スバル レガシィ アウトバックは、「SUVの走破性」と「ツーリングワゴンの快適性」を両立した独自の存在です。
2025年モデルではEyeSightの最新版を搭載し、安全性能がさらに向上。
北米市場中心の設計ながら、日本でも根強いファンが多い理由は、その走り・実用性・安全性の総合力にあります。
ただし「サイズが大きい」「燃費が平凡」と感じる人もおり、使い方を明確にして選ぶことが大切です。
本記事ではスペック・評判・後悔ポイント・ゴルフバッグ収納性まで詳しく解説します。
スバル レガシィ アウトバックのスペック
| 項目 | 内容(目安・仕様により変動) |
|---|---|
| 車名 | スバル レガシィ アウトバック |
| 乗車定員 | 5名 |
| ゴルフバッグ収納数 | 後席起立:3セット/後席倒し:最大5セット |
| エンジン | 1.8L 直噴ターボ(DIT) |
| 最高出力/最大トルク | 177PS/30.6kgf·m |
| トランスミッション | リニアトロニック(CVT) |
| 駆動方式 | シンメトリカルAWD |
| WLTC燃費 | 約13.0km/L |
| 0-100km/h加速 | 約8.8〜9.5秒(参考値) |
| 積載量(荷室) | 561L(後席起立時) |
| 最小回転半径 | 約5.5m |
| 車体寸法 | 4,870×1,875×1,675mm |
| 車両重量 | 約1,620〜1,700kg |
| 平均価格(新車) | 約420〜460万円 |
| 中古価格(相場) | 約250〜420万円(年式・走行で変動) |
エンジンは1.8L直噴ターボ“DIT”を搭載。
最高出力は177PS、最大トルク30.6kgf·mを発揮し、SUV並みのトルクを発生。
CVTとシンメトリカルAWDの組み合わせにより、雪道や高速道路でも安定した走行が可能です。
WLTC燃費は約13.0km/L。
ボディサイズは全長4,870mm×全幅1,875mm×全高1,675mmと大型ステーションワゴン寄りのサイズ。
乗車定員は5名で、荷室容量は561L(後席起立時)。
ゴルフバッグは後席起立で3セット、後席倒しで最大5セット収納できます。
ゆったりとした室内と上質なシートで、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。
メリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 高い走破性 | AWD+X-MODEで雪道・悪路に強い。 |
| 長距離快適性 | 静粛&上質シートで疲れにくい。 |
| 安全性能 | 最新EyeSightで予防安全が充実。 |
| 積載力 | 広いラゲッジと低めの積み込み高さ。 |
| 直進安定性 | 低重心水平対向×左右対称駆動。 |
- 走破性が非常に高い:全車AWD+X-MODEで悪路や雪道でも安定。
- 長距離快適性:シート形状と静粛性が高く、ロングドライブに最適。
- 安全性トップクラス:最新EyeSightが全方位を監視し事故リスクを軽減。
- 上質なインテリア:大型縦型モニターとソフトパッド内装が高級感を演出。
- 積載力:ゴルフ・キャンプ・旅行など多目的に使える広いラゲッジ。
特に「アウトドア×高級感」を求める人に支持されています。
オススメな人
| 対象 | 理由 |
|---|---|
| 雪国ユーザー | AWD制御と車高で冬道の安心感が高い。 |
| ゴルフ・キャンプ派 | 積載と使い勝手が秀逸。 |
| 長距離移動が多い人 | 静粛・直進安定・シートで疲労軽減。 |
| 上質志向の国産派 | 欧州車風の走りと質感を国産で。 |
- 雪道や山道を走る機会が多い人
- ゴルフやキャンプなど荷物を多く積む人
- 静かで落ち着いた長距離移動を好む人
- 国産車で欧州車のような安定感を求める人
都会でも自然でも違和感なく馴染む万能SUVです。
後悔するポイント
| 懸念点 | 内容 | 回避策 |
|---|---|---|
| サイズが大きい | 全幅1,875mmで狭い駐車場に苦労する。 | 駐車支援機能を活用、駐車場サイズを事前確認。 |
| 燃費が平凡 | 1.8Lターボで平均13km/L前後。 | 定速走行中心で燃費を改善、アイドリングストップ活用。 |
| ステアリングが軽め | 高速での応答に違和感を感じる人も。 | SPORTモードで操舵感を強化。 |
| 価格が高め | 約420〜460万円とDセグSUV並み。 | 安全装備・快適性を含めた総合コスパで判断。 |
アウトバックは完成度の高い車ですが、購入後に「思っていたのと違った」と感じるケースもあります。
購入時にサイズ感と維持費を理解しておけば、後悔することはまずありません。
壊れやすさ
| 部位 | 傾向 | 対策 |
|---|---|---|
| EyeSightカメラ・センサー | 汚れ・曇りで誤検知の可能性。 | 定期清掃・ソフト更新・校正点検。 |
| CVT | 長期使用で滑り・変速違和感が出ること。 | 5〜6万km目安でフルード交換。 |
| 電装系 | バッテリー負荷が大きめ。 | 3〜4年目安の交換・電圧チェック。 |
スバル車はメカニカル耐久性が高い一方、電子制御系のトラブルがまれにあります。
