ホンダ XR400モタード徹底解説|後悔・故障・比較・カスタムまで網羅!軽快モタードの元祖的存在とは?

400cc

オンもオフも遊び倒せる万能モタード

XR400モタードは、ホンダが2000年代前半に展開していた本格派モタードモデル

オフロードバイク「XR400R」をベースに17インチ化された車体は、軽快さと丈夫さを両立しており、峠も街乗りも林道も自在に楽しめるのが大きな魅力です。

中古市場でも根強い人気があり、「ちょっと古くてもいいから遊べるバイクが欲しい」という人にぴったりです。

XR400モタードの基本スペック

項目内容
排気量397cc
エンジン形式空冷4ストローク単気筒 OHC
カタログ燃費約35.0km/L
実燃費28〜33km/L
タンク容量9L
航続距離目安約250〜300km

タンク容量は9Lとやや小さめですが、実燃費30km/L前後なら約250〜300kmの航続距離が確保可能

車体は細身で取り回しが良く、ライダーにバイクを操る楽しさを再認識させてくれる1台です。

XR400モタードがおすすめな人

おすすめな人理由
軽快なハンドリングを楽しみたい人細身の車体と車高でコントロールしやすい
峠や林道を走るのが好きな人オンもオフも走れる万能性がある
オフロードスタイルが好みな人モタード特有のスタイルと遊び心が魅力

とにかくバイクを“操る感覚”を味わいたい人、オフ・オン両方を走りたい人には理想的な一台。

モタードならではのスタイルと、扱いやすさを両立している点が、多くのライダーを惹きつけています。

XR400モタードの後悔ポイント|購入者のリアルな声

後悔ポイントユーザーの声(要約)
足つきが悪い身長が低いとつらい/信号待ちで不安定
燃費がやや悪いタンクが小さくて給油が頻繁
振動が強い長距離だと手がしびれることもある
高速道路に弱い高回転域の伸びがなくて追い越しに不安

足つきの悪さや振動の強さなど、「街乗りでの快適さ」という観点ではやや不満が出やすいモデルです。

また、タンク容量が少なく、長距離移動では給油回数が増える点も後悔の声につながるポイントといえます。

XR400モタードは故障しやすい?|実際の注意点

故障しやすいポイント内容
キャブレター詰まりやすく、始動不良の原因に
チェーン・スプロケメンテ不足で異音や伸びが出やすい
スターター周りリレーやセルモーターに経年劣化あり
電装系ヘッドライトやウインカーの接触不良

構造がシンプルなぶん、致命的な故障は少ないですが、キャブ詰まりや電装接触不良など、年式なりのトラブルが散見されます。

定期的な整備と点検を行えば、長く付き合えるモデルです。

XR400モタードとライバル車の比較|DR-Z400SMとの違いは?

モデル名排気量馬力実燃費特徴
XR400モタード397cc32ps28〜33km/L軽量で扱いやすい・万能型モタード
DR-Z400SM398cc39ps25〜30km/L高出力・本格派スーパーモタード
セロー250249cc20ps35〜40km/L超軽量・オフ寄り入門機
WR250X250cc31ps27〜32km/L倒立フォーク・高剛性・レーサーライク

DR-Z400SMが「高出力・攻めのモタード」であるのに対し、XR400モタードは扱いやすさと軽快さが魅力の“親しみやすいモタード”。

WR250Xやセロー250と比較しても、XR400モタードは中間的な性格で、幅広いシーンで活躍します。

XR400モタードのカスタムパーツは豊富?|実情と方向性

カスタム箇所対応状況代表ブランド/内容
マフラー非常に豊富ヨシムラ・モリワキ・SP忠男など多数対応
ハンドル豊富ZETA・POSHなどで変更可能
サスペンション中程度SHOWA純正・社外サスもあり
ホイール中程度SMプロ・エキセルなどの軽量リム流用可能
外装・フェンダー豊富UFO・ACERBISなどのオフ系パーツが対応

XR400モタードは絶版車ながら、カスタムパーツが今でも豊富に入手可能

特にマフラー・外装・ハンドル周りのパーツは多数あり、軽量化やスタイル変更も自在です。

少しずつ自分好みに仕上げていけるのも、このモデルの楽しみ方のひとつです。

まとめ:XR400モタードは“遊べる中型”の完成形

XR400モタードは、シンプルながら高いポテンシャルを秘めた中型モタードバイク。

高出力や快適性よりも、“乗る楽しさ”と“万能性”を重視する人にとってはベストな相棒となります。

気軽に、でも本気で遊べる1台を探しているなら、XR400モタードは見逃せません。

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