ハーレーダビッドソン Fat Boy 114 は、ロー&ワイドなスタイルと圧倒的な存在感を誇るクルーザーです。
ソフテイルフレームに Milwaukee-Eight 114 エンジンを搭載し、低速からの強烈なトルクで余裕ある走りを実現します。
一方で、車重や価格、維持費の高さから「後悔した」という声も少なくありません。この記事では、Fat Boy 114 の評判・評価を整理し、後悔しないためのポイントをまとめます。
ハーレーダビッドソン Fat Boy 114 のスペック
Fat Boy 114 は 1,868cc 空冷V型2気筒 Milwaukee-Eight 114 を搭載。
最大トルクは約155Nm/3,000rpmで、街乗りでも余裕のある走行性能を発揮します。
装備重量は約317kg、シート高は675mm。燃料タンク容量は18.9Lで、実燃費は約18km/L前後。
足回りは前240mm/後160mmという極太タイヤを採用し、独特のワイド&ローなシルエットを作り出しています。
オススメな人
- 圧倒的な存在感と迫力あるデザインを重視する人
- 低速からのトルクで余裕ある走りを楽しみたい人
- ゆったりと街乗りやクルージングをメインにしたい人
- ハーレー特有の重厚なフィーリングを所有感として評価できる人
- 維持費や車重の大きさを許容できる人
後悔するポイント
- 新車価格は約330万円前後と高額
- 車重が317kgと重く、取り回しに苦労する
- 燃費は国産車に比べて劣る
- 極太タイヤは好みが分かれ、ハンドリングにクセがある
- メンテナンスや保険料、消耗品交換費用も高くつく
壊れやすさ
- 電装系トラブル(バッテリーやヒューズ)は年式に関わらず発生しやすい
- 極太タイヤは摩耗が早く、交換コストが高い
- エンジン自体は非常に頑丈で、定期メンテナンスを怠らなければ大きな故障は少ない
- 純正部品・ディーラー整備を前提にすれば安心して長期保有できる
カスタムパーツ
- 快適性:ウインドシールド、ツーリングシート、グリップヒーター
- 積載:サドルバッグ、リアキャリア、ツアーパック
- 走行性能:社外マフラー、サスペンション交換、ハイパフォーマンスエアクリーナー
- スタイル:クロームパーツ、LEDライト、カスタムホイール
ライバル比較
口コミ
良い口コミ
- 「存在感が圧倒的で、停まっていても絵になる」
- 「低速から力強く、クルーズが楽しい」
- 「ハーレーらしい鼓動と所有感を満喫できる」
悪い口コミ
- 「重すぎて取り回しに苦労する」
- 「燃費や維持費が高く、コスパは低い」
- 「極太タイヤのハンドリングが独特で慣れが必要」
評価
中古市場
中古相場は250〜300万円前後。
ハーレーはリセールが高く、Fat Boy 114 も例外ではありません。
走行距離が短い車両は価格が落ちにくく、純正度の高い個体が人気。
メンテナンス履歴や保管環境の確認が重要です。
まとめ
ハーレーダビッドソン Fat Boy 114 は、圧倒的な存在感とロー&ワイドなスタイルで、唯一無二のアメリカンクルーザーです。
ただし、重量・維持費・価格の高さから、実用性を重視する人には「後悔した」という評判もあります。
後悔回避策は、①試乗で取り回しと極太タイヤのハンドリングを確認、②維持費をシミュレーション、③必要に応じてカスタムで快適性を補うこと。
これらを意識すれば、Fat Boy 114 は“所有する喜び”を最大限に味わえるバイクとなるでしょう。
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