レクサス RXは、高級SUV市場をリードするフラッグシップモデルです。
2025年モデルではデザインを一新し、プラットフォームを刷新。走り・静粛性・燃費のすべてで進化を遂げました。
一方で「車幅が広くて扱いにくい」「維持費が高い」と感じる人もおり、購入前に使い方の整理が重要です。
この記事ではRXのスペック、評判、後悔ポイント、そしてゴルフバッグが何セット入るかまで徹底的に整理します。
レクサス RXのスペック
| 項目 | 内容(目安・仕様により変動) |
|---|---|
| 車名 | レクサス RX |
| 乗車定員 | 5名 |
| ゴルフバッグ収納数 | 後席起立:3セット/後席倒し:4〜5セット |
| 主要パワートレイン | RX350h(HV)/RX500h F SPORT(ターボ+HV)/RX450h+(PHEV) |
| 駆動方式 | FF/AWD(DIRECT4含む) |
| WLTC燃費 | 約14〜17km/L(グレードにより変動) |
| 0-100km/h加速 | 約6.2秒(RX500h目安) |
| 積載量(荷室) | 約612L(後席起立時) |
| 最小回転半径 | 約5.9m |
| 車体寸法 | 4,890×1,920×1,700mm |
| 平均価格(新車) | 約670〜920万円 |
| 中古価格(相場) | 約600〜900万円(年式・走行で変動) |
RXはハイブリッドとターボの2系統で展開されます。
主力の「RX500h F SPORT Performance」は、2.4Lターボ+モーターのハイブリッドシステムを採用。
371PSのシステム出力を誇り、0-100km/h加速は約6.2秒とSUVとしては異例の俊足です。
乗車定員は5名。荷室容量は約612Lで、ゴルフバッグは後席起立で3セット、後席倒しで4〜5セット収納可能。
全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700mmのサイズながら、TNGAプラットフォームによる低重心設計で安定感があります。
WLTC燃費は約14〜17km/L(グレードにより変動)。
メリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 圧倒的静粛性 | 高遮音・防振で長距離でも疲れにくい。 |
| 走行安定性 | DIRECT4等の制御で自然なトラクション配分。 |
| 上質インテリア | 素材・造形・操作系の完成度が高い。 |
| 先進安全装備 | Lexus Safety System+を全車標準。 |
| 高いリセール | 需要が強く中古市場でも高値安定。 |
- 静粛性が圧倒的:高遮音ガラスや防振構造で高級車らしい静けさ。
- 走行安定性:DIRECT4制御による前後トルク配分が自然で、コーナーでも安心感が高い。
- インテリアの完成度:質感・デザイン・操作性のすべてが上質。
- 安全装備が最先端:Lexus Safety System+3.0を全車標準装備。
- リセールが強い:ブランド信頼性と市場人気により高値維持。
高級SUVらしい「走りと快適性の両立」が最大の魅力です。
オススメな人
| 対象 | 理由 |
|---|---|
| 高速・長距離派 | 静粛性と直進安定性が抜群で疲れにくい。 |
| 上質重視のファミリー | 5名乗車+大容量荷室で実用性が高い。 |
| 資産価値も重視 | リセールが強く総コストで有利。 |
| 最新安全装備必須 | 先進運転支援が充実し安心感が高い。 |
- 高速道路や長距離ドライブが多い人
- 静粛性や乗り心地を重視する人
- 家族やゴルフ仲間との移動が多い人
- 高級感のあるSUVを所有したい人
- 将来的にリセールバリューも重視したい人
運転が得意でなくても、電子制御4WDの安定性がドライバーを支えてくれます。
後悔するポイント
RXは完成度の高いSUVですが、以下のような点で後悔する声もあります。
| 懸念点 | 内容 | 回避策 |
|---|---|---|
| 車幅が広い | 全幅1,920mmで狭い駐車場では取り回しに注意。 | 駐車支援システムと360°カメラを活用。 |
| 維持費が高め | タイヤやオイル、保険料などが高級車水準。 | サブスクプラン・延長保証を活用。 |
| 乗り心地が硬い | F SPORT系は足まわりがややタイト。 | 標準グレードまたはノーマルサスを選択。 |
| 給油回数 | 燃料タンクは65Lと控えめ。 | 経済走行とハイブリッドモデル選択で軽減。 |
購入前に駐車スペースや使用環境をチェックしておくのが後悔回避のコツです。
壊れやすさ
| 部位 | 傾向 | 対策 |
|---|---|---|
| 電子制御系 | センサー・カメラの汚れで誤作動の可能性。 | 定期清掃・ソフト更新・点検で予防。 |
| 補機冷却系 | 高負荷走行で負担増(500h等)。 | 定期点検・冷却ファン作動チェック。 |
| 12V補機バッテリー | 短距離中心で劣化が早い場合。 | 3〜4年目安で交換・電圧管理。 |
レクサスRXは信頼性が高く、故障率は非常に低い部類です。
ただし、ターボ+ハイブリッド複合構造の「RX500h」では、補機系(冷却ファンやセンサー)の負荷が高くなる傾向があります。
