【2025年版】400cc単気筒バイクおすすめ10選|鼓動・デザイン・所有感を重視するライダーへ

400cc

はじめに:単気筒400ccという“ちょうどよさ”

「速さより、味。」

そんなバイクの楽しみ方を求めるライダーにこそ、400cc単気筒エンジン搭載バイクは最適です。

単気筒の魅力は、鼓動感・低速トルク・シンプル構造による整備性。

そこに、400ccという排気量の余裕が加われば、街乗りから高速道路・長距離ツーリングまで対応可能な万能さを手に入れられます。

この記事では、新車購入可能な現行モデルから、流通豊富な中古モデルまで、今おすすめできる400cc単気筒バイク10台をカテゴリ別に紹介します。

【クラシック・ネオレトロ系】鼓動と造形を楽しむ“所有感バイク”

1. ホンダ GB350

ホンダGB350は、近年のバイク市場における“クラシック回帰”の流れを代表する一台です。

2021年に登場した本モデルは、**「鼓動感」「クラシックな外観」「現代的な安心装備」**という3つの要素をバランスよく融合させています。

エンジンは空冷単気筒で、トルク重視のロングストローク設計。

そのため、低速域からスムーズで力強く、回転を上げなくても余裕のある走りが楽しめます。

マフラーからは、ドコドコと心地よい排気音が響き、単気筒ならではの**“鼓動を感じる走り”**を実感できます。

また、外観の造形にもこだわりが詰まっており、丸型ヘッドライト、クラシックなタンクライン、メッキパーツのアクセントが所有欲を刺激します。

それでいて、**燃費性能は40km/L超え(実測でも30km/L台後半)**と非常に優秀で、街乗りもツーリングも経済的にこなせます。

項目内容
新車価格約56万円
排気量348cc
重量約180kg
特徴鼓動感・燃費・所有感◎

こんな人におすすめ:ゆったり走りたい人、単気筒の鼓動感に魅了されたい人、レトロバイクの入門として安心して乗りたい人

2. ヤマハ SR400

1978年の登場から40年以上の歴史を持ち、2021年に惜しまれつつ生産終了となった伝説的な単気筒バイクがSR400です。

単気筒バイクの魅力を凝縮したような存在であり、多くのライダーにとって“人生最初の相棒”や“長年連れ添った一台”として記憶されています。

SR400最大の特徴は、キックスタート専用であること。

セルボタン一発始動とは異なり、エンジンを始動するにもコツと慣れが必要です。

その“儀式”こそが、バイクとの一体感やメカとの対話を生み出し、SRの魅力になっています。

エンジンは空冷OHC単気筒で、走りは素朴ながらも芯のある鼓動感があり、流すように走ると気持ち良さが際立ちます。

また、SRはカスタムベースとしても有名で、カフェレーサー・チョッパー・ボバーなど無限のスタイルが楽しめるのも人気の理由です。

項目内容
中古価格約40〜70万円
排気量399cc
重量約175kg
特徴キックスタート・鼓動◎・整備性◎

こんな人におすすめ:クラシックスタイルにこだわりたい人、バイクと“付き合う”ことが好きな人、世界に一台のカスタムを作りたい人

3. ホンダ CB400SS

CB400SSは、ホンダが2001年から販売していた空冷単気筒モデルで、SR400の対抗馬として登場しました。

一見するとSRに似たスタイルですが、セルスタートを採用し、誰でも気軽に乗れる親しみやすさが魅力のモデルです。

鼓動感はSRほど強くはありませんが、その分振動も少なく、日常での扱いやすさが段違いです。

また、シート高が程よく、足つき性も良好。クラッチも軽く、女性ライダーや初心者ライダーでも安心して扱える400cc単気筒といえます。

燃費も優秀で、街乗り〜近距離ツーリングなら必要十分。

外観は無駄のないクラシックなスタイルで、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出しています。

項目内容
中古価格約35〜55万円
排気量397cc
重量約158kg
特徴鼓動マイルド・セル有・万人向け

こんな人におすすめ:クラシックが好きだが扱いやすさも欲しい人、キックは不安だがSRの雰囲気は好きな人、通勤でも使える落ち着いた一台が欲しい人

4. スズキ テンプター

テンプターは、スズキがかつて販売していたクラシックな単気筒モデルで、SRとはまた違った“艶っぽさ”を持つ一台です。

