スバル・エクシーガは、7人乗りながらもワゴンのような走りを楽しめる“ドライバーズミニバン”として人気を集めたモデルです。
2025年時点では生産終了モデルですが、中古市場で根強い人気があります。
乗車定員は7名、ゴルフバッグは3〜4セット収納可能。
水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる安定感は健在で、「走りが楽しいミニバン」として高い評価を受けています。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗車定員 | 7名 |
| ゴルフバッグ収納数 | 3〜4セット(3列目格納時) |
| 積載量(参考) | 約800〜1,000L(3列目格納時の目安) |
| 0-100km/h加速(目安) | 約9秒 |
| 平均価格(新車時・参考) | 約220万〜320万円 |
| 中古価格帯(目安) | 約50万〜150万円 |
“7人乗り×走り”を両立した希少な国産モデル。いまは中古中心の選択肢です。
エクシーガの全長は約4,740mm、全幅1,775mm、全高1,660mm。
搭載エンジンは2.0Lまたは2.5Lの水平対向4気筒。
0-100km/h加速は約9秒前後、燃費は約11〜13km/L(実走値)。
乗車定員は7名で、3列目を格納すればゴルフバッグ3〜4セットが入る実用的な広さ。
AWDによる高い走行安定性が魅力で、雪道・高速でも安心して運転できます。
メリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 低重心で安定した走り | 水平対向エンジン+低重心パッケージでコーナーが安定。 |
| シンメトリカルAWDの安心感 | 雪道・雨天でもトラクションが高い。 |
| 扱いやすいサイズ | 全高が低く立体駐車場にも収まりやすい。 |
| 視界良好 | ピラーの処理がよく、運転ストレスを軽減。 |
“家族を乗せても運転が楽しい”点が大きな評価ポイントです。
・低重心で安定した走り
・7人乗りなのにコンパクトで扱いやすい
・視界が広く運転しやすい
・スバルらしい安全性の高さ(アイサイト搭載グレードあり)
・中古価格が比較的手頃
「ワゴンのような感覚で家族を乗せたい」という人にはピッタリの車。
運転の楽しさと実用性の両立は、今でも「後悔しない車」として高い評価を受けています。
オススメな人
| タイプ | 理由 |
|---|---|
| 運転好きのファミリー | 走りの質が高く長距離も快適。 |
| 雪国ユーザー | AWDと低重心で悪天候時の安心感が高い。 |
| 取り回し重視 | 全高・全幅が控えめで狭い駐車場でも扱いやすい。 |
“走り×実用”のバランスを求める人にフィットします。
・運転が好きなファミリーユーザー
・コンパクトな3列シート車を探している人
・スバルの走りと安全性を重視する人
・雪道走行や長距離ドライブが多い人
派手さよりも「走りの安心感」を求める人に最適。
特にAWD+低重心の組み合わせは、ミニバンとしては唯一無二の存在です。
後悔するポイント
| ポイント | 理由・対策 |
|---|---|
| 燃費は平均的 | ハイブリッド勢に比べると11〜13km/L程度。用途と距離で判断。 |
| 3列目の余裕 | 大人が長時間座ると窮屈。使用頻度に合わせたシート運用を。 |
| 装備の世代感 | 年式相応。ナビやLED化で快適度を底上げ可能。 |
購入前に“3列目の使い方”と“年間走行距離”を確認しておけば後悔しにくいです。
・燃費はハイブリッド勢に劣る(約11〜13km/L)
・3列目は大人だと長時間はやや狭い
・車内デザインは古さを感じる部分も
──とくに「最新装備を求める人」には物足りない部分があるでしょう。
しかし、それ以上に「走りの質」「安心感」が光り、後悔の少ないモデルといえます。
壊れやすさ
| 部位/系統 | 傾向 | 備考(目安) |
|---|---|---|
| オイルにじみ | 経年車で発生事例あり | 定期点検とシール類交換で予防。 |
| サスペンションブッシュ | 走行距離に応じてヘタリ | 早めの交換で乗り味回復。 |
| CVTメンテ | 無交換放置は性能低下を誘発 | 適切なフルード交換を実施。 |
基本は堅牢。整備履歴が明確な個体を選ぶのが安心です。
スバルの水平対向エンジンは耐久性が高い一方、整備コストがやや高め。
オイル漏れやサスペンションブッシュの劣化は経年車で注意が必要です。
CVTのメンテナンスを怠ると走行性能に影響する場合もあるため、定期点検が重要。
