【知らないと後悔】スズキ レッツIIは後悔する?評判・評価まとめ|軽量コンパクト原付の定番モデル【2025年版】

【知らないと後悔】スズキ レッツIIは後悔する?評判・評価まとめ|軽量コンパクト原付の定番モデル【2025年版】 バイク
【知らないと後悔】スズキ レッツIIは後悔する?評判・評価まとめ|軽量コンパクト原付の定番モデル【2025年版】

スズキ レッツIIは、1990年代後半から2000年代にかけて発売された2ストローク50ccスクーターで、軽快な走りと手頃な価格で人気を集めたモデルです。シンプルな装備と軽量な車体、そして2ストらしいパンチのある加速感が特徴で、当時の原付ライダーから高い評判を得ていました。

一方、現代の基準からすると燃費や環境性能、装備面での物足りなさが目立ち、購入後に「思ったより古さが気になる」と後悔する人も少なくありません。この記事では、レッツIIのスペックや魅力、後悔するポイント、壊れやすさ、ライバル比較、口コミ評価を整理し、まとめとして後悔を防ぐためのチェックポイントを提示します。


レッツIIのスペック

項目数値・内容(参考)
実測燃費25〜40 km/L(2スト特性・整備/走り方で変動)
カタログ燃費当時表記に差あり(実測ベースで評価が無難)
排気量/形式49cc/空冷2ストローク単気筒(CVT)
最高出力(参考)〜6.8 PS(年式・仕様差あり)
装備重量約70kg台(軽量ボディ)
ブレーキ前後ドラム(仕様により前ディスク設定期あり)
装備メットイン(小〜中)/アナログメーター/12V電装
新車時価格—(生産終了。中古相場は下表参照)

レッツIIは空冷2ストローク単気筒49ccエンジンを搭載し、当時の原付スクーターらしいキビキビとした加速性能を発揮します。最高出力は約6.8PSと、4スト50ccに比べてパワフルで、信号スタートや街中での加速は軽快そのものです。

装備重量は約70kg台と軽量で、取り回しが容易。足つき性も良く、小柄なライダーや女性からも扱いやすいと評判でした。燃費は実測で25〜40km/L程度と、4ストに比べると劣りますが、2ストらしいフィーリングを楽しむなら十分といえるでしょう。


オススメな人

タイプ理由(評判・評価の傾向)
2ストの加速を楽しみたい信号ダッシュが軽快で“走りの楽しさ”の評判が良いです。
軽さ重視の街乗り派取り回しが楽で駐輪も苦にならず評価が安定します。
低予算のセカンドバイク中古価格が控えめでコスパ重視でも後悔しにくいです。
旧車メンテに前向き消耗品更新を楽しめる人は満足度が高く評価が上がります。
  • 2ストの走りを楽しみたい人
    軽快な加速と独特のフィーリングを評価するライダーに向いています。
  • 軽量コンパクトな原付を求める人
    取り回しやすさが魅力で、街中の移動や駐輪のしやすさで後悔が少ないです。
  • 安価に入手したい人
    中古市場では比較的安く手に入るため、コスト重視派におすすめ。
  • セカンドバイクとして原付が欲しい人
    日常のちょっとした移動や買い物に最適です。

後悔するポイント

ポイント回避策・チェック観点(まとめ)
燃費と白煙・におい2スト特性の理解と良質オイル採用。静粛・燃費重視なら4ストを検討。
装備の古さUSB/LED等は後付け前提で総額試算。装備期待のミスマッチに注意です。
年式相応の初期整備駆動・燃料・電装・足回りの更新を予算化し、購入後の後悔を防止します。
長距離適性の限界短距離特化と割り切る。遠出用途は上位排気量で評価が安定します。
  • 燃費と排気の個性:白煙や排ガスのにおいは2スト特有で、人によっては後悔につながります。
  • 装備の古さ:メットイン容量やUSB電源など現代的な利便装備がなく、日常利用で不便さを感じやすいです。
  • 年式の古さによる不安:中古車しか存在せず、整備歴が不明な個体はトラブルの原因になります。
  • 長距離走行には不向き:短距離や街乗り専用と割り切らないと評価が下がりやすいです。

壊れやすさ

部位症状/傾向対策目安費用
キャブ/燃料系放置で詰まり・始動不良分解清掃・ジェット/ホース更新5千〜1.5万円
駆動系(Vベルト/WR/クラッチ)摩耗で発進ダルさ・振動距離管理で計画交換1.5〜3万円
ブレーキ/足回りシュー摩耗・サス抜けシュー/パッド・ショック更新1〜3万円
電装(バッテリー/配線)接触不良・発電不安定端子清掃・導通改善・良品採用7千〜2万円
  • キャブレター詰まり:長期間放置車両では定番。始動不良やアイドリング不安定の原因。
  • 駆動系消耗:Vベルトやウェイトローラーの摩耗で加速が鈍くなります。
  • サスペンションへたり:古い個体では乗り心地が硬くなりがち。
  • 電装系トラブル:ハーネスや点火系の劣化による不具合が出やすい。