最大の特徴は、丸みを帯びたフューエルタンクと程よいメッキパーツ、シンプルなフレーム構造による美しいシルエット。

その完成された見た目に惚れ込むファンも多く、近年中古市場で再評価が進んでいます。

エンジンは空冷単気筒で、扱いやすさと鼓動感のバランスが絶妙。

SRよりも柔らかく、CB400SSよりは個性が強い、そんな絶妙な立ち位置のバイクです。

実は海外にも根強いファンがおり、希少性を含めて“ツウ好みの一台”として知られています。

項目内容
中古価格約35〜55万円
排気量400cc
重量約168kg(モデルにより異なる)
特徴クラシック・鼓動・希少性高め

こんな人におすすめ:人と被りたくない人、SRよりも控えめで上品なクラシックを探している人、隠れた名車に乗りたい人

5. ロイヤルエンフィールド メテオ350

メテオ350は、インドの老舗ブランド「ロイヤルエンフィールド」が手がける空冷単気筒ツアラー。

一見すると大型バイクに見える迫力のスタイルながら、実は400cc未満という扱いやすい排気量で、免許区分も中型。

鼓動感に優れたエンジンは、低速域でも滑らかに粘り、長距離走行でも疲れにくい設計です。

加えて、クルーザーらしい広く低いシートポジションや、フロントスクリーン、サドルバッグの装着性など、旅バイクとして非常に優秀。

日本ではまだ知名度が低いものの、ヨーロッパ・東南アジアではすでに定番化している実力派バイクです。

項目内容
新車価格約59万円
排気量349cc
重量約191kg
特徴クルーザー・鼓動・欧州的スタイル

こんな人におすすめ:クラシッククルーザーが欲しい人、国産では満足できない人、鼓動と旅を両立したい人

【スポーツ・ストリート系】単気筒でも“走り”を楽しみたい人に

6. ヤマハ SRX400

SRX400は、SR400の兄弟車のように思われがちですが、その成り立ちは明確に異なり、“走る楽しさ”を重視したスポーツ志向の単気筒モデルです。

1985年に登場し、当時としては非常にモダンでコンパクトなスタイリングが話題に。

今見ても古さを感じさせないデザインと、軽量な車体は、リターンライダーから若い世代まで幅広く刺さるポテンシャルを持っています。

エンジンは空冷単気筒で、SRと同系統ながら回転の上昇がスムーズ。

車体も軽量(約170kg)かつ細身で、ワインディングでも扱いやすく、操る楽しさをしっかり感じられる一台です。

ただし、キックスタート専用なので、初心者にはややハードルがあるかもしれません。

その分、乗り手との距離が近く、“乗ってる感”や“バイクとの一体感”をより強く味わえる点は、SRXならではの魅力です。

項目内容
中古価格約30〜55万円
排気量399cc
重量約170kg
特徴スポーティ・鼓動あり・キック始動

こんな人におすすめ:SRじゃ物足りない/キックでも軽快に走りたい/ワインディングを攻める単気筒が欲しい

7. ホンダ XR400モタード

XR400モタードは、ホンダの名作オフロード「XR400R」をベースに、オンロードタイヤ・17インチホイールを装着してストリート仕様に仕立てたモデルです。

見た目はスリムでコンパクトながら、実際に走ると250ccとは比較にならないトルク感とレスポンスの良さに驚かされます。

空冷単気筒エンジンはキック始動で、低回転からグイッと前に出る力強さがあり、発進加速やコーナー脱出時に非常に快感を得やすいのが特徴。

高回転をガンガン回すタイプではなく、中低速域でのパンチが強く、街乗りや峠での軽快なスポーツライディングに最適です。

また、XR系の信頼性の高さもあり、メンテナンスも自分で行える構造。

タフで、オフでもオンでも走れるまさに“道を選ばない”一台です。

項目内容
中古価格約45〜65万円
排気量397cc
重量約141kg
特徴軽量・トルク重視・街乗り&ダート

こんな人におすすめ:軽くてトルクのある単気筒を探している人/ストリートでも遊びたい人/オフ系の信頼性を求める人

8. KTM RC390

KTM RC390は、単気筒スポーツバイクの頂点を狙って作られた本格派フルカウルマシンです。

見た目は完全に“レーサー”。しかしその本質は、徹底した軽量化と高剛性のシャーシ、優れた足回りと電子制御装備にあります。

排気量は373ccで、単気筒ながら44馬力オーバーの高出力を実現。

