SUVを選ぶ理由は人それぞれですが、アウトドア・旅行・買い物・子育てといった日常用途では「荷室の広さ」が最も後悔しやすいポイントです。
同じSUVでも、後席を倒した時のフラットさや奥行き、ゲート開口部の高さで実用性が大きく違います。
「デザイン重視で買ったら、キャンプ用品が入らなかった」「ベビーカーを積むと他の荷物が乗らない」などの声も珍しくありません。
この記事では、積載量が多いSUVを実際のラゲッジ容量(L単位)と評判をもとにランキング形式で紹介します。
収納力・使いやすさ・後悔回避のコツまで、2025年の最新SUV事情をまとめました。
積載量が多いSUVを選ぶポイント
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 荷室容量(L) | カタログ値で500L以上なら大型荷物も余裕。後席倒し時の最大値もチェック。 |
| 荷室の形状 | 奥行き・高さ・幅が整っているほど実用性が高い。四角い形が理想。 |
| 開口部の広さ | リアゲートの高さと幅で使い勝手が大きく変わる。段差が少ないほど◎。 |
| 床面の高さ | 高すぎると積み下ろしに不便。腰の高さ程度が目安。 |
| シートアレンジ | 2列目・3列目の倒し方や段差の有無も重要。フラットにできると積載効率UP。 |
積載性を見る上で重要なのは、単純な容量値だけではありません。
まず「荷室容量(L)」は目安であり、形状が歪だと数字ほど積めません。奥行き・高さ・開口部の広さが大切です。
また、床面の高さが高すぎると荷物の積み下ろしで疲れやすく、段差のないフラット構造のほうが実用的。
3列SUVはシートを倒した状態でようやく広くなるため、「普段は2列+荷室活用」が前提の人に向いています。
最近は電動ゲートや床下収納など使いやすさ重視の装備も増えており、数字だけでなく「積み方のしやすさ」で選ぶのが後悔しないポイントです。
積載量が多いSUVランキングTOP10
| 順位 | 車種 | メーカー | 荷室容量(L) | 特徴 | 人気ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日産 エクストレイル | 日産 | 約560 | 後席使用時でも広い荷室。使いやすいスクエア形状。 | キャンプ・家族旅行に最適。 |
| 2位 | トヨタ ランドクルーザープラド | トヨタ | 約550 | 3列仕様でも後席倒しで広大なスペース。 | アウトドアや長期旅行向け。 |
| 3位 | マツダ CX-8 | マツダ | 約540 | 3列SUVながら荷室が広い。フラットな床面。 | ファミリー層から高評価。 |
| 4位 | トヨタ ランドクルーザー | トヨタ | 約520 | 大型ボディで奥行きも高さも十分。 | 積載力と耐久性の両立。 |
| 5位 | 三菱 アウトランダー | 三菱 | 約498 | 3列仕様でも荷室を確保。電動ゲートも便利。 | 荷物が多い家庭に人気。 |
| 6位 | スバル フォレスター | スバル | 約485 | 四角い荷室と低床で積みやすい。 | アウトドア派に支持される。 |
| 7位 | トヨタ ハリアー | トヨタ | 約456 | ラゲッジ開口が広く、日常使いにも便利。 | デザイン性と実用性を両立。 |
| 8位 | 日産 キックス | 日産 | 約423 | コンパクトSUVながら積載効率が高い。 | 街乗りと小旅行に最適。 |
| 9位 | マツダ CX-5 | マツダ | 約400 | 荷室の高さがあり、後席倒すと広大。 | バランスの良い積載SUV。 |
| 10位 | スズキ エスクード | スズキ | 約375 | 軽量ボディながら実用的な荷室設計。 | 女性や初心者にも扱いやすい。 |
1位:日産 エクストレイル(約560L)

