SUVは重くて遅い──そんな時代はもう終わりました。
いまや国産SUVでも0-100km/h加速6〜7秒台のモデルが続々登場し、
「走りを楽しめるファミリーカー」として注目を集めています。
一方で、加速性能に優れたSUVは燃費や価格も上がりがち。
「燃費を気にして後悔した」「加速重視で維持費が大変だった」という声も多いのが現実です。
この記事では、2025年に買える“加速が速いSUV”を0-100km/hタイム順にランキング化。
評判・評価・後悔ポイントを交えつつ、パワーと実用性を両立したモデルを紹介します。
加速が速いSUVを選ぶときのポイント
| 項目 | 解説 | 後悔回避ポイント |
|---|---|---|
| 最高出力(馬力) | 加速性能を左右する基本指標。200ps以上あれば高速合流や追い越しも余裕。 | 数字だけで判断せず、車重とのバランスをチェック。 |
| 最大トルク | 発進〜中速域の力強さを決める数値。ディーゼルやターボはトルクが太く実用的。 | 街乗り中心ならトルク重視が快適。数値が大きいほど“踏まなくても進む”感覚に。 |
| 駆動方式 | 2WDよりも4WD(AWD)は加速時の安定性が高く、パワーを無駄なく伝える。 | 高出力SUVはAWDを選ぶと走行安定性が格段に向上。 |
| エンジン形式 | ターボ・ディーゼル・ハイブリッド・PHVなど多様。加速特性や燃費に差がある。 | 日常使い重視ならHV/PHEV、走り重視ならガソリンターボが後悔しにくい。 |
| 車重 | 軽いほど加速は有利。重いSUVはパワーがあっても俊敏さが落ちやすい。 | カタログ馬力だけでなく、車両重量も一緒に確認。 |
| 燃費と維持費 | 高出力SUVほど燃費・税金・タイヤ費が上がる傾向。 | 燃費重視モデル(PHEV・HV)を選ぶと総合満足度が高い。 |
| 走行モード | スポーツモード搭載車はアクセルレスポンスやシフト制御が鋭くなる。 | 普段はノーマル、走りたいときはスポーツモードを活用。 |
| 静粛性・快適性 | 速さと快適性の両立が重要。エンジン音や振動も比較ポイント。 | 加速性能だけでなく“静かに速い”車を選ぶと満足度が高い。 |
加速性能を比較する際は、最高出力(馬力)と最大トルク(Nm)、そして**車重(kg)**のバランスがカギ。
馬力が高くても重ければ速くない──逆に、軽量×高トルクなSUVは驚くほど俊敏です。
また、駆動方式(4WD/AWD)は加速時の安定性に直結します。
高出力SUVは前輪駆動よりもAWD(全輪駆動)が好ましく、滑りにくく無駄なく力を伝えます。
さらに、ハイブリッドやPHVのモーターアシストは、
0発進の加速力を劇的に引き上げる要素。
「静かに速いSUV」を求めるなら、電動化モデルが有力候補です。
加速が速いSUVランキングTOP10(0-100km/h加速タイム順)
| 順位 | 車種 | メーカー | 加速性能(0-100km/h) | 最高出力 | パワートレーン | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | BMW X3 M40i | BMW | 約4.8秒 | 387ps | 3.0L 直6ターボ+xDrive | 圧倒的な加速力と高級感。走りを楽しむための本格派SUV。 |
| 2位 | トヨタ RAV4 PHV | トヨタ | 約6.0秒 | 306ps | 2.5L PHV(4WD) | モーター加速が強烈。静かでスムーズに速い万能モデル。 |
| 3位 | トヨタ ハリアー 2.4ターボ | トヨタ | 約6.8秒 | 272ps | 2.4L ターボ+4WD | 余裕ある加速と高級感。日常でも使いやすいパワーSUV。 |
| 4位 | トヨタ クラウンクロスオーバー RS | トヨタ | 約6.8秒 | 272ps | 2.4L ターボ+HV | ハイブリッドターボの俊敏なレスポンス。静かで速い。 |
| 5位 | マツダ CX-60 3.3L ディーゼル | マツダ | 約7.1秒 | 254ps | 3.3L 直6ディーゼル+MHEV | トルク重視の力強い加速。高速安定性も抜群。 |
| 6位 | 三菱 アウトランダー PHEV | 三菱 | 約7.2秒 | 252ps | 2.4L PHV+ツインモーターAWD | モーターの瞬発力で滑らかな加速。燃費も優秀。 |
| 7位 | スバル フォレスター STI Sport | スバル | 約7.5秒 | 260ps | 1.8L 直噴ターボ+AWD | STI足回りで安定感抜群。パワーと操縦性を両立。 |
| 8位 | マツダ CX-5 2.5T | マツダ | 約7.7秒 | 230ps | 2.5L ガソリンターボ+AWD | トルクが太く、発進から力強い。上質な加速感。 |
| 9位 | 日産 エクストレイル e-POWER | 日産 | 約7.9秒 | 213ps | 1.5L VCターボ+モーター | モーター駆動でレスポンス鋭い。街乗りも快適。 |
| 10位 | ホンダ ZR-V e:HEV | ホンダ | 約8.1秒 | 184ps+モーター | 2.0L ハイブリッド | 街中でキビキビ走れる。燃費と加速のバランス良好。 |
🥇 1位:BMW X3 M40i