カスタムパーツ

カテゴリ内容目安価格効果/評価
安全/実用タイヤ刷新/高性能ブレーキシュー1万〜3万円“止まる・曲がる”が改善し、後悔が減ります。
駆動リフレッシュVベルト/WR/クラッチの更新1.5〜3万円出足のキレ復活で評判が向上します。
電装/快適USB電源/LED灯体(配光・法規に注意)5千〜1.5万円日常の利便性が上がり評価が安定します。
外観/軽快化軽量ミラー/グリップ/小型スクリーン3千〜1万円雰囲気と扱いやすさを両立できます。
  • 駆動系リフレッシュキット(ベルト・WR・クラッチ)
  • スポーツマフラー(排気音とパワーを強化。ただし整備不良扱いに注意)
  • 社外ショック(乗り心地と安定性改善)
  • LEDライト・USB電源追加(利便性アップ)

ライバル比較

項目\車種レッツII(Suzuki/2スト)JOG(Yamaha/2スト期)ライブディオ(Honda/2スト期)現行4スト50(参考)
取り回し/軽さ★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★★☆
発進〜中速の加速★★★★☆★★★★★★★★★★★★★☆☆
燃費/静粛性★★☆☆☆★★☆☆☆★★☆☆☆★★★★★
装備/快適性★★★☆☆(後付けで補完)★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆
総評軽さ×価格で選びやすい。整備前提なら評価良好2スト定番で情報豊富スポーティ志向が強い実用・静粛・燃費で優勢
  • ヤマハ JOG(2スト期):同時代の定番。軽快さと部品供給面で有利。
  • ホンダ ライブディオZX:よりスポーティで加速感に優れる。盗難率の高さがネック。
  • 現行4スト50cc(レッツ・タクト・ジョグ等):燃費・静粛性は圧倒的に優れるが、2ストの走りは味わえない。

口コミ

良い口コミ悪い口コミ
軽くて駐輪が楽。
出足が良くて街中が気持ちいい。
中古が安くコスパが良い。
シンプルで扱いやすい。
燃費と白煙・においが気になる。
古さゆえの整備箇所が多い。
装備が物足りず快適性が低い。
長距離は疲れやすい。

良い口コミ
・軽くて取り回しやすいので駐輪が楽。
・2ストらしい加速感が気持ちよく、街乗りが楽しい。
・中古が安いのでコスパが高い。

悪い口コミ
・燃費と白煙が気になる。
・古い車両なので壊れる箇所が多い。
・装備が少なく、快適性に欠ける。


評価

項目コメント
加速性能★★★★☆2ストらしい元気さで評判が良いです。
燃費★★☆☆☆現代基準では不利で、後悔を招きやすいです。
装備/快適★★☆☆☆必要最低限。後付けで補うのが前提です。
整備性/維持★★★☆☆消耗中心。計画整備で評価が安定します。
コスパ(総合)★★★★☆中古価格が手頃で“まとめ”として満足度が高いです。
  • 加速性能:★★★★☆(2ストの魅力)
  • 燃費:★★☆☆☆(4ストに劣る)
  • 快適装備:★★☆☆☆(シンプルすぎる)
  • 整備性/維持:★★★☆☆(部品はまだあるが要工夫)
  • コスパ:★★★★☆(中古価格は安い)

中古市場

状態/年式帯走行距離目安相場目安狙い目ポイント注意点
整備済み良好個体〜1.5万km8〜15万円駆動/燃料/電装更新・記録・保証総額で見ると後悔が少なく評価も安定
現状販売・要整備不明〜多走行5〜10万円外装より機関重視・部品調達可否初期整備で高くつく“後悔パターン”に注意

現在は生産終了から年数が経過しており、状態の良い個体は少なくなっています。中古相場は5〜15万円前後が中心。外装の綺麗さや走行距離よりも、駆動系・燃料系・電装系の整備履歴が重要です。現状販売車は安くても整備代がかさみ、後悔につながりやすいので注意が必要です。


まとめ

スズキ レッツIIは、軽量コンパクト×2ストの加速感が魅力のスクーターです。現代基準では燃費や装備面で物足りなさがあり、日常の快適さを重視する人には後悔が出やすいですが、「安価に入手できる原付」「セカンドバイク」「2ストの加速感を楽しみたい」という目的がはっきりしていれば、評判どおり楽しめる一台です。

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