マツダ CX-5は、「走る歓び」と「デザイン性」を両立したプレミアムSUV。
ガソリン・ディーゼル・ターボと多彩なパワートレーンを展開し、街乗りからロングツーリングまで幅広く対応します。
一方で「価格が上がった」「後席がやや狭い」といった声もあり、使い方次第では後悔する人も。
この記事では、CX-5のスペックや口コミ、ゴルフバッグの収納性まで徹底検証します。
マツダ CX-5のスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | マツダ CX-5 |
| パワートレーン | 2.0L ガソリン/2.5L ガソリン/2.2L ディーゼル(各6AT) |
| 駆動方式 | FF/4WD(グレードにより選択) |
| 加速性能(0-100km/h) | 約8.0〜9.5秒(仕様・路面で変動) |
| WLTC燃費(目安) | 約14〜17km/L(仕様・環境で変動) |
| 積載量(ラゲッジ) | 505L(後席起立時)/約1,620L(後席格納時・目安) |
| サイズ/車重 | 全長約4,575mm×全幅約1,845mm×全高約1,690mm/約1,540〜1,680kg |
| 乗車定員+ゴルフバッグ | 5名+後席起立:3セット目安/後席格納(2名):4〜5セット目安 |
| 安全装備 | i-Activsense(追従・車線維持・全方位モニター等) |
| 平均価格(新車) | 約320〜480万円 |
| 中古価格(相場) | 約150〜350万円(年式・走行・装備で変動) |
最新型CX-5は、2.0Lガソリン・2.5Lガソリン・2.2Lディーゼルの3種展開。
最高出力は156〜190PS、最大トルクは200〜450Nmとパワフル。
駆動方式はFF/4WD、トランスミッションは6AT。
燃費はWLTCモードで約14〜17km/L前後(仕様により変動)。
全長4,575mm、全幅1,845mm、全高1,690mm。
乗車定員は5名で、ゴルフバッグは後席起立時3セット、後席格納時4〜5セットの収納が可能。
荷室は深さと幅があり、積載性はSUVクラス上位に位置します。
メリット
| メリット | 解説 |
|---|---|
| 美しいデザイン | シンプルで上質。経年劣化しにくい造形と塗装品質。 |
| 上質な内装 | 素材・スイッチ感・表示系の質感が高い。 |
| 走りの良さ | ハンドリングと乗り心地のバランスが秀逸。 |
| 静粛性 | ロードノイズ・風切り音の抑制が丁寧。 |
| 実用積載 | 505Lの四角い荷室で積みやすい。 |
1️⃣ デザインが美しく高級感がある。
2️⃣ ディーゼルのトルクと静粛性が優秀。
3️⃣ 乗り心地とハンドリングのバランスが秀逸。
4️⃣ 内装の質感が国産SUVでもトップクラス。
5️⃣ 運転支援システムが自然でストレスが少ない。
オススメな人
| 対象 | 理由 |
|---|---|
| 走りも楽しみたいファミリー | 長距離で疲れにくく、荷室も十分。 |
| デザイン重視派 | 外装・内装の質感が“所有満足”に直結。 |
| 高速利用が多い人 | 直進安定と追従支援で余裕のクルーズ。 |
| ゴルフ・旅行派 | 3〜5セットのキャディバッグや大型荷物に対応。 |
・走る楽しさを重視する人
・デザインと質感にこだわる人
・高速道路をよく使う人
・アウトドアや旅行で荷物が多い人
・燃費よりフィーリングを重視する人
後悔するポイント
| 懸念点 | 内容 | 回避策 |
|---|---|---|
| 後席の広さ | 膝まわり・頭上はクラス平均的。 | 家族同乗の試乗で実寸確認。シートスライド位置を調整。 |
| 価格上昇感 | 装備充実で総額が膨らみやすい。 | 認定中古・登録済未使用車を比較。残価設定で月額平準化。 |
| 視界の狭さ | ピラー太めで斜め前方の死角が出やすい。 | 360°モニター・ソナー必須。ミラー位置を最適化。 |
| ディーゼルの煤問題 | 短距離主体だとDPF負荷増。 | 高速併用/長距離多めならD。短距離中心はG推奨。 |
1️⃣ 後席がやや狭い
→チャイルドシート利用者は試乗で足元確認。
2️⃣ 車両価格が上昇傾向
→認定中古車を検討すると装備もお得に入手可能。
3️⃣ ディーゼルの煤詰まりリスク
→短距離メインならガソリンモデル推奨。
4️⃣ 視界がやや狭い
→360°モニターやセンサーで補うのがベスト。
壊れやすさ
| 部位 | 傾向 | 対策 |
|---|---|---|
| 電装・センサー系 | 稀に警告や接触不良が発生。 | ソフト更新・接点清掃・保証修理を活用。 |
| DPF/EGR(D) | 短距離で負荷蓄積しやすい。 | 定期的な高速巡航・正規オイル・点検。 |
| 足まわり消耗 | 走行距離・積載で劣化。 | 異音・ふらつきの前に予防交換。 |
