トヨタ・ランドクルーザー250は、2024年に登場した新世代の“プラド後継”SUVです。
角張ったボディと力強いフロントフェイスが特徴で、「原点回帰」と「現代性」が見事に融合しています。
伝統の悪路走破性を受け継ぎつつ、最新装備と快適性を備えたこのモデルは、街乗りもアウトドアも難なくこなす万能SUV。
乗車定員は7名、ゴルフバッグは最大4セットを収納できる実用性も魅力です。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗車定員 | 7名 |
| ゴルフバッグ収納数 | 最大4セット(3列目格納時) |
| 積載量(参考) | 3列目格納で大容量フラットスペース(目安) |
| 0-100km/h加速(目安) | 約9秒(条件・積載により変動) |
| 平均価格(新車時・参考) | 約520万〜700万円 |
| 中古価格帯(目安) | 約500万〜700万円 |
“プラド後継”の新世代ランクル。数値はグレードや装備で前後します。
全長4,925mm、全幅1,870mm、全高1,870mmという堂々としたボディ。
エンジンは2.8Lディーゼルターボ+8速ATを採用し、低回転からトルクフルな走りを実現。
0-100km/h加速はおよそ9秒で、重厚感のある走り出しが特徴です。
燃費はWLTCモードで約11〜12km/L。
ラダーフレーム構造を採用しながらも、最新のサスペンションチューニングで乗り心地は驚くほどしなやかです。
メリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 本格走破性 | ラダーフレーム×電子制御で悪路/雪道に強い。 |
| 快適性の進化 | 最新サスで乗り心地がしなやか。長距離も疲れにくい。 |
| 7人乗り実用性 | 人も荷物も柔軟に両立。家族旅行に好適。 |
| 高いリセール | ブランド力と耐久性で下取り・売却に強い。 |
“走れる・積める・長く価値が残る”の三拍子が魅力です。
・雪道や砂利道でも安心して走れる抜群の走破性。
・7人乗りで家族や仲間との旅行に最適。
・高級感ある内装とスクエアデザインで存在感がある。
・リセールバリューが高く、資産としての価値も優秀。
・トヨタセーフティセンス搭載で長距離運転も安心。
オススメな人
| タイプ | 理由 |
|---|---|
| アウトドア派 | 林道/雪道/砂地まで余裕の走破性。 |
| ファミリー層 | 7名乗車と大容量ラゲッジで遠出が快適。 |
| 長期所有志向 | 耐久・リセールの強さで“長く付き合える”。 |
“一台で何でもこなす”万能SUVを求める人に合います。
・キャンプやスキーなど、アクティブな趣味を持つ人。
・家族でロングドライブを快適に楽しみたい人。
・走破性と耐久性を重視するユーザー。
・「一度買ったら長く乗りたい」と考える人。
後悔するポイント
| ポイント | 理由・対策 |
|---|---|
| ボディサイズ | 狭路/立体駐車で気を使う。車庫寸法とルートを事前確認。 |
| 燃費と税金 | 重量級SUV相当。走行計画とタイヤ選びで最適化。 |
| 納期/価格 | 人気で納期長め・相場高め。代替候補も併せて検討。 |
用途/駐車環境/予算を明確化すると“後悔”は出にくいです。
・車体サイズが大きく、狭い道や駐車場では少し気を使う。
・燃費はSUVとして標準的だが、軽快さより重厚感重視。
・人気モデルのため納車まで時間がかかる傾向。
・価格帯が500万円台後半からと、装備次第で高額になりやすい。
壊れやすさ
| 部位/系統 | 傾向 | 備考(目安) |
|---|---|---|
| サス/ブッシュ | オフ走行で負担 | 7〜10万kmで点検・交換検討。 |
| ブレーキ/タイヤ | 重量で摩耗早め | 走行環境に応じた早め交換が安心。 |
| センサー/電装 | 多機能化で点数多 | 定期診断・清掃でトラブル抑制。 |
予防整備を守れば“壊れにくさ”は長期維持できます。
ランドクルーザーシリーズは「壊れにくい車」として世界的にも評価されています。
ただし、オフロードを多用する場合はサスペンションやショックへの負担が大きく、定期的な点検が欠かせません。
また、電装系は多機能化によってトラブルが出ることもあるため、年1回の点検を習慣にしておくと安心です。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 狙い | ポイント |
