マツダCX-8は「3列シートSUVの完成形」と評されるロングボディSUV。
静粛性・走り・デザインのすべてを高次元で融合し、ファミリーにも人気です。
一方で「大きすぎる」「燃費が気になる」という声もあり、使い方次第で評価が分かれます。
この記事では、CX-8のスペックから評判、ゴルフバッグ収納性までを徹底解説し、後悔しないためのポイントをまとめます。
マツダ CX-8のスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | マツダ CX-8 |
| パワートレーン | 2.2L 直4ディーゼル(約200PS/450Nm)/2.5L ガソリンNA(約190PS)/2.5L ガソリンT(約230PS)+6AT |
| 駆動方式 | FF/4WD(グレードにより選択) |
| WLTC燃費(目安) | G:約11〜13km/L/D:約14〜16km/L(条件で変動) |
| 加速性能(0-100km/h) | 約8.0〜9.5秒(仕様・路面で変動) |
| 積載量(ラゲッジ) | 約209L(3列使用時)/約775L(3列格納・5名想定)/最大約1,700L超(2列格納・目安) |
| サイズ/車重 | 全長約4,900mm×全幅約1,840mm×全高約1,730mm/約1,700〜1,860kg |
| 乗車定員+ゴルフバッグ | 6〜7名+3列使用:2セット目安/3列格納(4〜5名):5セット目安 |
| 平均価格(新車) | 約340〜550万円 |
| 中古価格(相場) | 約250〜480万円(年式・走行・装備で変動) |
CX-8は2.2Lディーゼル(200PS/450Nm)と2.5Lガソリン(190PS)、2.5Lターボ(230PS)を設定。
駆動方式はFFと4WD、6速ATを採用。
WLTC燃費はガソリン約11〜13km/L、ディーゼル約14〜16km/L。
全長4,900mm、全幅1,840mm、全高1,730mmの堂々サイズながら最小回転半径5.8mと扱いやすい。
乗車定員は6〜7名で、ゴルフバッグは後席起立時3セット、後席格納時5セットが収納可能です。
メリット
| メリット | 解説 |
|---|---|
| 上質なデザインと内装 | 素材・造形・静粛性が高水準で長距離も快適。 |
| ディーゼルの実用トルク | 発進〜中速が力強く、追い越しも余裕。 |
| 3列の実用性 | 大人が座れる3列と広い荷室を両立。 |
| 操縦安定性 | ロールが少なく、家族の車酔い対策にも有利。 |
| 装備バランス | 安全・快適装備が価格帯に対して充実。 |
1️⃣ デザインと質感がSUV随一。
2️⃣ ディーゼルの静粛性・燃費・トルクが優秀。
3️⃣ 長距離でも疲れにくい快適シート。
4️⃣ 3列目でも大人が座れる広さ。
5️⃣ ファミリー・趣味両立の万能パッケージ。
オススメな人
| 対象 | 理由 |
|---|---|
| ファミリー層 | 6〜7名乗車と荷物双方に対応しやすい。 |
| ロングドライブ派 | 静粛・シート・直進安定で疲れにくい。 |
| 趣味荷物が多い人 | 3列格納で大容量、ゴルフやキャンプに最適。 |
| 経済性重視 | ディーゼルの航続と燃費が魅力。 |
・3列SUVで上質な走りを求める人
・ファミリーカーでも運転を楽しみたい人
・長距離ドライブや旅行が多い人
・ゴルフ・キャンプなど荷物を積む人
・燃費と静粛性を両立したい人
後悔するポイント
| 懸念点 | 内容 | 回避策 |
|---|---|---|
| 車体サイズ感 | 全長4.9mで狭路や立駐が苦手。 | 360°ビュー/前後ソナー付を選択。駐車寸法を事前確認。 |
| 発進の重さ(NA) | 満載時に加速が緩慢に感じる。 | ディーゼル/ターボ選択、スポーツモードの活用。 |
| 燃費のばらつき | 街乗り短距離中心だと悪化しやすい。 | 一定巡航を増やす/空気圧管理/アイドリング削減。 |
| 3列乗降性 | 体格や年齢で乗り降りに差が出る。 | 2列キャプテン+ウォークスルー仕様を選ぶ。 |
1️⃣ サイズが大きい
→試乗で駐車・車幅感覚を確認。
2️⃣ 3列目の乗降性
→2列目ウォークスルー仕様を選ぶと快適。
3️⃣ 燃費が思ったより伸びない
→アイドリングストップと燃費管理を意識。
4️⃣ 車重があるため発進が重い
→ディーゼルまたはターボモデルを選ぶのがおすすめ。
壊れやすさ
| 部位 | 傾向 | 対策 |
|---|---|---|
| 電装・センサー | 稀に誤警報や接触不良。 | 定期診断・ソフト更新・保証修理の活用。 |
| EGR/DPF(ディーゼル) | 短距離走行中心で詰まりやすい。 | 時々の高速走行・適正オイル・定期清掃。 |