| 日産 エクストレイル | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約560L |
| 特徴 | 四角い開口部と広い奥行きで大容量。 |
| 利便性 | フラット床+電動リアゲートで積み下ろし快適。 |
| 人気ポイント | キャンプ・レジャー・通勤の万能SUV。 |
最新型エクストレイルは、後席使用時でも560Lクラスの荷室容量を確保するトップレベルSUV。開口部が広く、四角く設計された荷室はキャンプ用品やベビーカーも余裕で収納できます。
電動リアゲートや防水ラゲッジボードも便利で、アウトドア派から高評価。
口コミでも「後席を倒さずにスーツケース3個積める」「荷室がスクエアで積みやすい」との声が多く、使い勝手は国産SUV随一。
走りと実用性を両立しており、「燃費重視SUVよりも使いやすくて後悔しない」と評判です。
2位:トヨタ ランドクルーザープラド(約550L)

| トヨタ ランドクルーザープラド | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約550L |
| 特徴 | 3列目を倒せば圧倒的な積載力を発揮。 |
| 利便性 | 大型ゲートで大物も余裕。 |
| 人気ポイント | オフロード×実用性の定番SUV。 |
本格派SUVとして根強い人気を誇るプラド。3列目を倒せば広大な荷室が出現し、大型クーラーボックスやテント一式も余裕で積めます。
荷室は高さ・奥行きともに余裕があり、重量物を載せても安定感が抜群。
ユーザーからは「家族5人+荷物でもストレスなし」「アウトドアで頼りになる積載力」と高評価。
一方で、ボディが大きいため街乗りでの取り回しには注意が必要ですが、積載性ではトップクラス。
「荷物を妥協したくない人が選ぶSUV」として高リセール価値もあり、後悔の少ない一台です。
3位:マツダ CX-8(約540L)

| マツダ CX-8 | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約540L |
| 特徴 | 3列SUVながら広い荷室を確保。 |
| 利便性 | フラットで奥行きのある床面。 |
| 人気ポイント | ファミリー層の積載重視SUV。 |
CX-8はマツダの3列SUVながら、3列目を使用しても荷室が広いのが特徴。座席を倒せばゴルフバッグ4本も楽に収まり、床面もフラットで積みやすい。
リアゲート開口部も広く、電動開閉付きで女性にも扱いやすい設計です。
口コミでは「デザインも積載も妥協なし」「長距離旅行で荷物をすべて詰めた」と高評価。
一方で、3列目を常に使う場合は積載量が減るため、2列+荷室メイン運用がおすすめ。
“デザイン性×実用性×快適性”のバランスが取れた後悔しないSUVです。
4位:トヨタ ランドクルーザー(約520L)

| トヨタ ランドクルーザー | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約520L |
| 特徴 | 奥行き・高さに余裕あるフルサイズSUV。 |
| 利便性 | 頑丈なリアゲート設計で出し入れしやすい。 |
| 人気ポイント | 耐久性と積載性の両立モデル。 |
フルサイズSUVの王者、ランドクルーザーは奥行き・高さ・幅の全方向に余裕がある積載力モンスター。
ラゲッジの床が広く、キャンプ道具や折りたたみ自転車も積み込めるほど。
その一方で、シートアレンジの自由度が高く、家族旅行にも対応。
評判では「重い荷物を積んでも走りが安定」「悪路でも荷物が暴れにくい」と耐久性の高さが評価されています。
「積載性・耐久性・信頼性」をすべて求める人には最強の一台。燃費より荷物を選ぶなら後悔しません。
5位:三菱 アウトランダー(約498L)

| 三菱 アウトランダー | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約498L |
| 特徴 | 3列シートSUVながら収納力が高い。 |
| 利便性 | 電動ゲート付きで利便性抜群。 |
| 人気ポイント | 家族連れ・荷物多い層に好評。 |
PHEVモデルでも広い荷室を誇るアウトランダー。3列目を倒すと約1000L超えの広大スペースが出現し、SUVとは思えない収納力を発揮します。
電動ゲートや2段トランクボードなど、積載を意識した設計が魅力。
口コミでは「キャンプギアを全部積める」「荷物の出し入れが楽」と評判。
後席を倒しても段差が少なく、フラットで積みやすいのもポイントです。
PHEVらしく静粛性も高く、燃費・積載・快適の三拍子を揃えた“後悔しない万能SUV”といえます。
6位:スバル フォレスター(約485L)