特にEyeSightカメラ周りの曇りやセンサー誤検知が報告されることも。
定期的な清掃と点検で予防可能です。
また、CVTフルードを5〜6万kmで交換しておくと滑らかな加速を長期間維持できます。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 推奨アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 積載拡張 | ルーフボックス/クロスバー | ギア満載の遠征に最適。 |
| 視界・安全 | LEDフォグ/デジタルミラー | 夜間・雨天の安心感を底上げ。 |
| 快適・静粛 | 静音タイヤ/ラゲッジトレイ | 疲労低減と汚れ対策に有効。 |
| 外装保護 | コーティング/PPF | 傷防止とリセール維持に寄与。 |
1位:ルーフボックス/キャリア
→ ゴルフやキャンプに最適。積載力を拡張。
2位:LEDフォグランプ/ドアミラーオートリトラクター
→ 実用性と安全性を両立。
3位:カーゴトレイ/防水ラゲッジマット
→ アウトドア利用での汚れ防止に効果的。
4位:静音タイヤ/ドアモール
→ 快適性アップと外観引き締め効果。
「アウトドア+上質感」をテーマにしたライトカスタムが人気です。
ゴルフバッグの収納性
| 条件 | 収納可能セット数 | 収納容量[L]目安 |
|---|---|---|
| 後席起立・横置き | 3セット | 561L |
| 後席片側倒し・斜め置き | 4セット | 約900L相当 |
| 後席全面倒し・フラット | 最大5セット | 1,200L級相当 |
アウトバックのラゲッジは奥行き・高さともに余裕があり、後席起立で3セット、倒せば5セット収納可能。
開口部が大きく、ゴルフバッグを横置きできるため、積み降ろしもスムーズです。
さらに電動リアゲート標準装備で、雨天時や荷物が多い時にも快適に操作できます。
ライバル比較
| 項目 | スバル アウトバック | トヨタ ハリアー | マツダ CX-8 |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | AWD | FF/AWD | FF/AWD |
| 燃費(WLTC) | 約13km/L | 約15〜18km/L | 約14〜16km/L |
| 荷室容量 | 約561L | 約450L | 約500L |
| 走行安定性 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 静粛性 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 価格帯(万円) | 420〜460 | 330〜500 | 330〜450 |
| リセール | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
走破性と長距離快適性ではアウトバックが優位。
燃費重視ならハリアー、価格重視ならCX-8が候補となります。
口コミ
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| 「雪道で安心」 「長距離が楽」 「荷物がよく積める」 「静かで上質」 | 「サイズが大きい」 「燃費は普通」 「取り回しに慣れが必要」 |
良い評判:
「雪道でも安心」「シートが快適」「静かで上質」「荷物がたくさん積める」などの声が多数。
悪い評判:
「サイズが大きい」「燃費がもう少しほしい」「取り回しが慣れるまで大変」といった声も。
総じて満足度は高く、“乗るほどに良さがわかる車”という評価が定着しています。
評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| デザイン | ★★★★★ | SUVとワゴンの絶妙なバランス。 |
| 快適性 | ★★★★★ | シート・静粛性・走りが高水準。 |
| 走行性能 | ★★★★☆ | AWDとターボで安定した力強さ。 |
| 燃費 | ★★★☆☆ | 車重を考慮すれば妥当な数値。 |
| リセール | ★★★★☆ | 北海道・東北エリアで特に人気。 |
中古市場
| 条件 | 相場傾向 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 3年落ち・低走行 | 高値安定 | CVT整備履歴・下回り錆を確認。 |
| 雪国ワンオーナー | 人気で強含み | スタッドレス・下回り防錆の状態。 |
| 高走行車 | 値ごろ感あり | 足回りガタ・電装作動・ブレーキ残量。 |
中古市場では人気が安定しており、3年落ちでも300〜380万円前後と高値を維持。
特にリミテッドグレードや新型EyeSight搭載モデルは人気が集中しています。
中古を選ぶ際は、CVT整備履歴と下回り錆の有無を確認するのがポイントです。
まとめ
レガシィ アウトバックは、スバルの技術を凝縮した“万能ツーリングSUV”。
静粛で快適なロングドライブ性能、荷室の広さ、悪路対応力すべてが高水準です。
後悔を防ぐには、車幅と燃費を理解したうえで選ぶこと。
家族旅行やゴルフ、雪国移動など多目的に使いたい人に最もおすすめの一台です。




コメント