【2025年最新版】圧倒的積載力!国内新車で買える大型バイク積載力ランキングTOP10(フルカスタム時)

【2025年最新版】圧倒的積載力!国内新車で買える大型バイク積載力ランキングTOP10(フルカスタム時) バイク
【2025年最新版】圧倒的積載力!国内新車で買える大型バイク積載力ランキングTOP10(フルカスタム時)

バイクは自由な移動手段である一方、「積載力の少なさ」は永遠の課題。日帰りツーリングならリュックで済んでも、キャンプ泊や複数日のロングツーリング、タンデム旅行となれば状況は一変します。
特に大型バイクを選ぶライダーの多くは「もっと遠くへ、もっと快適に」を求めるため、積載力の有無が旅の快適性を左右する最大の要素になります。

この記事では、国内で正規販売される400cc超の新車を対象に、純正オプションを含めた最大収納容量を比較し、積載力ランキングTOP10を作成しました。単純に「大きな箱が付けられる」だけでなく、積んだ状態での安定感・快適装備・ユーザー層に合う特性まで掘り下げて解説していきます。

「キャンプ道具を全部積みたい」「タンデムでロング旅行をしたい」「荷物も人も安全に快適に運びたい」――そんな願いに応える一台を見つける参考になれば幸いです。


大型バイクのメリット・デメリット

大型バイクは「長距離の余裕」や「積載の自由度」が魅力ですが、同時に車重・価格・維持コストという現実的な課題も抱えています。

メリット

大きな車体で純正パニア+トップケースが想定済み設計。積載時の安定感が小排気量車とは段違い。

長距離巡航やタンデムを想定した**快適装備(クルコン・電動スクリーン・ヒーター等)**が豊富。

積載時もトルクに余裕があり、荷物満載でも苦にならない。

デメリット

車重が300kg以上になるモデルもあり、取り回しは体力勝負。

車両価格に加え、純正ケースセットで20〜40万円追加が一般的。

都市部ではサイズが持て余され、保管スペースも課題に。

つまり「旅・積載をメインにする人」にとっては最高の相棒ですが、「街乗りだけ」で選ぶにはオーバースペックになる傾向があります。


積載力ランキングTOP10

順位モデルメーカー排気量車種カテゴリ最大収納容量(概算)価格感(税込)ひと口メモ
1位ロードマスター リミテッドインディアン1890ccフルドレス・ツアラー約136L約500万円〜標準で巨大トランク+サドル
2位CRF1100L アフリカツイン AS ESホンダ1084ccアドベンチャー約128L約200万円前後(仕様で増減)58Lトップ+左右大容量で遠征向き
3位K1600 グランドアメリカ / GTLBMW1649ccラグジュアリー・ツアラー約123L約350万円〜直6の余裕+巨大トップケース
4位ゴールドウイング ツアーホンダ1833ccフルドレス・ツアラー約121L約370万円〜積載も安定感も“要塞級”
5位NT1100ホンダ1082ccスポーツツアラー約115L約170万円前後標準パニア+大径トップで実用満点
6位ウルトラ リミテッドハーレーダビッドソン1868ccフルドレス・ツアラー約114L約450万円前後キングツアーパックで“箱力”圧倒
7位R1250GS アドベンチャーBMW1254ccアドベンチャー約112L約310万円〜アルミ3箱で世界規模の装備感
8位Vストローム1050(DE)スズキ1037ccアドベンチャー約112L約180万円前後コスパ良好、実直な積載プラットフォーム
9位FJR1300 AS/Aヤマハ1298ccスポーツツアラー約110L(参考)約165〜187万円走りと箱の両立・定番の王道
10位ヴェルシス1000 SEカワサキ1043ccクロスオーバー約103L約187万円前後電子制御満載+3箱で万能

各モデル詳細解説

1位|インディアン ロードマスター リミテッド

メーカーIndian Motorcycle
バイク名Roadmaster Limited
排気量1890cc
車種カテゴリフルドレス・ツアラー
標準積載容量サドルバッグ+トップトランク 標準装備
最大積載容量(目安)約136L
ケース内訳(目安)左右サドル+トップ合計
メーカー希望小売価格(税込)約5,060,000円〜
特徴集中ロック、オーディオ、ヒーター、クルコン等の快適装備

ロードマスター リミテッドは、インディアンのフラッグシップフルドレスツアラー。標準で大型トップトランクと左右サドルバッグを備え、合計約136Lという圧倒的な積載量を誇ります。トランクはフルフェイスヘルメットやキャンプ用品も収まり、長距離旅行でも荷物不足の心配はほぼありません。さらにクルーズコントロール、オーディオ、ヒーター装備など快適性も一級品。重厚な車体ですが走り出せば直進安定性は抜群で、荷物満載でも安心感があります。「豪華さ」と「積載力」を両立させたい人にとって最高峰の一台です。


