セダン＝荷物が載らない、というイメージはもう古い時代の話です。
最近のセダンは、流線型のデザインを保ちながらもトランク容量が広く、
スーツケースやゴルフバッグを余裕で積めるモデルが増えています。
特に、ハイブリッド化や電動化が進む中で、バッテリー配置を工夫することで
トランクを犠牲にしない設計が注目されています。
この記事では、「積載量の多い＝実用性が高い」 セダンをランキング形式で紹介。
ファミリーでも、ビジネスでも、長距離でも後悔しない選び方がわかります。
積載量が多いセダンを選ぶときのポイント
| 項目 | 解説 | 後悔回避ポイント |
|---|---|---|
| トランク容量（L） | 公称値は目安。奥行き・幅・高さのバランスで実容量が変わる。 | スーツケースやゴルフバッグが「横置き」できるか実車で確認。 |
| 開口部と積みやすさ | 開口高さ・角度・リッドの張り出しで積み下ろし難度が変化。 | 段差が少ない/低床/口が広い車を優先すると日常で楽。 |
| 後席可倒・トランクスルー | 6:4分割やスキー用スルーで長尺物の積載性が大幅UP。 | チャイルドシート併用時も片側可倒できるか要チェック。 |
| 床下収納・小物固定 | サブトランクやフック、ネットで荷崩れを防止。 | 買い物やアウトドアで“使える”装備が後悔を減らす。 |
| 電動化との両立 | HVでも電池配置次第で容量差が出る。 | 同車種でもHV/ガソリンで容量が異なる場合は要比較。 |
① トランク容量は数字だけでなく形も重要
同じ450Lでも、奥行きが浅い車は実用性が下がります。
ゴルフバッグが“横置きできるか”は実用的な目安です。
② 開口部の広さ・開き方にも注目
セダンによっては開口角度が狭く、荷物の出し入れが大変。
スキー板やチャイルドバギーを積む人は開口部形状をチェック。
③ 後席可倒機能の有無
大きな荷物を積むなら「6:4分割可倒式」や「スルー機構付き」が便利です。
④ 実用的な工夫があるか
床下収納・ゴルフバッグの積載方向表示など、細やかな工夫がある車は満足度が高く、口コミ評価でも好評です。
積載量の多いセダンランキングTOP10
| 順位 | 車種 | 価格帯（万円） | トランク容量（L） | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | トヨタ カムリ | 370〜470 | 約524L | クラス最大級の広さ。ゴルフバッグ4個も余裕。 |
| 2位 | ホンダ アコード | 480〜520 | 約519L | 奥行きの深い荷室で実用性◎。後席倒しも可能。 |
| 3位 | 日産 スカイライン | 470〜650 | 約500L | 400Rでも荷室広く、ゴルフバッグ3個＋小物可。 |
| 4位 | マツダ6 セダン | 320〜390 | 約483L | 開口幅が広く、長尺物も積める設計。 |
| 5位 | トヨタ クラウン（クロスオーバー） | 440〜620 | 約450L | HEVながら奥行き深く、収納性高い。 |
| 6位 | レクサス ES300h | 620〜700 | 約454L | 静粛性と積載性を両立。スーツケース3つ可。 |
| 7位 | スバル WRX S4 | 480〜530 | 約414L | スポーティでも実用性あり。開口も大きめ。 |
| 8位 | BMW 3シリーズ セダン | 680〜830 | 約480L | 輸入セダンでは優秀な収納力。 |
| 9位 | メルセデスCクラス セダン | 670〜850 | 約455L | 高級感と使いやすさを両立。形状が四角く実用的。 |
| 10位 | ホンダ インサイト | 340〜390 | 約427L | ハイブリッドでもトランク形状が美しく広い。 |
各車の解説
🥇 トヨタ カムリ
| トヨタ カムリ | |
|---|---|
| トランク容量 | 約524 L |
| 価格帯 | 370〜470万円前後 |
| 積載のコツ | 口が広く床面が低い。ゴルフバッグは横置き×4を想定、後席可倒で長尺物も余裕。 |
| 特徴 | 静粛・燃費・積載が高バランス。「セダンでも荷物が積める」代表格として口コミ評価が高い。 |
セダンの定番にして王者。524Lという圧倒的な容量を誇り、
ゴルフバッグ4つを横置きできる実力派です。
後席可倒式で長尺物も収納可能。口コミでも「ファミリーカー並み」と高評価。
燃費や静粛性も高く、後悔しない万能セダンといえます。
🥈 ホンダ アコード
| ホンダ アコード | |
|---|---|
| トランク容量 | 約519 L |
| 価格帯 | 480〜520万円前後 |
| 積載のコツ | 奥行き深めでスーツケース3＋小物。6:4分割可倒で自転車前輪外しにも対応可。 |
| 特徴 | 広さと乗り心地の両立。長距離旅行や出張が多いユーザーからの評判が良い。 |
新型アコードは、スタイリッシュなデザインに大容量519Lのトランクを確保。
開口部が広く、スーツケース3つ＋小型クーラーも楽々収納。
「荷物が多い家庭でも余裕」と評判で、実用性重視派におすすめ。
🥉 日産 スカイライン
| 日産 スカイライン | |