年1回のディーラー点検とバッテリー電圧チェックを怠らなければ、長期使用でも安定した品質を維持可能。
電子制御系は高温に弱いため、夏場の炎天下駐車を避けることも有効です。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 推奨アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 外装 | モデリスタ/TRDエアロ | 品位を損なわず存在感を強化。 |
| 快適 | 静音タイヤ(例:プレミアム系) | 室内の静けさをさらに高める。 |
| 視界 | デジタルインナーミラー+ドラレコ | 夜間・雨天の視認性と記録性UP。 |
| 保護 | フロア/ラゲッジマット | 汚れ防止と質感維持に有効。 |
1位:モデリスタ/TRDエアロパッケージ
→デザインを引き締め、存在感アップ。
2位:レクサス純正ドライブレコーダー+360°カメラ
→安全性能の補強と視認性向上。
3位:静音タイヤ(ミシュラン・ブリヂストンREGNO)
→高級SUVの静粛性をさらに強化。
4位:プレミアムフロアマット/ラゲッジマット
→インテリア保護と高級感を両立。
機能性と上質さを両立するカスタムが人気です。
ゴルフバッグの収納性
| 条件 | 収納可能セット数 | 収納容量[L]目安 |
|---|---|---|
| 後席起立・横置き | 3セット | 約612L |
| 後席片側倒し・斜め置き | 4セット | 約900L相当 |
| 後席全面倒し・フラット | 4〜5セット | 1,200L級相当 |
ゴルフバッグは後席起立で3セット、倒せば4〜5セットまで収納可能。
荷室開口が広く、電動リアゲートで積み降ろしも快適です。
奥行き・幅ともに十分で、キャディバッグを横置きできるのはこのクラスならでは。
ゴルフ好きユーザーからの評価は非常に高く、週末ゴルファーにも最適です。
ライバル比較
| 項目 | レクサス RX | BMW X5 | メルセデス GLE |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | FF/AWD(DIRECT4) | AWD | AWD |
| エンジン | 2.4Lターボ+HV | 3.0L直6+MHEV | 2.0〜3.0L+MHEV |
| 0-100加速 | 約6.2秒 | 約5.9秒 | 約6.5秒 |
| 燃費(WLTC) | 約14〜17km/L | 約10〜12km/L | 約11〜13km/L |
| 価格帯(万円) | 670〜920 | 980〜1,400 | 950〜1,350 |
| リセール | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
燃費・静粛性・維持費のバランスではRXが最も優秀。
欧州勢に比べて「扱いやすいラグジュアリーSUV」として評価されています。
口コミ
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| 「とにかく静か」 「長距離が楽」 「質感が高い」 「DIRECT4の挙動が自然」 | 「車幅で気を使う」 「タイヤが高い」 「街乗り燃費は想定より伸びにくい」 |
良い評判:
「静かで疲れない」「質感が最高」「DIRECT4の走りが自然」「燃費も良い」など高評価が多数。
悪い評判:
「駐車場で気を使う」「タイヤが高い」「燃費は想定よりやや落ちる」との声もあります。
とはいえ、総合的な満足度は非常に高く、リピーター率も高いモデルです。
評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| デザイン | ★★★★★ | 新世代スピンドルボディで存在感抜群。 |
| 快適性 | ★★★★★ | 静粛・乗り心地・座り心地とも高水準。 |
| 走行性能 | ★★★★☆ | DIRECT4が自然な挙動を実現。 |
| 燃費 | ★★★★☆ | ハイブリッドは17km/L台と優秀。 |
| リセール | ★★★★★ | ブランド価値が高く中古市場でも人気。 |
中古市場
| 条件 | 相場傾向 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 初期型(2023〜)低走行 | 高値安定 | 電装作動・充電関連(PHEV)の健全性。 |
| F SPORT(500h) | 装備人気で強含み | タイヤ摩耗・ブレーキ残量・足回り。 |
| 旧型(〜2022)上位グレード | 値ごろ感あり | ハイブリッド系のメンテ履歴確認。 |
新型登場から間もないため中古流通はまだ少なめ。
それでも初期モデル「RX500h」や「RX450h+」は高値安定を維持しています。
中古購入時は電装系の作動確認と、バッテリー残量チェックを行うと安心です。
旧型(〜2022年)もリセールが高く、予算を抑えたい人には良い選択肢です。
まとめ
レクサス RXは「高級SUVの理想形」と呼ぶにふさわしい完成度を誇ります。
後悔を防ぐには、車幅と維持費を理解した上でグレードを選ぶこと。
走り・静粛性・積載性・デザインすべてで満足度が高く、長く付き合える一台です。
所有する喜びを日常で味わいたい人にとって、RXは間違いなく最良の選択肢です。




コメント