ABS、スリッパークラッチ、ライドバイワイヤなど、このクラスでは異例とも言える豪華装備を搭載し、峠道やサーキット走行でもポテンシャルを発揮します。

その一方で、街中ではトルク感も強く、単気筒らしい軽快な走行性能も感じられ、通勤やショートツーリングでも十分に使えるバイクです。

「見た目も性能も妥協したくない」という人にこそ、選んで欲しいモデルです。

項目内容
新車価格約80万円
排気量373cc
重量約172kg
特徴高性能単気筒・豪華装備・フルカウルスポーツ

こんな人におすすめ:本格スポーツを体験したい人/フルカウル派/国産車では満足できない人

9. BMW G310R

BMW G310Rは、ドイツの名門BMW Motorradが手掛けた小排気量×高品質な単気筒ネイキッドバイク。

インド生産ながらも品質はBMW基準で管理されており、各部の造りやフィーリングの良さが際立ちます。

エンジンは313ccの水冷単気筒で、振動が少なくスムーズな特性。

街中ではとにかく乗りやすく、クラッチ操作やハンドルの取り回しなど、“扱いやすさ”に全振りしたようなフィーリングが印象的です。

ABS標準、倒立フォーク、LEDヘッドライトなど、装備面も非常に充実しており、初心者やリターンライダーでも安心して選べます。

「BMWに乗っている」という満足感と所有欲も高く、コストパフォーマンスも良好。

項目内容
新車価格約68万円
排気量313cc
重量約158kg
特徴安定性・操作性・欧州品質の単気筒

こんな人におすすめ:信頼性重視/通勤・街乗りでもオシャレに乗りたい/はじめての外車を選びたい人

【クラシックオフロード系】未舗装路もOK、“走る道を選ばない”タフな相棒

10. ホンダ XL400R

1980年代、ホンダがリリースした空冷単気筒のトレールバイク「XL400R」は、クラシックなオフロードバイクの原点ともいえる存在です。

XRシリーズのようなレーサーレプリカではなく、ツーリング・通勤・林道探検すべてに対応できる万能型として開発されました。

搭載されているエンジンは空冷OHC単気筒で、非常にタフかつ信頼性が高く、現在でもメンテナンス性がよくパーツ供給もある程度確保されています。

出力は控えめながら、低速トルクは十分。特にダートや砂利道などの悪路では、車体の軽さと柔らかめのサスペンションが相まって抜群の走破性を発揮します。

また、外観は無駄を削ぎ落とした無骨なスタイル。

赤・白・黒などのカラーリングは今見ても新鮮で、いかにも“昔ながらのオフ車”という雰囲気がバイク好きの心をくすぐります。

中古車市場では個体数は減ってきているものの、状態が良い車両は根強い人気があり、値崩れも少ない印象です。

項目内容
中古価格約35〜50万円
排気量397cc
重量約145kg
特徴林道・ツーリング・整備性◎・クラシックオフの名車

こんな人におすすめ:クラシックなオフロード車に乗りたい人/自分で整備して乗り続けたい人/走る道を選ばず使い倒せるバイクを求める人

まとめ:400cc単気筒は“大人の趣味バイク”だ

バイク名排気量カテゴリ特徴
ホンダ GB350348ccクラシック鼓動感・燃費・街乗りツーリング両立
ヤマハ SR400399ccクラシックキック始動・鼓動・カスタム人気
ホンダ CB400SS397ccクラシック扱いやすく万人向け・鼓動控えめ
スズキ テンプター400ccクラシック希少・艶やかな見た目・落ち着いた鼓動
メテオ350349ccクルーザー鼓動・旅バイク・欧州風
ヤマハ SRX400399ccスポーツ軽量・キック・ワインディング向け
ホンダ XR400モタード397ccモタード軽量・中速トルク・街乗り&ダート
KTM RC390373ccスポーツ高出力・電子制御・サーキット対応
BMW G310R313ccストリート欧州品質・通勤快適・初心者向け
ホンダ XL400R397ccオフロード林道向き・タフ・クラシックオフ

400cc単気筒バイクは、250ccよりも余裕があり、600cc以上よりも扱いやすく、そして多気筒にはない“鼓動感”や“存在感”を味わえる貴重なジャンルです。

クラシック系、スポーツ系、ストリート、ツーリング、モタード、オフロードまで、選択肢は多彩。

それぞれのバイクに明確な個性があり、ライダーのスタイルに合った一台を見つける楽しみがあります。

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