| スバル フォレスター | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約485L |
| 特徴 | 低床フラット設計で積みやすい。 |
| 利便性 | 大開口ゲートでアウトドア用品も余裕。 |
| 人気ポイント | アウトドア・キャンプ層からの支持◎。 |
フォレスターは低床設計×スクエアな荷室で積みやすさ抜群。リアゲートの開口角も大きく、アウトドアギアやベビーカーの出し入れが簡単です。
口コミでは「見た目以上に積める」「背の高い荷物も立てたまま入る」と実用性が高く評価。
また、後席を倒すとフラットな床面が現れ、長尺物もスムーズに収納できます。
走行安定性と積載性のバランスも良く、「家族使いでもソロキャンでも後悔なし」と言われる信頼の1台です。
7位:トヨタ ハリアー(約456L)

| トヨタ ハリアー | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約456L |
| 特徴 | デザイン性と積載性を両立した上品SUV。 |
| 利便性 | 開口部が広く、後席倒すとフラット化。 |
| 人気ポイント | 普段使いも荷物多め旅行もOK。 |
デザインSUVの代表格ながら、後席を倒すと大容量の荷室に変身するハリアー。荷室の開口部が広く、スーツケースやゴルフバッグも容易に積み込めます。
口コミでは「高級SUVなのに意外と積める」「リアゲートが軽くて使いやすい」と実用性も高評価。
日常使いでは十分な容量を持ち、ファミリー層にも人気です。
デザイン性重視で選んでも、“積めない後悔”がないSUVとしておすすめです。
8位:日産 キックス(約423L)

| 日産 キックス | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約423L |
| 特徴 | コンパクトSUVながら奥行きある荷室。 |
| 利便性 | 低床で出し入れ簡単。 |
| 人気ポイント | 街乗り+小旅行派に最適。 |
コンパクトSUVながら、荷室の高さと奥行きを確保しているのがキックスの強み。
リアゲートの開口部が広く、段差が少ない低床構造で荷物の積み下ろしが非常にスムーズです。
口コミでは「小さいのに意外と積める」「旅行やアウトドアにも行ける」と好評。
e-POWERの静かで扱いやすい走りも相まって、街乗り+週末レジャー派にぴったり。
“コンパクトでも積載重視”を求める人が後悔しない一台です。
9位:マツダ CX-5(約400L)

| マツダ CX-5 | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約400L |
| 特徴 | 高さがあり荷物の積み下ろしが楽。 |
| 利便性 | 後席を倒せば大容量に拡張可。 |
| 人気ポイント | バランス重視の実用SUV。 |
スタイリッシュなデザインで人気のCX-5ですが、荷室も十分広く、後席を倒せば最大1620Lクラスの収納力を発揮します。
奥行きが深く、ゴルフバッグやキャンプ用品も問題なく収納可能。
口コミでは「デザインと実用のバランスが完璧」「長距離ドライブでも荷物が暴れにくい」と高評価。
マツダらしい上質な質感に加え、積載性も侮れない完成度。
“見た目で選んでも実用で後悔しないSUV”の代表です。
10位:スズキ エスクード(約375L)

| スズキ エスクード | |
|---|---|
| 荷室容量 | 約375L |
| 特徴 | 小型SUVながら四角くて積みやすい設計。 |
| 利便性 | リアシートの倒し方で容量拡張可能。 |
| 人気ポイント | コンパクト×積載重視派に好まれる。 |
コンパクトSUVながら、後席を倒せば十分な積載空間を確保。スクエアな形状で使いやすく、リアゲートも軽いのが魅力。
口コミでは「小回りが利くのに荷物も積める」「女性でも扱いやすい」と評価が高いです。
特にソロキャンプや軽めの旅行用途にぴったりで、走行性能も軽快。
コスパと積載性を両立した、“サイズ以上に実用的なSUV”です。
まとめ
積載量の多いSUVは、単純なラゲッジ容量だけでなく、形状・床高さ・開口部の広さまで見てこそ真の比較ができます。
本ランキング上位のエクストレイル・プラド・CX-8は、積載量・使い勝手・評判の三拍子がそろい、後悔の少ない選択肢です。
また、街乗りメインならフォレスターやハリアー、女性や初心者ならキックスやエスクードもおすすめ。
荷物を妥協せず、「積める安心感」こそがSUV選びで後悔しない最大のポイントです。













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