| BMW X3 M40i | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約4.8秒 |
| 最高出力 | 387ps |
| パワートレーン | 3.0L 直6ターボ+xDrive(AWD) |
| 価格帯 | 約880〜950万円 |
| 特徴 | 直列6気筒の滑らかな吹け上がりと爆発的な加速が魅力。SUVでありながらスポーツカー並みの動力性能を誇る。静粛性も高く、走る楽しさを重視する人に最適。 |
BMWが誇る3.0L直列6気筒ターボを搭載し、最高出力387psを発揮。
0-100km/h加速は約4.8秒という圧倒的な速さで、
SUVというよりスポーツセダンに近い加速フィールです。
xDrive(AWD)による安定感と、
直6特有の滑らかな吹け上がりが融合し、
街中から高速まで常にリニアで気持ちの良い走りを実現。
「静かに速い」「上品なのに刺激的」と口コミ評価も高く、
走りを妥協したくない人にとって“後悔しない高性能SUV”といえます。
🥈 2位:トヨタ RAV4 PHV

| トヨタ RAV4 PHV | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約6.0秒 |
| 最高出力 | 306ps |
| パワートレーン | 2.5L PHV(4WD) |
| 価格帯 | 約540〜640万円 |
| 特徴 | モーターアシストによる瞬時の加速が特徴。EV走行で静かに、スポーツモードでは爆発的な加速を実現。燃費性能も優れており、総合力の高さが光る。 |
トヨタのプラグインハイブリッドSUV。
モーターと2.5Lエンジンを組み合わせたシステム出力は306ps。
EVモードで静かに走り、必要に応じて瞬時にエンジンが介入し加速。
0-100km/h加速は6.0秒台とスポーツカー並みの実力。
それでいて燃費は優秀で、日常では電気だけで走ることも可能です。
「RAV4なのに速すぎる」「静かで上品」と評判が良く、
実用SUVでここまで走れるモデルは希少。
走りとエコの両立を求める人に最適です。
🥉 3位:トヨタ ハリアー 2.4ターボ

| トヨタ ハリアー 2.4ターボ | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約6.8秒 |
| 最高出力 | 272ps |
| パワートレーン | 2.4L 直4ターボ+4WD |
| 価格帯 | 約460〜550万円 |
| 特徴 | 高級感と走行性能を両立したSUV。2.4Lターボのトルクフルな加速が魅力で、日常から高速走行まで快適。静粛性の高さもトップクラス。 |
ハリアー伝統の上質感に、
新開発の2.4Lターボエンジンが加わった最新モデル。
272psの出力とAWD制御により、
従来のハリアーとは別次元の加速性能を実現しています。
発進からトルクが厚く、街乗りでも力強い印象。
高速道路での追い越しや坂道でも余裕たっぷりです。
口コミでは「燃費は落ちるが満足感が大きい」「静粛性も高い」と好評。
走りと高級感を両立した“後悔しない大人のSUV”。
4位:トヨタ クラウンクロスオーバー RS

| トヨタ クラウンクロスオーバー RS | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約6.8秒 |
| 最高出力 | 272ps |
| パワートレーン | 2.4L ターボ+ハイブリッド |
| 価格帯 | 約620〜720万円 |
| 特徴 | ハイブリッドとターボの融合で高出力と静粛性を両立。レスポンスが鋭く、上質な乗り味。高級SUVの新定番として注目を集める。 |
クラウンの名を冠したSUVで、
2.4Lターボ+ハイブリッドを組み合わせた“高出力HV”仕様。
システム出力272psを誇り、滑らかかつ鋭い加速が特徴です。
0-100km/h加速は約6.8秒。
電動ターボのようなレスポンスで、踏み込んだ瞬間に力強く伸びます。
「静かなのに一瞬で速い」「高級車らしい上品さ」との評価も高く、
走りと快適性を両立した“次世代クラウン”として人気上昇中です。
5位:マツダ CX-60 3.3L ディーゼル

| マツダ CX-60 3.3L ディーゼル | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約7.1秒 |
| 最高出力 | 254ps |
| パワートレーン | 3.3L 直6ディーゼル+MHEV |
| 価格帯 | 約470〜550万円 |
| 特徴 | 高トルクディーゼルによる力強い加速が魅力。長距離巡航時も静かで燃費効率も良好。上質な走りを求めるドライバーに人気。 |
直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッドを搭載し、
最大トルク550Nmという圧倒的な力を発揮。
0-100km/h加速は約7.1秒と軽快で、
高出力SUVに匹敵するトルク感を味わえます。
「静かで滑らか」「長距離でも疲れにくい」と評判。
高トルクのディーゼル特性が街中でも扱いやすく、
エコとパワーの両立を求める人にピッタリです。
6位:三菱 アウトランダー PHEV

