【2025年最新版】国内で購入可能!!最高速が速い250ccバイクランキングTOP10を徹底解説

250cc

250ccクラスのバイクは、日本の二輪市場において特に人気が高い排気量帯です。
軽二輪に分類されるため車検が不要で維持費を抑えやすい一方、十分なパワーと高速走行性能を備えています。

特に「最高速」に注目すると、現行のスポーツモデルから過去の2ストレーサーレプリカまで幅広く存在し、実測で170km/h〜200km/hオーバーを記録する車種も少なくありません。

この記事では、国内で新車・中古を含め入手可能な250ccバイクを対象に、実測最高速を重視したランキングTOP10をまとめました。


250cc最高速ランキングTOP10

順位モデル名メーカー実測最高速カタログ最高速エンジン形式販売価格(新車/中古)
1RGV250Γスズキ約210km/hリミッター180km/h水冷2ストV型2気筒中古:60〜240万円
2RS250アプリリア約200km/h水冷2ストV型2気筒中古:70〜180万円
3KR-1S/Rカワサキ約200km/h水冷2スト並列2気筒中古:80万円前後
4NSR250Rホンダ約190〜200km/h理論値180km/h水冷2ストV型2気筒中古:125〜200万円
5TZR250R/SPヤマハ約180〜190km/h水冷2スト並列/後期V型2気筒中古:100〜150万円
6Ninja ZX-25Rカワサキ約180km/h水冷4スト直列4気筒新車:約91万円
7CBR250RR(MC22)ホンダ約180km/h水冷4スト直列4気筒中古:50〜80万円
8CBR250RR(MC51)ホンダ約170km/h水冷4スト直列2気筒新車:約82万円
9YZF-R25ヤマハ約170km/h水冷4スト直列2気筒新車:約65万円
10Ninja 250カワサキ約170km/h水冷4スト直列2気筒新車:約64万円

各モデル詳細解説


1位:スズキ RGV250Γ

バイク名スズキ RGV250Γ
メーカースズキ
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約60〜240万円
平均燃費約18km/L
タンク容量17L
実測最高速約210km/h
エンジン形式水冷2スト V型2気筒
最高出力45PS(国内仕様)〜58PS(海外仕様)

スズキ「RGV250Γ」は、1980年代後半〜1990年代にかけて登場した2ストレーサーレプリカの代表格であり、実測最高速210km/hを記録した伝説のマシンです。45馬力規制の時代にありながら、海外仕様では実質58馬力近い出力を発揮しており、最高速・加速ともに他の2スト250を凌駕しました。サーキット走行テストでも0-400m加速や最高速で頭ひとつ抜けた性能を示し、まさに「公道最速の250cc」と呼ぶにふさわしい存在です。V型2気筒エンジンは高回転でのパンチが強烈で、ピーキーながら一気に吹け上がる特性がライダーを虜にしました。中古市場では状態の良い個体は少なく、希少なSP仕様などは200万円を超える高額で取引されるほど。まさに250cc最高速の頂点に君臨する名車です。


2位:アプリリア RS250

バイク名アプリリア RS250
メーカーアプリリア(イタリア)
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約70〜180万円
平均燃費約17km/L
タンク容量16L
実測最高速約200km/h
エンジン形式水冷2スト V型2気筒
最高出力45〜55PS

イタリアのアプリリアが生んだ「RS250」は、エンジンにスズキ製RGV250ΓのVツイン2ストを搭載した欧州のレーサーレプリカです。最高速は実測200km/h前後をマークし、ヨーロッパや日本でも「最強の250cc」として熱狂的な人気を博しました。シャーシは自社設計で、アルミツインスパーフレームや倒立フォークなど当時最先端の装備を採用。軽快なハンドリングと2スト特有の加速力を武器に、サーキットから峠まで圧倒的な走りを実現しました。中古市場では流通数が少なく、状態次第では150万円を超えるプレミア価格になることもあります。独自のデザイン性とレーシーなキャラクターは、国産2ストと並んで伝説的な存在です。