| 足まわり消耗 | 乗車人数や積載でブッシュ劣化が進む。 | 異音・ふらつきの早期点検と交換。 |
マツダ車全般で電装系やセンサー不具合が稀に報告。
また、ディーゼル車はEGRやDPF詰まり対策として定期的な高速走行が推奨。
定期メンテと純正オイル使用で信頼性は高いです。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 推奨アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 保護 | PPF/セラミックコート | 飛び石・擦り傷を軽減、リセール維持に有効。 |
| 視界 | 撥水コート/高性能ワイパー | 雨天時の安全性と疲労低減。 |
| 実用 | ラゲッジトレー/ラバーマット | 防汚と積載安定、家族使いで効果大。 |
| 外装 | エアロリップ/サイドステップ | 見た目UP。段差や勾配に注意。 |
| 足まわり | 静粛タイヤ/軽量ホイール | 乗り心地と燃費に好影響。 |
① フロントリップスポイラー(見た目アップ)
② セラミックコーティング(高級感UP)
③ LEDフォグ/ルームランプ(実用性◎)
④ 社外ホイール(乗り心地改善+個性演出)
⑤ ドラレコ+バックカメラ(安全強化)
ゴルフバッグの収納性
| 条件 | 収納可能セット数 | 収納容量(L) |
|---|---|---|
| 3列使用(6〜7名乗車) | 2セット(標準サイズ目安) | 約209L |
| 3列格納(4〜5名乗車) | 5セット目安 | 約775L |
| 2列も格納(2名乗車) | 5セット+大型荷物 | 最大約1,700L超(目安) |
3列シートを使用しない状態では5セット搭載可能。
3列使用時は3セットが限界。
バッグは47インチまで対応し、電動テールゲートで積み降ろしも快適。
キャンプ用品やベビーカーも同時に積める広さが魅力です。
ライバル比較
| 項目 | マツダ CX-8 | トヨタ ハリアー | ホンダ CR-V | 日産 エクストレイル |
|---|---|---|---|---|
| 価格帯 | 約340〜550万円 | 約330〜500万円 | 約370〜500万円 | 約340〜550万円 |
| 燃費 | 約11〜16km/L | 約15〜21km/L | 約13〜15km/L | 約14〜16km/L |
| 駆動方式 | FF/4WD | FF/4WD | FF/4WD | FF/4WD |
| ゴルフバッグ積載 | 3〜5セット | 2〜3セット | 3セット | 3セット |
口コミ
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| 「静かで上質」「長距離が楽」「荷物がたくさん積める」「走りが気持ちいい」 | 「燃費が思ったほど伸びない」「サイズが大きい」「街乗りで持て余す」 |
| 「3列が実用的」「家族での移動が快適」 | 「発進が重い(NA)」「3列乗降がやや手間」 |
良い評判:
「静かで高級感がある」「長距離が楽」「荷物が多く積める」「走りが気持ちいい」
悪い評判:
「燃費がやや厳しい」「サイズが大きい」「街乗りでは持て余す」
評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| デザイン | ★★★★★ | スタイリッシュで上質な造形。 |
| 快適性 | ★★★★★ | 長距離でも疲れにくい快適空間。 |
| 燃費 | ★★★★☆ | ディーゼルなら十分実用的。 |
| 走行性能 | ★★★★☆ | 安定性と操縦性が高い。 |
| コスパ | ★★★★★ | 質感・装備を考えれば価格以上。 |
中古市場
| 条件 | 相場傾向 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 認定中古・保証継承 | やや高値でも安心感が高い。 | 点検記録・リコール対応・ソフト更新履歴。 |
| 低走行・無改造 | 残価が崩れにくい。 | 足まわりの異音/タイヤ摩耗の均一性。 |
| ディーゼル主体 | 人気が強く流通も豊富。 | EGR/DPF状態・長距離走行歴の有無。 |
中古相場は約250〜480万円で安定。
人気はディーゼルLパッケージ系。
試乗時は足回りの異音とナビ更新状況をチェック。
保証付き認定中古を選べば長期的に安心です。
まとめ
CX-8は「家族と趣味を両立できる上質SUV」。
後悔を防ぐには、使用人数・駐車環境・燃費感覚を明確にすること。
試乗で「3列目の乗降・荷室の高さ・ディーゼルの静かさ」を確認。
デザインと快適性を両立した国産SUVのベストバランスです。





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