「カメラを始めたいけど、どの機種を選べばいいかわからない…」そんな方に向けて、今回は人気のエントリーモデル4機種を比較しました。結論から言うと、写真をシンプルに楽しみたいならEOS R100、コスパを重視するならKiss M2、長く使いたいならNikon Z 50、動画も重視するならSONY α6100がおすすめです。それぞれの特徴や使い心地を、初心者にもわかりやすく解説していきます。
【この記事でわかること】
- Canon EOS R100 / Kiss M2 / Nikon Z 50 / SONY α6100 の違い
- 初心者〜中級者にとっての使いやすさ
- 各モデルの強み・弱み
- 用途別おすすめモデルの選び方
スペック・価格表
| モデル名 | 発売年月 | センサー | 有効画素数 | 重量 | 動画性能 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Canon EOS R100 | 2023年6月 | APS-C | 約2,410万画素 | 356g | 4K 24p | 8〜9万円 |
| Canon EOS Kiss M2 | 2020年11月 | APS-C | 約2,410万画素 | 387g | 4K 24p | 7〜8万円(型落ち) |
| Nikon Z 50 | 2019年11月 | APS-C | 約2,088万画素 | 450g | 4K 30p | 11〜12万円 |
| SONY α6100 | 2019年10月 | APS-C | 約2,420万画素 | 396g | 4K 30p | 11〜12万円 |
この4機種はすべてAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、初心者にとって十分な画質を確保できます。R100とKiss M2は軽量で価格も手頃、旅行や日常の持ち歩きに便利です。一方、Nikon Z 50はファインダーや操作性がしっかりしており、本格的に写真を楽しみたい人向け。SONY α6100は瞳AFや動画機能が強力で、動きのあるシーンやVlogに適しています。価格差はあるものの、それぞれの特徴が明確で選びやすいラインナップです。
特徴と第一印象
Canon EOS R100

EOS R100は2023年に登場した、キヤノンRシリーズのもっともシンプルな入門機です。操作系は非常にわかりやすく、初めての方でも安心して撮影を楽しめます。オートフォーカスも速く、スマホからのステップアップに最適。軽量で持ち運びやすいのも魅力です。ただし連写速度や動画性能は控えめで、本格的な動画撮影にはやや物足りなさを感じるかもしれません。
Canon EOS Kiss M2

Kiss M2は2020年発売のモデルで、すでに後継機(Rシリーズ)が出ているため型落ちではありますが、根強い人気があります。理由は「軽量・小型・価格が安い」こと。中古市場も豊富で、コスパ良く始めたい方におすすめです。バリアングル液晶とタッチ操作が快適で、自撮りやVlogにも向いています。最新機能は少ないものの、初心者には十分な性能を備えています。
Nikon Z 50

Nikon Z 50は2019年発売ですが、いまなお現役で高い評価を得ているモデルです。操作性がしっかりしており、グリップの握りやすさやファインダーの見やすさは上位機に近い印象。初心者から中級者まで長く使える安心感があります。Zマウントレンズの描写力も高く、写真をじっくり楽しみたい方におすすめ。ただし価格はやや高めで、軽快さではEOS R100やKiss M2に劣ります。
SONY α6100

