【SIGMA fpレビュー】SIGMA fpは買うべきじゃない?後悔する前に知るべき長所と弱点5選を徹底解説!購入者のレビューもあり!

ガジェット

SIGMA fpは、初めて手に取った瞬間から「これは普通のカメラじゃない」と感じさせる、独特の存在感を持つモデルです。私はこれまでフルサイズ機やAPS-C機を含め、数多くのカメラを使ってきましたが、このfpは一言でいうと“自由度の塊”。驚くほど小さく、軽く、それでいてフルサイズセンサーを搭載しているというギャップが、カメラ好きの心をくすぐります。動画撮影でも写真撮影でも、どこか実験的なワクワク感があり、持ち出すたびに新しい発見があります。

シグマ SIGMA SIGMA fp ボディ SIGMAFPBODY

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このカメラの特徴と第一印象

SIGMA fpは、世界最小・最軽量のフルサイズミラーレスとして登場しました。その外観は非常にシンプルで、まるで小型のシネマカメラのような直方体デザイン。初期設定時もメニュー構成が簡潔で、撮影モードの切り替えもスムーズ。第一印象としては「必要最低限まで削ぎ落とした機能美」が際立ちます。また、動画モードに切り替えるとインターフェースが一変し、まさに映画撮影用の機材を扱っているような感覚になります。

実際に使って良かった点(強み)

コンパクト&軽量

フルサイズセンサー搭載機としては驚異的な約422gの軽さ。ポケットや小さなバッグにも入れられるため、日常のスナップから旅先まで常に携帯できます。長時間の撮影でも肩や腕の負担が少なく、気軽に持ち出せる点は他のフルサイズ機にはない魅力です。

シネマカメラ級の動画性能

CinemaDNG RAW外部収録に対応し、映像の階調や色再現が非常に豊か。ポストプロダクションでの色編集の自由度が高く、映画やMVなど本格的な映像制作にも十分対応できます。

シンプルで直感的なUI

複雑な階層構造を持つカメラが多い中、fpは必要な設定にすぐアクセスできるミニマル設計。初めて触った時から迷わず操作でき、撮影に集中できます。

熱対策の優秀さ

コンパクトなボディにもかかわらず、長時間の4K撮影でも熱停止しづらい設計。夏場の屋外や室内連続撮影でも安心して使えます。

モジュール式デザインの自由度

グリップや外付けEVF、ケージなどを自由に組み合わせられ、用途や好みに応じたカスタマイズが可能。映像用の大型リグから、日常スナップ用のミニマルセットまで幅広く対応できます。

実際に使って気になった点(弱み)

手ブレ補正非搭載

ボディ内手ブレ補正がなく、静止画ではシャッタースピードを意識する必要があり、動画撮影ではジンバルや三脚が必須になる場面が多いです。

内蔵EVFなし

背面モニターのみの構成で、強い日差しの屋外では画面が見づらくなることがあります。外付けEVFを追加購入する必要があるため、コストと携行性に影響します。

AF性能が静止画向き

コントラストAF方式のため、動体追従は苦手。動きの速い被写体やスポーツ撮影ではピントの歩留まりが下がる傾向があります。

バッテリー持ちが短い

約280枚の静止画撮影または短時間動画で消費してしまい、長時間撮影では予備バッテリーの複数持ちが必須。USB給電を併用しても安心感は薄いです。

防塵防滴性能が控えめ

過酷な環境や雨天での撮影には不向きで、レンズやアクセサリーも含めた防水対策が必要。屋外の長時間撮影では使用環境を選びます。


SIGMA fpのスペック表

項目内容
センサーフルサイズ(約2,460万画素)CMOS
動画性能4K30p / CinemaDNG RAW外部収録可
手ブレ補正なし(レンズ依存)
重さ約422g(バッテリー込)
バッテリーBP-51、約280枚撮影
平均価格約17.3〜17.9万円(新品)
シグマ SIGMA SIGMA fp ボディ SIGMAFPBODY

旧モデルとの進化点

SIGMA fpはシリーズの初代モデルのため、旧モデル比較は存在しませんが、後継機fp Lでは画素数が約6,100万に大幅アップし、クロップ撮影の自由度が増しました。fpはその分、データ容量が軽く、暗所耐性や連写性能のバランスに優れています。

他機種との比較(fp L・α7C II・LUMIX S5II)

モデル画素数手ブレ補正ファインダー動画性能重さ平均価格
SIGMA fp約2,460万なし(レンズ依存)外付けEVF方式4K30p / RAW外部収録約422g約17.3〜17.9万円
SIGMA fp L約6,100万なし(レンズ依存)外付けEVF方式4K30p / RAW外部収録約427g約26.5〜28.0万円
SONY α7C II約3,300万5軸IBIS内蔵EVF4K60p 10bit約514g約27.5〜28.5万円
LUMIX S5II約2,420万5軸IBIS内蔵EVF6K30p / 4K60p約740g約24.8万円

購入者の口コミまとめ

良い口コミ悪い口コミ
コンパクトで持ち運びやすい手ブレ補正がない
動画画質がシネマクオリティバッテリー持ちが短い
UIがシンプルで直感的EVFがなく屋外で見づらい

総評|このカメラはこんな人におすすめ!

  • コンパクトなフルサイズ機を探している人
  • 映画制作や映像表現に挑戦したいクリエイター
  • モジュール式で自分好みにカスタムしたい人
  • シンプル操作を好む写真愛好家
  • 旅行や街撮りで軽快に撮影したい人

まとめ

SIGMA fpは、一般的な「全部入りカメラ」とは異なり、必要な機能を自分で選び取って使いこなす楽しみがあります。特に動画制作や独自の表現を追求するクリエイターには大きな武器になるでしょう。一方で手ブレ補正やEVF非搭載など、人によっては不便に感じる点もあります。そのため、購入前には自分の撮影スタイルを明確にしておくことが重要です。

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