカス切替機能なども搭載。手ブレ補正やオート露出・顔追尾などVlogに嬉しい機能が詰まっており、軽量で持ち運びも快適です。
強み
• 軽量・コンパクト(約206g)で携帯性抜群
• 広角18mmスタートのレンズで自撮りしやすい
• 商品紹介モードなどVlog特化の機能が豊富
• 光学+電子手ブレ補正で歩き撮影も◎
• USB給電対応・風防付きマイクで配信にも対応
弱み
• レンズ交換ができない(固定レンズ)
• 背景ボケはやや弱め(1インチセンサー)
• 暗所性能はAPS-Cに劣る
• バッテリー持ちは短め
• ズームが電子式でやや操作しづらいと感じる人も
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Nikon Z 30

Z 30は、ニコンがVloggerや動画初心者に向けて展開したAPS-Cミラーレス機です。無制限録画、明るい映像、Zマウントレンズの描写力など、静止画メーカーらしいクオリティの高さが魅力。YouTube・TikTok用の動画撮影にもバランスが取れており、カメラ初心者でも操作しやすい工夫が施されています。
強み
• 無制限録画&バリアングルモニターで撮影自由度が高い
• APS-Cセンサーで高画質&ボケ感も出しやすい
• Zマウントの描写力とAFの信頼性が高い
• USB給電可能で配信・ライブにも対応
• フロントRECランプなど動画用UIが充実
弱み
• ボディ内手ブレ補正が非搭載
• 電子手ブレ補正使用時はクロップあり
• Zマウントレンズがまだ少なめ&高価
• オートフォーカス速度はソニーほど高速ではない
• 外部マイクは必要(内蔵マイクは普通)
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Panasonic Lumix G100D

G100Dは、マイクロフォーサーズ規格の中でも特に「音声性能」に優れたモデル。NokiaのOZO Audio技術により、外付けマイク不要でクリアな音声収録が可能。軽量コンパクトな設計で持ち歩きやすく、Vlogや旅行動画にも向いています。画質よりも「手軽に、失敗なく撮れる」ことを重視した設計です。
強み
• OZO Audio搭載でマイク無しでも高音質
• 約346gと非常に軽く、バッグに入れやすい
• シンプルなUIで操作がしやすい
• Vlog撮影に配慮した自動構図調整機能あり
• USB給電やライブ配信にも対応
弱み
• 電子式手ブレ補正のみで歩き撮影に弱い
• 背景ボケや暗所性能はやや弱い(MFTセンサー)
• 高速AF性能はソニー・ニコンに劣る
• 外観がやや古さを感じさせるデザイン
• 純正レンズが一部高めで選びづらい
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注意すべきポイント比較
| 懸念点 | ZV‑E10 | ZV‑1 II | Z30 | G100D |
|---|---|---|---|---|
| レンズ交換可? | ◎(Eマウント対応豊富) | ✕(固定レンズ) | ◎(Z DXレンズ対応) | ◎(MFT資産多) |
| 4K60p撮影 | ✕(30pまで) | ◎ | ✕(30pまで) | ✕(30pまで) |
| 手ブレ補正 | △(EISのみ) | ◎(光学+電子) | △(EISのみ) | △(EIS+レンズ依存) |
| AFの追従性能 | ◎(顔認識優秀) | ◎(高速AF) | ◯(安定だが簡易) | ◯(静止画中心ならOK) |
| 携帯性(重さ) | ◎ | ◎(最軽量) | ◯(やや重め) | ◎ |
結局どれを選ぶべき?用途別おすすめ
| 用途・目的 | おすすめモデル |
|---|---|
| 本格的なレンズ交換や拡張性が欲しい | Sony ZV‑E10 |
| 高画質動画、スローモーションを重視したい | Sony ZV‑1 II |
| 初心者でも簡単にVlogを始めたい | Nikon Z30 |
| 軽さと音声品質、自撮りを重視したい | Panasonic G100D |
総評:初心者でも使いやすいVlogカメラとは?
この4機種はいずれもVlogや動画撮影にフォーカスしたカメラですが、選び方は「拡張性」「携帯性」「画質」「操作しやすさ」など何を優先するかで変わります。
あらかじめ自分がどんな動画をどのように撮りたいかを明確にしておくと、迷いなく選べます。
気になるモデルについてさらに詳しいレンズ比較や作例レビューも可能ですので、ぜひお気軽にお知らせください!







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