2位|ホンダ CRF1100L アフリカツイン Adventure Sports ES

メーカーHonda
バイク名CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
排気量1084cc
車種カテゴリアドベンチャー
標準積載容量—(純正パニア&トップで拡張)
最大積載容量(目安)約128L
ケース内訳(目安)サイド(左40L+右30L)+トップ58L
メーカー希望小売価格(税込)約2,057,000円(ES+DCT目安)
特徴電子制御サス、DCT、24Lタンク、クルコン、グリヒ等

アフリカツイン Adventure Sports ESは、冒険ツーリングの代名詞的存在。純正パニアケースとトップケースを組み合わせることで約128Lの積載が可能で、キャンプ道具や長距離旅行の荷物も余裕で収納できます。24Lタンクによる長い航続距離や電子制御サスペンション、DCT仕様など、旅を支える装備が充実。未舗装路や高速道路もそつなくこなし、積載時でも低速トルクが頼もしい存在感を発揮します。キャンプツーリングや海外遠征を見据えた本格派ライダーに理想の選択肢です。


3位|BMW K1600 グランドアメリカ / GTL

メーカーBMW Motorrad
バイク名K1600 Grand America / GTL
排気量1649cc
車種カテゴリラグジュアリー・ツアラー
標準積載容量モデルによりトップケース標準
最大積載容量(目安)約123L
ケース内訳(目安)サイド各37L+トップ49L
メーカー希望小売価格(税込)約3,550,000円〜
特徴直6、ESA、アダプティブヘッドライト、リバースアシスト

BMW K1600シリーズは、直列6気筒を積むラグジュアリーツアラーで、グランドアメリカやGTLは積載性と快適性を極めたモデルです。トップケースと左右パニアを合わせて約123Lの収納力を確保し、2人分の荷物を余裕で収められます。積載時でも直列6気筒の滑らかな加速と高い直進安定性が変わらず、長距離巡航は四輪車に近い快適性。電子制御サスペンションやオーディオ、ヒートグリップなど豪華装備も標準で、長距離タンデム旅行に最適です。


4位|ホンダ ゴールドウイング ツアー

メーカーHonda
バイク名Gold Wing Tour
排気量1833cc
車種カテゴリフルドレス・ツアラー
標準積載容量サイド+トップ 標準装備
最大積載容量(目安)約121L
ケース内訳(目安)左右サイド+トップ合計
メーカー希望小売価格(税込)約3,740,000円〜
特徴DCT設定、ダブルウィッシュボーン、ウォークモード、エアバッグ設定

ゴールドウイング ツアーは大型ツアラーの代表格で、約121Lの積載量を標準で確保。長期旅行でも収納不足に困ることはありません。水平対向6気筒エンジンは荷物満載でも余裕があり、低重心と独自のサスペンション構造で積載時の安定性は世界トップクラス。さらにクルーズコントロール、オーディオ、DCT、ウォークモードなど快適機能が豊富で、ライダーもパッセンジャーも快適に過ごせます。豪華な装備と積載性を両立する、まさに“旅の要塞”と呼べる存在です。


5位|ホンダ NT1100

メーカーHonda
バイク名NT1100
排気量1082cc
車種カテゴリスポーツツアラー
標準積載容量サイドパニア(合計約65L)標準
最大積載容量(目安)約115L
ケース内訳(目安)サイド約65L+トップ約50L
メーカー希望小売価格(税込)約1,683,000円〜
特徴大型スクリーン、クルコン、USB、センスタ、DCT設定

ホンダ NT1100は、日常性とツーリング性能を両立させたスポーツツアラー。標準のサイドパニアに加え、大型トップケースを装着することで約115Lの収納力を発揮します。大きなスクリーンやクルーズコントロール、USB電源など実用的な装備も標準で揃い、長距離旅行に強い設計。エンジンはアフリカツイン譲りの並列2気筒で、積載時でもスムーズで力強い走りを実現。DCT仕様を選べば渋滞や都市走行も快適で、通勤からロングツーリングまで幅広く対応できる万能型ツアラーです。

6位|ハーレーダビッドソン ウルトラ リミテッド

メーカーHarley-Davidson
バイク名Ultra Limited
排気量1868cc
車種カテゴリフルドレス・ツアラー
標準積載容量キング・ツアーパック+サドル標準
最大積載容量(目安)約114L
ケース内訳(目安)トップ約61L+左右サドル合計
メーカー希望小売価格(税込)約4,545,200円〜
特徴大型フェアリング、オーディオ、クルコン、ヒーター等

ウルトラ リミテッドは、ハーレーダビッドソンを代表するフルドレスツアラー。キングツアーパックと大型サドルバッグを備え、合計で約114Lの収納力を誇ります。積載力だけでなく、全天候型カウルやグリップヒーター、豪華なシートなど、長距離移動に特化した快適装備が満載。1868ccのミルウォーキーエイトエンジンは鼓動感と力強さを兼ね備え、積載時でも余裕ある走りを実現します。タンデム旅行や豪華なツーリングを求める人におすすめの一台です。