|---|---|---|
| オールテレーンタイヤ | 走破性UP | ロードノイズ/燃費とのバランスを確認。 |
| リフトアップ/サス | クリアランス確保 | 車検適合と重心変化に留意。 |
| ルーフラック/オーニング | 積載/滞在性 | 重量配分と高さ制限に注意。 |
| TRD/モデリスタ | 上質×機能 | 純正系で品よくまとめやすい。 |
“実益+上質”を崩さないライトカスタムが相性◎です。
・リフトアップ+オフロードタイヤで本格四駆仕様に。
・ルーフラックやサイドオーニングを追加してキャンプ仕様へ。
・モデリスタやTRDエアロで上質な街乗りスタイルにも。
・LEDフォグやステップボードで利便性と存在感を両立。
ゴルフバッグ収納性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大収納数 | 最大4セット(3列目格納時) |
| 積み方のコツ | 横置き3、縦置き4が目安。ヘッド交互で効率UP。 |
| 注意点 | 固定バンドと保護マットで傷/荷崩れを予防。 |
2〜4人ラウンドまで余裕の積載力です。
3列目をたためば最大4セットのゴルフバッグが積み込めます。
バッグを横置きにすれば3セット、縦置きなら4セットも可能。
開口部が広く、荷物の出し入れもスムーズなので、ゴルフ旅行にも最適です。
ライバル比較
| 項目 | ランドクルーザー250 | ジープ グランドチェロキー | 三菱 アウトランダーPHEV |
|---|---|---|---|
| 乗車定員 | 7名 | 5名 | 7名 |
| 燃費(目安) | 約11〜12km/L | 約9〜10km/L | 約15〜16km/L |
| ゴルフバッグ収納数 | 最大4セット | 約3セット | 約4セット |
| 新車価格帯 | 約520〜700万円 | 約780〜950万円 | 約460〜600万円 |
同価格帯では、走破性と信頼性のバランスにおいてランドクルーザー250が頭ひとつ抜けています。
口コミ
| 傾向 | 内容 |
|---|---|
| 良い評判 | 「悪路でも安心」「見た目が良い」「長距離がラク」。 |
| 気になる点 | 「車幅が気を使う」「納期/価格が高め」という声も。 |
“所有満足が高い”という評価が目立ちます。
「悪路でも怖くない」「ディーゼルのトルクが心地いい」「見た目がカッコいい」など高評価が目立ちます。
一方で「車幅が気になる」「納期が長い」といった声も。
それでも、“所有する喜び”を感じさせてくれる1台として満足度は非常に高いようです。
評価
| 観点 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 総合 | ★★★★★ | 本格SUVとしての完成度が高く、所有満足度も抜群。 |
| 快適性 | ★★★★☆ | ラダーフレームながら乗り心地が柔らかく進化。 |
| 積載性 | ★★★★☆ | 7人乗り+4セット収納で実用性十分。 |
| 維持費 | ★★★☆☆ | 燃費・税金は相応。価値の高さで補える。 |
中古市場
| 年式帯 | 相場(目安) | 狙い目ポイント |
|---|---|---|
| 2024年式 | 約600〜700万円 | 低走行・保証残・無改造が安心。 |
| 初期ロット〜2025年式 | 約500〜700万円 | 整備履歴と外装コンディション重視。 |
| カスタム車 | 価格幅大 | 車検適合・純正戻し可否を要確認。 |
リセールが強く、状態重視で選べば“後悔しにくい”選択になります。
登場直後から人気が高く、中古でもプレミア価格がつく傾向。
新車に近い個体は700万円前後で流通しており、リセールバリューは国産SUV随一。
長期的に見ても“資産として残るSUV”といえるでしょう。
まとめ
ランドクルーザー250は、オフロード性能と快適な乗り味を両立した、まさに「新時代のランドクルーザー」。
家族での旅行にも、一人の冒険にも対応できる懐の深さがあります。
価格は決して安くありませんが、それに見合う満足感と信頼性を提供してくれる1台です。
“長く付き合える相棒”を探しているなら、きっと後悔しない選択になるでしょう。



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