3位:カワサキ KR-1S/R

バイク名カワサキ KR-1S/R
メーカーカワサキ
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約80万円前後
平均燃費約17km/L
タンク容量18L
実測最高速約200km/h
エンジン形式水冷2スト 並列2気筒
最高出力45PS

カワサキ「KR-1S/R」は1980年代末に登場した2ストスポーツで、乾燥重量わずか123kgという超軽量車体に45馬力の並列2気筒エンジンを積んだ俊足マシンです。実測最高速は200km/h前後に達し、0-100km/h加速も3秒台という驚異的な性能を誇りました。ハンドリングは俊敏そのもので、峠やサーキットで「最速の峠小僧」と呼ばれる所以となりました。特に上級モデルの「KR-1R」はレース前提のセッティングが施され、68馬力を発揮するキット仕様も存在するなど、レーサーレプリカ黄金期のカワサキらしい過激さを体現しています。中古市場では数が少なく、状態の良い個体は希少価値が高いものの、他の2スト250と比べると比較的手が届きやすい価格帯で流通しています。


4位:ホンダ NSR250R

バイク名ホンダ NSR250R
メーカーホンダ
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約125〜200万円
平均燃費約17km/L
タンク容量16L
実測最高速約190〜200km/h
エンジン形式水冷2スト V型2気筒
最高出力45PS

「走る戦闘機」と称されたホンダ「NSR250R」は、ホンダの技術力が詰め込まれた2ストレーサーレプリカの頂点的存在です。実測最高速は190〜200km/hに達し、当時の250ccスポーツの限界性能を示しました。エンジンは水冷2ストVツインで、ホンダ独自のPGM点火制御を搭載し、ピーキーながら扱いやすい特性を実現。特にSE/SP仕様ではフルアジャスタブルサスペンションや乾式クラッチを備え、サーキット走行でも圧倒的なポテンシャルを発揮しました。中古市場ではプレミア化が進んでおり、状態の良い個体は200万円以上で取引されることも珍しくありません。いまなお「最強の250」として語り継がれる名機です。


5位:ヤマハ TZR250R/SP

バイク名ヤマハ TZR250R/SP
メーカーヤマハ
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約100〜150万円
平均燃費約18km/L
タンク容量17L
実測最高速約180〜190km/h
エンジン形式水冷2スト 並列/後期V型2気筒
最高出力45PS

ヤマハ「TZR250R/SP」は、ヤマハ党に愛され続けた2ストスポーツの決定版。前期は並列2気筒、後期はV型2気筒を採用し、レーサーレプリカとしての進化を遂げました。実測最高速は180〜190km/hで、国産250ccとしては十分な速さ。ヤマハらしい軽快でコントローラブルなハンドリングは、峠やサーキットでライバルを圧倒しました。特にSP仕様は豪華な足回りと専用パーツを備え、希少性の高さから中古市場では高額取引されます。独特の後方排気レイアウトや高回転域の伸びは、現在でも熱烈なファンを惹きつけています。


6位:カワサキ Ninja ZX-25R

バイク名カワサキ Ninja ZX-25R
メーカーカワサキ
新車販売価格約91万円(税込)
中古平均価格約75〜85万円
平均燃費約22km/L(WMTCモード)
タンク容量15L
実測最高速約180km/h
エンジン形式水冷4スト 直列4気筒
最高出力46PS(ラムエア加圧時)

2020年に登場したカワサキ「Ninja ZX-25R」は、現行唯一の250cc直列4気筒エンジンを搭載した異色のマシンです。最高出力は46PS(ラムエア加圧時)を発揮し、実測最高速は180km/h前後。高回転は2万回転まで吹け上がり、レーサーレプリカ時代を彷彿とさせるサウンドを奏でます。サーキットテストではメーター読み189km/h(実測約180km/h)を記録し、2スト勢に匹敵する性能を現代の4ストで実現しました。電子制御スロットルやトラクションコントロールなど最新技術を備え、街乗りからサーキットまで幅広く楽しめるのが魅力。新車価格は約91万円と250ccにしては高額ですが、それに見合う性能を誇ります。


7位:ホンダ CBR250RR(MC22)