とはいえ、しっかり整備されている個体なら20万km以上走る例も多く、「壊れにくい車」としての評価も安定しています。
カスタムパーツ
| カテゴリ | 狙い | ポイント |
|---|---|---|
| STIサス/マフラー | 走行性能UP | 乗り心地と操安のバランスが良い。 |
| エアロ/リップ | スポーティ化 | 控えめデザインで上品に仕上げる。 |
| LED/ナビ更新 | 現代化 | 夜間視認性・操作性が向上。 |
| ホイール | 見た目&剛性 | 17〜18inchで実用と美観を両立。 |
“スポーティワゴン風”の上品カスタムがよく似合います。
・STI製スポーツマフラーやサスペンションで走りを強化
・エアロパーツでスポーティな印象に
・LEDヘッドライトやナビ交換で内外装の現代化
・ホイールインチアップでドレスアップ
“スポーティワゴン風”の仕上げが特に人気です。
ゴルフバッグ収納性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大収納数 | 3〜4セット(3列目格納時) |
| 積み方のコツ | 平積み横並び。長尺クラブは先に奥へ入れると収まりやすい。 |
| 注意点 | 保護マットで床傷防止。固定ネットで荷崩れ対策。 |
荷室高が低めで積み下ろしがラク。週末ラウンドにも十分対応します。
3列目を格納すると3〜4セットのゴルフバッグを積載可能。
リア開口部は広く、バッグの積み下ろしもスムーズ。
2列目を倒せばフルサイズバッグを縦積みもでき、ドライバーを抜かずに収納できます。
ファミリー旅行にも十分な容量です。
ライバル比較
| 項目 | エクシーガ | ウィッシュ | ストリーム |
|---|---|---|---|
| 乗車定員 | 7名 | 7名 | 7名 |
| 燃費(目安) | 11〜13km/L | 14〜16km/L | 12〜14km/L |
| ゴルフバッグ収納数 | 3〜4セット | 3セット | 3セット |
| 駆動方式 | AWD | FF | FF |
| 走行安定性 | 高い | 普通 | 普通 |
AWDと低重心の組み合わせにより、雪道・高速での安定感は群を抜いています。
口コミ
| 傾向 | 内容 |
|---|---|
| 良い評判 | 「走りが楽しい」「AWDで安心」「家族でちょうど良いサイズ」。 |
| 気になる点 | 「燃費が伸びない」「装備が古い」「3列目は長時間は厳しめ」。 |
“運転好きの家族車”として満足度が高い口コミが多数です。
良い口コミでは「走りが気持ちいい」「AWDの安心感がある」「家族でちょうどいいサイズ」と好評。
一方で「燃費がやや悪い」「3列目は狭い」という声もあります。
ただし全体的には「走りを楽しめるミニバン」として評価が高く、スバルファンからの支持も厚いです。
評価
| 観点 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 総合 | ★★★★☆ | 運転の楽しさと実用性を両立した万能ミニバン。 |
| 走行性能 | ★★★★★ | AWD+低重心の安定感は抜群。雪道も安心。 |
| 積載性 | ★★★★☆ | 3〜4セットのゴルフバッグ収納が可能。 |
| 快適装備 | ★★★☆☆ | 年式的に装備は控えめ。必要十分な実用性。 |
「走りを楽しめるミニバン」を探すなら後悔しない選択です。
中古市場
| 年式帯 | 相場(目安) | 狙い目ポイント |
|---|---|---|
| 後期(2015〜2018年) | 約80〜150万円 | アイサイト搭載・整備記録簿つきが人気。 |
| 中期(2012〜2014年) | 約60〜110万円 | 走行少なめ・下回りサビ少ない個体が◎。 |
| 前期(〜2011年) | 約50〜90万円 | CVT・足まわりの状態を重点チェック。 |
状態重視で選べば長く付き合えるモデル。コスパ重視にも好適です。
エクシーガはすでに新車販売終了ですが、中古市場には良質な個体が多数。
価格帯は50万〜150万円前後で、走行距離や年式により大きく変動します。
後期モデル(アイサイト搭載)は特に人気が高く、リセールも安定。
「走り」「実用性」「コスパ」のバランスで選ぶなら今が狙い目です。
まとめ
スバル・エクシーガは、走行性能と実用性を両立した隠れた名車。
燃費や装備面で最新車に劣る部分はありますが、走りの楽しさは今も色褪せません。
“運転好きなパパ”にこそおすすめの、後悔しない7人乗りです。






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