|---|---|
| トランク容量 | 約500 L |
| 価格帯 | 470〜650万円前後 |
| 積載のコツ | 横幅が取りやすく、ゴルフバッグ3＋キャリーも収納可能。スルー活用でスキー板にも対応。 |
| 特徴 | 走りと実用の両立。400Rでも荷室が潰れにくく、スポーツ派でも実用品として満足度が高い。 |
走りのセダンでありながら、約500Lのラゲッジを確保。
ゴルフバッグ3つ＋キャリー1つを収納可能です。
高出力モデルでもトランク構造が崩れず、スポーツ志向でも満足度が高い。
第4位：マツダ6 セダン
| マツダ6 セダン | |
|---|---|
| トランク容量 | 約483 L |
| 価格帯 | 320〜390万円前後 |
| 積載のコツ | 間口が広く箱形に近い。長尺物は6:4可倒で楽に収まる。 |
| 特徴 | エレガントな見た目と使い勝手の良さで「積める美セダン」と高評価。 |
マツダらしい美しいデザインを保ちながらも、実用性を犠牲にしていません。
トランク容量は483Lで開口部が広く、家具や長尺物も対応。
オーナー評価でも「荷物が載る美しいセダン」と好評です。
第5位：トヨタ クラウン クロスオーバー
| トヨタ クラウン（クロスオーバー） | |
|---|---|
| トランク容量 | 約450 L |
| 価格帯 | 440〜620万円前後 |
| 積載のコツ | 深さがあり背の高い荷物を立てやすい。床下収納も活用。 |
| 特徴 | 上質感と積載性のバランスが高く、家族旅行でも余裕。HVでも容量確保が巧み。 |
従来のセダンより高めの車高を持ち、SUV的な積載力を実現。
450Lのトランクは深さがあり、旅行用スーツケース4つも余裕。
見た目の高級感と実用性を両立し、リセール面でも有利です。
第6位：レクサス ES300h
| レクサス ES300h | |
|---|---|
| トランク容量 | 約454 L |
| 価格帯 | 620〜700万円前後 |
| 積載のコツ | 四角い形状でケースの収まりが良い。スーツケース3つ＋隙間収納がしやすい。 |
| 特徴 | 静粛・快適・積載の三拍子。ドレスアップしても実用性を失わないのが魅力。 |
上品な佇まいのハイブリッドセダン。
バッテリー位置が工夫されており、454Lを確保。
静粛性と快適性のバランスが絶妙で、女性層からの支持も厚い。
第7位：スバル WRX S4
| スバル WRX S4 | |
|---|---|
| トランク容量 | 約414 L |
| 価格帯 | 480〜530万円前後 |
| 積載のコツ | 開口が大きめでベビーカーや板もOK。スルー活用で長尺もカバー。 |
| 特徴 | 走れるのに積めるスポーツセダン。雪山・海のアクティブ用途にも強い。 |
AWDセダンながらトランク容量414Lと優秀。
スノーボードやベビーカーも積める実用的な形状です。
「走れるのに積める」点が高評価を得ています。
第8位：BMW 3シリーズ セダン
| BMW 3シリーズ セダン | |
|---|---|
| トランク容量 | 約480 L |
| 価格帯 | 680〜830万円前後 |
| 積載のコツ | 四角く使いやすい空間。クーラーボックスや折り畳み椅子の積み合わせがしやすい。 |
| 特徴 | 欧州プレミアムの定番。走りと実用のバランスで評価が高い。 |
欧州車らしい高剛性ボディながら、480Lの容量を確保。
トランク形状がシンプルで、荷物の出し入れがしやすいのが特徴。
第9位：メルセデスCクラス セダン
| メルセデス Cクラス セダン | |
|---|---|
| トランク容量 | 約455 L |
| 価格帯 | 670〜850万円前後 |
| 積載のコツ | リアシートスルーでスキー板も積載可。口が広く実測で使いやすい。 |
| 特徴 | 高級感と実用性の両立。日常から旅行まで万能な一台。 |
455Lの容量に加え、リアシートスルーを採用。
スキー板などの長尺物も搭載可能。質感と実用性を兼ね備えた1台。
第10位：ホンダ インサイト
| ホンダ インサイト | |
|---|---|
| トランク容量 | 約427 L |
| 価格帯 | 340〜390万円前後 |
| 積載のコツ | 開口が低く積み下ろしが楽。ケースの角が当たりにくい形状。 |
| 特徴 | 燃費・静粛性・積載のバランスが良く、日常使いでの満足度が高い。 |
427Lと数字以上に使いやすいラゲッジ設計。
開口部が低く、女性でも荷物を積み下ろししやすいのが魅力。
「燃費良し・静粛性良し・積載も十分」とバランス型の名車です。
まとめ
セダンは「走る快適さ」と「積む実用性」を両立できる隠れた名ジャンルです。
特に、カムリ・アコード・マツダ6はトランク形状も優秀で、
車中泊や長期旅行でも使えるレベルの積載性を持っています。
「デザインで選ぶと後悔」「ゴルフバッグが入らない」
という声も多い中、今回紹介した10車種はその心配なし。
走りも静粛性も満足できる、まさに“使えるセダン”たちです。
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