7位|BMW R1250GS Adventure

メーカーBMW Motorrad
バイク名R1250GS Adventure
排気量1254cc
車種カテゴリアドベンチャー
標準積載容量—(純正アルミ3箱で拡張)
最大積載容量(目安)約112L
ケース内訳(目安)サイド(左44L+右36L)+トップ32L
メーカー希望小売価格(税込)約3,089,000円〜
特徴Dynamic ESA、シフトカム、クルコン、ヒルスタート

アドベンチャーバイクの代名詞であるR1250GS Adventureは、アルミ製のパニアケースとトップケースを装備することで約112Lの収納が可能。アルミ箱は耐久性が高く、キャンプ用品や道具を積むのに適しています。1254ccのボクサーエンジンは低速トルクに優れ、荷物満載でも安定した走行を実現。電子制御サスペンションやクルーズコントロールを搭載し、オンロード・オフロード問わず快適。世界を跨ぐような長距離ツーリングを目指すライダーに理想的です。


8位|スズキ Vストローム1050 / 1050DE

メーカーSUZUKI
バイク名V-STROM 1050 / 1050DE
排気量1037cc
車種カテゴリアドベンチャー
標準積載容量—(純正アルミ3箱で拡張)
最大積載容量(目安)約112L
ケース内訳(目安)サイド37L×2+トップ38L
メーカー希望小売価格(税込)(DE)約1,793,000円
特徴調整式スクリーン、クルコン、ETC2.0、実直な装備群

Vストローム1050は、スズキのフラッグシップアドベンチャーとして高い積載性と扱いやすさを両立したモデルです。アルミ製サイドケースとトップケースを組み合わせることで約112Lの容量を確保。価格帯が比較的抑えられており、コストパフォーマンスに優れる点も魅力です。1037ccの水冷Vツインは耐久性が高く、荷物満載でも粘り強い加速を発揮。シンプルで実直な装備構成のため、初めて大型アドベンチャーに挑戦するライダーにもおすすめできます。


9位|ヤマハ FJR1300 AS/A

メーカーYAMAHA
バイク名FJR1300 AS / A
排気量1298cc
車種カテゴリスポーツツアラー
標準積載容量サイドケース(約30L×2)※仕様による
最大積載容量(目安)約110L
ケース内訳(目安)サイド約60L+トップ約50L
メーカー希望小売価格(税込)参考:約1,650,000〜1,870,000円(販売時)
特徴電子制御(AS)、可動スクリーン、シャフト、クルコン等

FJR1300は、長年ツアラーとして高い評価を受けてきたモデル。大型トップケースとサイドケースを装着することで約110Lの積載が可能です。シャフトドライブや電子制御サスペンションを備え、荷物満載でも安定感は抜群。1298cc直列4気筒エンジンはスムーズで力強く、高速巡航を得意とします。積載力だけでなく、走りも妥協しないモデルを求めるライダーに最適。仕事も趣味も「走り」を大切にする人にぴったりの一台です。


10位|カワサキ ヴェルシス1000 SE

メーカーKawasaki
バイク名VERSYS 1000 SE
排気量1043cc
車種カテゴリクロスオーバー/スポーツツアラー
標準積載容量—(純正3箱で拡張)
最大積載容量(目安)約103L
ケース内訳(目安)サイド28L×2+トップ47L
メーカー希望小売価格(税込)約1,868,400円〜
特徴KECS電子サス、IMU、コーナリングABS、クルコン、グリヒ

クロスオーバーツアラーのヴェルシス1000 SEは、サイドパニアとトップケースを組み合わせて約103Lの収納力を確保。IMU搭載の電子制御、快適なシート、アップライトなポジションなど、積載と快適性を両立しています。1043cc直列4気筒エンジンは荷物やタンデムを積んでも余裕の加速を提供。ワインディングから高速まで幅広いシーンで安定した性能を発揮します。最新技術と積載性をバランス良く求めるライダーにおすすめです。

まとめ

今回紹介したTOP10はいずれも、100Lを超える積載容量を確保できることがポイントです。これはビッグスクーターの2倍以上で、テント泊のキャンプツーリングやロングタンデム旅行でも**「荷物が入らない」心配から解放される**レベルです。

上位は「豪華なフルドレスツアラー」が占めていますが、中位にはNT1100やVストローム1050のような実直な国産アドベンチャー/ツアラーもランクインし、現実的な価格帯で高積載を可能にしています。

最後に強調したいのは「積載力は容量だけでなく、安定して走れるかどうかがセットで重要」ということ。荷物を積みきれても、高速でフラついたり、重さで疲れ切ってしまっては意味がありません。その点、ここで紹介したモデルはすべてメーカー純正設計で積載を前提にしており、荷物も人も安心して運べる信頼感があります。

あなたの旅のスタイルに合わせて「フルドレスで贅沢に」「国産アドベンチャーで実直に」「スポーツツアラーで走りも妥協せず」と選べば、積載力の悩みから解放され、もっと自由なツーリングが楽しめるはずです。

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