| 三菱 アウトランダー PHEV | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約7.2秒 |
| 最高出力 | 252ps |
| パワートレーン | 2.4L PHV+ツインモーターAWD |
| 価格帯 | 約470〜590万円 |
| 特徴 | EV走行中心で静かに速い。ツインモーター制御による安定したトラクション性能が魅力。アウトドアや長距離ドライブにも最適。 |
ツインモーター4WDを採用し、EV走行中心のプラグインハイブリッドSUV。
最大252psのシステム出力を持ち、
発進加速は静かでスムーズ、トルクの太さは圧巻です。
「電気で走るSUVにしては速い」「安定感がすごい」と口コミ評価も上々。
特に雪道や悪路での安心感は高く、
静粛性・加速・実用性を兼ね備えた万能SUVとして人気です。
7位:スバル フォレスター STI Sport

| スバル フォレスター STI Sport | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約7.5秒 |
| 最高出力 | 260ps |
| パワートレーン | 1.8L 直噴ターボ+AWD |
| 価格帯 | 約380〜420万円 |
| 特徴 | STI専用チューニングにより走りがしなやか。ターボ特有のレスポンスと安定性が魅力で、悪路や雪道にも強い万能SUV。 |
スバル独自のAWD技術にSTI専用チューニングを施した特別仕様。
1.8Lターボながら260ps級の出力を発揮し、
コーナリングや加速時の安定感が際立ちます。
「走りがしなやか」「STIらしい安定性」と好評で、
特に雪道やワインディングロードで真価を発揮。
スポーティSUVを求めるユーザーに“後悔しない選択肢”です。
8位:マツダ CX-5 2.5T

| マツダ CX-5 2.5T | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約7.7秒 |
| 最高出力 | 230ps |
| パワートレーン | 2.5L ガソリンターボ+AWD |
| 価格帯 | 約360〜450万円 |
| 特徴 | トルク重視のターボエンジンで低速から力強い加速。デザイン性にも優れ、走りと美しさを両立したバランス型SUV。 |
2.5Lガソリンターボを搭載したマツダの定番SUV。
230psの出力とトルク重視の味付けにより、
街乗りでも発進時から力強さを感じます。
「デザインも走りも満足」「静かで上品」との声が多く、
踏み込むと力強く伸びる加速感が魅力。
走りの質感を求める人に最適な“王道SUV”です。
9位:日産 エクストレイル e-POWER

| 日産 エクストレイル e-POWER | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約7.9秒 |
| 最高出力 | 213ps |
| パワートレーン | 1.5L VCターボ+モーター(シリーズHV) |
| 価格帯 | 約360〜500万円 |
| 特徴 | モーター駆動によるスムーズな加速が魅力。静粛性が高く、街乗りでもパワフル。電動SUVとして完成度の高いモデル。 |
エンジンは発電専用、駆動はモーターという電動SUV。
213psのシステム出力を持ち、
モーター特有の瞬発的な加速が特徴です。
「アクセルを踏んだ瞬間にスッと出る」「静かで上質」と評判。
e-4ORCE(電動4WD)の制御で安定感も高く、
家族でも安心して速さを楽しめるSUVです。
10位:ホンダ ZR-V e:HEV

| ホンダ ZR-V e:HEV | |
|---|---|
| 加速性能(0-100km/h) | 約8.1秒 |
| 最高出力 | 184ps+モーター |
| パワートレーン | 2.0L ハイブリッド |
| 価格帯 | 約360〜430万円 |
| 特徴 | モーター主体の滑らかな走行が特徴。街乗りでは十分な加速力を発揮し、燃費も良好。上質な内装と扱いやすさが魅力。 |
2.0Lハイブリッド+モーターを組み合わせた新世代SUV。
モーター主体で走るため発進が非常にスムーズで、
街乗りでは軽快に加速します。
「静かで扱いやすい」「室内も高級感がある」と評価が高く、
コンパクトながら十分なトルクを感じられるモデルです。
燃費性能も優れており、日常使いに最適なバランス型SUV。
まとめ
加速が速いSUVは、単に「パワーがある」だけではなく、
モーターアシスト・トルク特性・駆動制御が緻密に作り込まれています。
特にRAV4 PHVやアウトランダーPHEVは、
「静かで速い」電動SUVとして非常にバランスが良く、
日常でもストレスなく扱えるのが強みです。
走りを優先するならBMW X3 M40i、
総合力で選ぶならRAV4 PHV、
コスパ重視ならCX-60やCX-5が後悔しない選択肢です。
SUV=遅いという常識はもう古い。
“速くて快適”なSUVを選ぶことで、毎日のドライブがもっと楽しくなります。 🚗













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