バイク名ホンダ CBR250RR(MC22)
メーカーホンダ
新車販売価格—(生産終了)
中古平均価格約50〜80万円
平均燃費約25km/L
タンク容量13L
実測最高速約180km/h
エンジン形式水冷4スト 直列4気筒
最高出力45PS

1990年代前半に登場したホンダ「CBR250RR(MC22)」は、当時の自主規制45馬力をフルに発揮する直列4気筒エンジンを搭載。実測最高速は180km/h前後に達し、当時の250ccスポーツの完成形と評されました。高回転まで一気に吹け上がる特性と、カムギアトレイン独特のメカニカルサウンドは、今も多くのファンを魅了しています。アルミツインスパーフレームと倒立フォークにより、旋回性能も高水準。中古市場では台数が減少しており、程度の良い個体はプレミア価格となる傾向にありますが、それでも多くのライダーが「もう一度乗りたい」と願う名車です。


8位:ホンダ CBR250RR(MC51)

バイク名ホンダ CBR250RR(MC51)
メーカーホンダ
新車販売価格約82万円(税込)
中古平均価格約65〜75万円
平均燃費約25km/L(WMTCモード)
タンク容量14L
実測最高速約170km/h
エンジン形式水冷4スト 直列2気筒
最高出力41PS

2017年に復活した「CBR250RR(MC51)」は、直列2気筒エンジンながら41PSを発揮し、現行250ccの中でも屈指の高性能モデルです。実測最高速は170km/h前後で、ツインエンジンながら旧4気筒モデルに迫る性能を実現。電子制御スロットルを採用し、ライドモード選択も可能で、街乗りからサーキットまで幅広く対応します。軽量な車体と高い剛性を持つフレームによりコーナリング性能も抜群。新車価格は約82万円とやや高額ですが、現行250ccで速さと先進装備を両立した一台です。


9位:ヤマハ YZF-R25

バイク名ヤマハ YZF-R25
メーカーヤマハ
新車販売価格約65万円(税込)
中古平均価格約40〜55万円
平均燃費約28km/L(WMTCモード)
タンク容量14L
実測最高速約170km/h
エンジン形式水冷4スト 直列2気筒
最高出力35PS

2014年に登場したヤマハ「YZF-R25」は、並列2気筒エンジンから35PSを発揮するスポーツモデルです。実測最高速は170km/h前後で、同クラスのカワサキNinja 250とライバル関係にあります。メーター上では190km/h近くを指すこともありますが、実際の速度は170km/h程度。扱いやすいパワー特性と、ライバルに比べてやや軽快なハンドリングが特徴で、街乗りからツーリングまで幅広く活躍します。価格も65万円前後と手ごろで、初心者からベテランまで人気の高いモデルです。


10位:カワサキ Ninja 250

バイク名カワサキ Ninja 250
メーカーカワサキ
新車販売価格約64万円(税込)
中古平均価格約40〜55万円
平均燃費約27km/L(WMTCモード)
タンク容量14L
実測最高速約170km/h
エンジン形式水冷4スト 直列2気筒
最高出力37PS

カワサキ「Ninja 250」は、250ccスポーツの定番ともいえる存在。2018年以降のモデルでは37PSエンジンを搭載し、実測最高速は170km/h前後をマークします。フルカウルデザインの空力性能に優れ、高速道路でも余裕のある巡航が可能。ライバルのR25と比べるとやや重量があるものの、そのぶん安定感が高く、初心者にも安心して扱える一台です。価格も64万円前後と手頃で、コストパフォーマンスに優れたスポーツバイクとして幅広い層に支持されています。


まとめ

250ccクラスのバイクは、維持費の安さと扱いやすさに加えて、最高速でも十分にスポーツ性を楽しめることが最大の魅力です。

  • 最速を狙うなら2ストレプリカ(RGV250Γ、NSR250R、KR-1Sなど)
  • 現行で選ぶならZX-25RやCBR250RR(MC51)が有力
  • コスパと実用性ならR25・Ninja250

という棲み分けになります。
伝説的な2ストモデルは中古市場で高額ですが、現行車も十分に高速性能を発揮しており、250ccでも「スポーツ走行を本気で楽しめる」クラスであることに変わりありません。

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