SNSやVlogの投稿を始めたくて、手軽に使えるカメラを探していた僕。最終的に選んだのがLUMIX G100Dでした。理由は「軽さ」「簡単操作」「動画・音声にも強そう」なスペック。数ヶ月使ってみて感じた、初心者だからこそ知っておきたい“本当に便利な点”と“ちょっと気になる点”を、実体験を交えながら正直にレビューします。
購入の決め手・選んだ理由
• 約346gの超軽量設計で旅行や街歩きに最適
• 4K動画対応、しかもOZO Audioで音声にも対応
• **EVF（電子ビューファインダー）**を使いたかった
• バリアングル液晶で自撮りがしやすい
• マイクロフォーサーズでレンズ資産が豊富
「とにかく気軽に、でも見栄えよく撮りたい」初心者にぴったりの選択でした。
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実際に使って感じたメリット
軽くて疲れにくく、毎日持ち出したくなる
ボディ＋12‑32mmキットレンズでも非常に軽く、「カメラ重いから今日はやめようかな…」がほぼありませんでした。バッグへすっと収まるので、気づけば散歩にも撮影にも連れ出していました。
写真も動画もうまくまとめて撮れる万能型
20MPセンサーと4K/30p（FHD 60p）に加えて、OZO Audioのマイクアレイ搭載で動画撮影も安心。録音モードを自動切り替えできるので、カフェや街中でも「音がクリアだな」と感じました。直感的な操作でVlogにも自然に使えます。
EVF・バリアングル液晶が便利すぎ
見やすいOLED EVF（約236万ドット）と自由に動くバリアングル液晶のおかげで、明るい日差し下でも構図を確認しやすいです。屋外での自撮りやローアングル撮影も快適でした。
発色や画質も予想以上に満足
特に花や風景写真の色の再現性が素晴らしく、色味が自然で美しいと感じました。ISO感度を上げても画質の低下が少なく、撮れてからの失望が少ないカメラです。特に他機種ユーザーからも「G9より良い」と評されるほど高評価です。
使用してわかったマイナス面・初心者が気になる懸念点
本体内手ブレ補正が非搭載
G100DにはIBISがなく、電子手ブレ補正（EIS）頼りの設計です。歩きながら動画を撮影するとブレが目立つため、三脚やジンバルの併用が必要になるケースもありました。写真でも暗所では慎重に構えないとブレやすい印象です。
操作系がコンパクトゆえやや窮屈
ボディが小型なため、後部のボタンやダイヤルが密集しており、操作に慣れるまで誤操作しやすい印象でした。また、手が大きい方にはグリップが浅く感じられるかもしれません。
長時間動画では音や熱に注意
動画撮影時、風の影響を受けやすく内蔵マイクがノイズを拾いやすい印象でした。また連続録画では録画時間制限や発熱による停止も報告されており、長時間動画用途には対策が必要です。
連写速度やAFはアクション向きではない
最高**約6fps（AF時5fps）**と連写性能は控えめ。動きの速い子どもやスポーツ撮影には不向きに感じました。AFもコントラスト式のため、素早い被写体移動には多少もたつくことがあります。
初心者が気になりそうなポイントと実際どうだったか
| 気になる点 | 実際の使用感 |
|---|---|
| 手ブレしない？ | 静止写真や三脚使用でOK。動画や歩き撮りには工夫が必要 |
| 操作は簡単？ | メニューは直感的、自撮りも楽。ただしコンパクトな操作系には慣れが必要 |
| 色は綺麗？ | 花や風景の発色が自然で非常に満足。特に明るい場面での描写がきれい |
| 音声は？ | 室内では十分。屋外では風切り音対策や外部マイクの併用がおすすめ |
| 軽い・小さいは良い？ | 携帯性は最高。操作系がやや窮屈に感じる場面もあるが慣れでカバー可能 |
他に比較されやすいカメラ｜G100Dと迷うのはこんな機種
G100Dは、PanasonicがVlog用途を意識して設計した軽量ミラーレス。
自撮り対応のバリアングルモニターや高性能マイク、コンパクトさが魅力ですが、同じく「動画向け・初心者向け・軽量」を求める人は、以下のカメラともよく迷います。
| モデル名 | 主な特徴 | G100Dとの違い・おすすめポイント |
|---|---|---|
| Sony ZV-E10 | APS-C / 超軽量 / Vlog特化 / 高速AF | G100Dよりセンサーが大きく、背景ボケが得意。AFの追従性能も高く、初心者でも失敗が少ない |
| Canon EOS R50 | APS-C / 軽量 / フラッシュ搭載 | スチルと動画の両立を重視するならR50が強い。操作も直感的で扱いやすい |
| Nikon Z 30 | APS-C / モニター・マイク対応 / 軽量 | G100D同様にVlog向け設計。内蔵手ブレ補正はないが、Zマウントの今後に期待できる |
| Olympus PEN E-P7 | MFT / コンパクト / レトロデザイン | 画質や色表現はG100Dと同等。レトロな見た目と軽快な操作感が魅力だが、動画性能ではやや控えめ |
| Sony ZV-1 II | 1インチセンサー / コンデジ / ズーム付き | レンズ交換はできないが、超軽量でAF性能が高く、手軽に高画質動画を撮りたい人に人気 |
G100Dは**「コンパクトさ」「音声性能」「手頃な価格」**を重視する人に刺さる機種ですが、
「背景ボケ」「AF性能」「拡張性」ではZV-E10やEOS R50に軍配が上がる面もあります。
用途がVlog・旅行中心ならG100Dは非常に使い勝手がよく、初めてのVlogカメラとして失敗の少ない選択肢と言えるでしょう。
→→EOS R50 vs Z fc vs G100D vs α6400の比較記事はこちらを確認
総評：初心者におすすめだけど用途を選ぶカメラ
LUMIX G100Dは「軽くて画質がいい」「4K動画も撮れて音声も対応」「EVF＆バリアングル液晶で扱いやすい」という点で、旅行やスナップ、自撮りにも安心して使えるカメラです。
ただし、手ブレ補正の非搭載・動画の安定性・操作性においては工夫や追加機材が求められる場合もあります。予備バッテリーやミニ三脚、もし外付けマイクを加えればさらに安心して使えます。
✅ 最後に：こんな方には特におすすめ
• 軽くて持ち歩きやすい旅行カメラが欲しい
• 写真と簡単な動画（Vlog）を両方楽しみたい
• 音質にもこだわりたいけど機材は最小限にしたい
• 初心者でも直感的に撮りたい！
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