SONY α6100は「写真も動画もバランスよく楽しみたい人」にぴったりの一台。リアルタイム瞳AFや高速連写が強力で、動く被写体の撮影に強みを発揮します。動画は4K 30p対応で、Vlog用としても十分。コンパクトながら機能が充実しており、将来的にステップアップしても活躍できる性能を持っています。唯一の弱点はメニュー操作がやや複雑で、慣れるまで時間がかかる点です。
実際に使って良かった点(強み)
Canon EOS R100
- 軽量コンパクトで持ち運びが楽
- シンプル操作で初心者でも迷わない
- スマホ連携がスムーズでSNS投稿がしやすい
Canon EOS Kiss M2
- バリアングル液晶で自撮り・Vlogに便利
- タッチ操作が快適で直感的に使える
- 型落ちゆえ価格が安くコスパが高い
Nikon Z 50
- 握りやすいグリップと操作性の良さ
- 高画質で描写力のある写真が撮れる
- ファインダーが見やすく一眼らしい撮影体験ができる
SONY α6100
- 高速AF&瞳AFで動く被写体に強い
- 写真も動画もバランスよく撮れる
- コンパクトながら多機能で長く使える
気になった点(弱み)
Canon EOS R100
- 連写性能が控えめで動体撮影には弱い
- 4K動画が24pまでで滑らかさに欠ける
- ボタン数が少なく拡張性に乏しい
Canon EOS Kiss M2
- すでに型落ちモデルで最新機能は非搭載
- 4K動画にクロップがかかる
- バッテリー持ちがやや短め
Nikon Z 50
- 他のエントリー機より価格が高め
- レンズがまだ高価で選択肢が少ない
- ボディがやや大きめで携帯性は低い
SONY α6100
- メニューが複雑で慣れるまで大変
- バッテリー持ちは平均的だが長時間動画撮影では不足気味
- 防塵防滴がなく耐久面はやや不安
用途別おすすめモデル
| 用途 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく簡単に始めたい | Canon EOS R100 | 軽量・シンプル操作で初心者に最適 |
| 安くコスパ重視で選びたい | Canon EOS Kiss M2 | 中古市場が豊富で価格も安い |
| 本格的に写真を楽しみたい | Nikon Z 50 | ファインダーや操作性が優れていて長く使える |
| 動画撮影もしたい | SONY α6100 | 高速AFと4K動画対応でVlogにも強い |
初心者が選ぶ際は「何を重視するか」で最適モデルが変わります。気軽に持ち歩きたい人にはR100、価格を抑えたいならKiss M2が良い選択肢です。写真の画質や操作性を優先するならNikon Z 50が安心感あり。動画撮影やSNS活用を考えるならSONY α6100が有力候補です。このように、目的に応じた選び方をすることで、購入後の満足度が大きく変わります。
購入者の口コミ
| モデル名 | 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|---|
| Canon EOS R100 | 「とにかく軽くて持ち歩きやすい」 「スマホからの移行にちょうど良い」 | 「連写が遅く動物撮影には不向き」 「動画性能が控えめ」 |
| Canon EOS Kiss M2 | 「バリアングル液晶が便利」 「値段が安くて始めやすい」 | 「型落ち感がある」 「バッテリーがすぐ減る」 |
| Nikon Z 50 | 「握りやすく一眼らしい」 「画質がとてもきれい」 | 「レンズが高い」 「少し大きくて重い」 |
| SONY α6100 | 「AFが速くて子供の撮影に便利」 「動画も綺麗に撮れる」 | 「メニューが複雑」 「防滴がないのが不安」 |
口コミを見てみると、どの機種も「軽い」「使いやすい」といった初心者向けの評価が多く見られます。一方で、弱点もはっきり指摘されており、EOS R100は動画性能、Kiss M2は古さ、Z 50は価格やサイズ、α6100は操作性が課題となっています。実際のユーザーの声を参考にすることで、自分の使い方に合ったカメラをより現実的にイメージできます。購入前に口コミを確認するのはとても大切です。
どんな人におすすめか
| モデル名 | おすすめな人 |
|---|---|
| Canon EOS R100 | とにかく簡単に写真を始めたい初心者 |
| Canon EOS Kiss M2 | 低価格でVlogや旅行写真を楽しみたい人 |
| Nikon Z 50 | 写真を本格的に楽しみたい初心者〜中級者 |
| SONY α6100 | 写真も動画もバランスよく撮りたい人 |
おすすめユーザーを整理すると、R100は完全な初心者向け、Kiss M2は低予算かつライトユーザー、Z 50は写真にじっくり向き合いたい人、α6100は写真も動画も欲張りたい人に最適です。それぞれターゲットが異なるため「自分がどんなシーンで使いたいか」を明確にすると失敗しにくくなります。初めてのカメラは長く付き合う相棒になるので、自分に合った1台を選ぶことが大切です。
まとめ
4機種を比較すると、それぞれに明確な立ち位置があります。
- EOS R100:もっともシンプルで軽く、初心者向けの入門機
- Kiss M2:型落ちだが価格が安くコスパが高い
- Nikon Z 50:中級者も満足できる写真性能で長く使える
- SONY α6100:動画も写真も両立したい人に最適
結論として、**「簡単さ重視ならEOS R100」「価格重視ならKiss M2」「本格写真ならZ 50」「動画もやるならα6100」**という選び方がおすすめです。







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