電装系トラブルやアドブルー関連の警告が一部報告されています。
定期点検でソフト更新・DPF清掃を行えば問題はほぼ防げます。
オイル管理を怠らなければ長寿命で信頼性も高いです。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 推奨アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 保護 | PPF/セラミックコート | 飛び石や洗車傷を低減し艶とリセール維持。 |
| 視界 | 撥水ガラス/高性能ワイパー | 雨天時の安全性・疲労低減に直結。 |
| 実用 | ラゲッジトレー/ラバーマット | 防汚と荷物固定で日常満足度UP。 |
| 外観 | 19インチ軽量ホイール | 見た目と走りのバランス。乗り心地と相談。 |
| 安全記録 | ドラレコ前後 | 事故時の証跡確保と運転見直しに有効。 |
① ローダウン&19インチホイール(デザイン強化)
② セラミックコート(艶維持)
③ ドラレコ+レーダー(安全補強)
④ トランクトレー(実用性)
⑤ LEDフットランプ(内装映え)
ゴルフバッグの収納性
| 条件 | 収納可能セット数 | 収納容量(L) |
|---|---|---|
| 後席起立(5名乗車) | 3セット(標準サイズ目安) | 505L |
| 後席片側格納(3〜4名乗車) | 4セット目安(長尺対応) | 約1,100〜1,300L(目安) |
| 後席両側格納(2名乗車) | 4〜5セット目安 | 約1,620L(目安) |
後席を立てた状態で3セット、倒すと4〜5セットの収納が可能。
ラゲッジ容量は505L、後席格納で約1,620Lまで拡大。
47インチのバッグも斜め積みでスムーズに収納できます。
ライバル比較
| 項目 | マツダ CX-5 | トヨタ RAV4 | ホンダ CR-V | スバル フォレスター |
|---|---|---|---|---|
| 価格帯 | 約320〜480万円 | 約330〜480万円 | 約370〜500万円 | 約320〜400万円 |
| 駆動方式 | FF/4WD | FF/4WD | FF/4WD | AWD(全車) |
| 燃費 | 約14〜17km/L | 約15〜20km/L | 約14〜17km/L | 約13〜14km/L |
| ゴルフバッグ積載 | 3〜5セット | 3セット | 3セット | 3〜5セット |
口コミ
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| 「デザインが美しい」「内装が上質」「静かで長距離が楽」「ディーゼルが力強い」 | 「後席が狭い」「視界がやや悪い」「価格が上がった」 |
| 「ハンドリングが自然で運転が楽しい」 | 「短距離主体だとDの煤が気になる」 |
良い評判:
「静かで滑らか」「デザインが最高」「ディーゼルが力強い」「内装が高級車レベル」
悪い評判:
「後席が狭い」「視界がやや悪い」「価格が高くなった」
評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| デザイン | ★★★★★ | クラス随一の美しさ。SUVで最もスタイリッシュ。 |
| 快適性 | ★★★★☆ | 高速安定性が高く、乗り心地も上質。 |
| 燃費 | ★★★☆☆ | 良くも悪くも平均的。 |
| 走行性能 | ★★★★★ | ハンドリングが自然で走りが楽しい。 |
| コスパ | ★★★★☆ | 装備・質感・走りを考えると高バランス。 |
中古市場
| 条件 | 相場傾向 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 認定中古・保証継承 | 相場は底堅いが安心感が高い。 | 点検記録・リコール対応・ソフト更新履歴。 |
| 低走行・無改造 | 残価が崩れにくい。 | 事故歴・下回り錆・タイヤ摩耗の均一性。 |
| ディーゼル狙い | 人気が強く玉数十分。 | DPF再生履歴・EGR状態・長距離走行歴の有無。 |
中古相場は約150〜350万円。
人気はXD Lパッケージとブラックトーンエディション。
走行距離5万km以内であれば信頼性は高く、リセールも安定。
DPF関連・オイル交換履歴を必ず確認しましょう。
まとめ
CX-5は「走り・デザイン・質感」の三拍子が揃った万能SUV。
後悔を防ぐには、使用環境に合うエンジン選び(短距離=ガソリン、長距離=ディーゼル)がポイント。
試乗では「加速の滑らかさ」「静粛性」「シートフィット感」を確認。
一度乗れば、“高級SUV顔負けの完成度”を実感できる一台です。








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